応家の人々



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    初公開日(参考)1961年01月
    分類

    長編小説

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    応家の人々 (徳間文庫)

    1982年08月01日 応家の人々 (徳間文庫)

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    応家の人々の総合評価:7.00/10点レビュー 4件。-ランク


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    No.4:
    (5pt)

    見事な台湾の情景描写

    当時の台湾の情景描写が見事で惚れ惚れしました。
    応家の人々 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:応家の人々 (徳間文庫)より
    4195673399
    No.3:
    (3pt)

    日本統治下の台湾の人々や風物のスケッチ。日本文学と植民地の関係を考えるきっかけに

    この本を書店で手にとるまで、私は日影丈吉という作家の名前も知らなかったし、ミステリを殆ど読まないので(限られた余暇のなかで、ミステリまで手を広げる余裕がない)、読書計画にも入れていなかった。しかし、文庫本の帯に「松浦寿輝 解説」とあったので、ついつい興味を惹かれて読み始めた。松浦寿輝に関していえば、最近でこそあまり手に取っていないが、「花腐し」(講談社文庫)から「不可能」(講談社)までは、わりと一所懸命読んでいたからである。

    日影丈吉は、1908年生まれ、1991年没。1943年、近衛捜索連隊として台湾に駐屯、そのまま終戦を迎えたという。この作品の単行本は、1961年5月に、東都書房から出版された。松浦寿輝の解説によれば、日影丈吉の多くの作品がミステリというジャンルに属している。そして、その小説世界は、大人の風格をまとっており、彼の文章は静謐かつ上品で、そのような文章に価値を認める読者は、そう多くはないが、一定数いるはずだ。

    このミステリは、と書き始めたいところであるが、私はミステリの出来はあまりよくわからないし、謎解きの箇所は全く感銘を受けなかった(この点は、ミステリを熱心に読んでいる読者の方の感想を読んでみたい)。それよりも、この本は、日本統治下にあった、昭和14年頃の台湾の人々や風物のスケッチとして読むことができた。例えば、纏足の老婦人が出てくるシーンがあり、「台湾ではもう、よほど高齢の良家の人でないと、纏足は見られなくなった」というさりげない一文があるが、昭和14年当時は、この習俗は途絶えつつあるが、まだ残っていた時代だったということに気づかされた。また、かつて日本が植民地を有していたということは、なにがしか日本文学に影響を与えている、そうした発見があった。

    そのように、往時の台湾のことを知り、日本文学と植民地の関係を考えるきっかけにはなったが、さらに、ところどころ感嘆する美しい文章に出会ったが、ただ、全体としては、あまり面白みが感じられなかった。残念ながら、私は、日影丈吉の作品に魅力を感じる文学的感性を持ち合わせていないようである。また、文章中に使われている漢語や漢字が難しく、ルビをもっと増やせば読みやすいのにとも思った。「標準点」としての☆3つと評価した。これは、私の書いた16番目のレビューである。2021年3月8日読了。
    応家の人々 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:応家の人々 (徳間文庫)より
    4195673399
    No.2:
    (3pt)

    台湾の犯罪

     1961年に東都書房から出た単行本の文庫化。
     戦前の台湾を舞台とした長篇ミステリである。なかなか複雑な事件で、地元の因習、台湾の風俗、日本人と現地人との関係、食文化などもストーリーに盛り込まれていて興味深い。
     しかし、著者の代表作とされる一冊なのだが、こんなものかという軽い失望感もある。もう少しプロットをどうにかできなかったものか。
     飄々とした主人公は面白い。
    応家の人々 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:応家の人々 (徳間文庫)より
    4195673399
    No.1:
    (3pt)

    台湾の犯罪

    1961年に東都書房から出た単行本の文庫化。
     戦前の台湾を舞台とした長篇ミステリである。なかなか複雑な事件で、地元の因習、台湾の風俗、日本人と現地人との関係、食文化などもストーリーに盛り込まれていて興味深い。
     しかし、著者の代表作とされる一冊なのだが、こんなものかという軽い失望感もある。もう少しプロットをどうにかできなかったものか。
     飄々とした主人公は面白い。
    応家の人々 (1961年) (Toto Mystery)Amazon書評・レビュー:応家の人々 (1961年) (Toto Mystery)より
    B000JANFV2



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