狐の鶏
- 日本推理作家協会賞受賞 (110)
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日影丈吉は宝石からデビューした作家の中でも異色な存在だったと言えるだろう。「かむなぎうた」入選で乱歩に賞賛された経緯で既に齢40を過ぎている、遅咲きのデビューであるが実はそれ以前にフランスへ遊学していた時期があった。影響は作風にも強く現れ日影独特の世界観と妖美な幻想世界を裏打ちし、また多くの熱狂的ファンを獲得してきた。本品はP500超のやや厚めの文庫本として構成され全16作品はどれも珠玉の名作揃いであり、日影の短編集としては申し分ない出来栄えと言っていい。中でも幻想ミステリー作品列座の中で、敢えて「吉備津の釜」を収録したのは素晴らしい。他の作品と比較すると一風変わっているが筋書きの秀逸さでは一線を画している。是非一読して頂きたい作品ではある。 かむなぎうた 狐の鶏 奇妙な隊商 東天紅 飾燈 鵺の来歴 旅愁 吉備津の釜 月夜蟹 ねずみ 猫の泉 写真仲間 饅頭軍談 王とのつきあい 粉屋の猫 吸血鬼 | ||||
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