(短編集)
日影丈吉全集〈1〉
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「見なれぬ顔」☆3つ 「真赤な子犬」☆3つ 「内部の真実」☆4つ 「非常階段」☆4つ 「応家の人々」☆4つ 上記5長編を収録。いずれも面白いですが、初期の作品ということで、多少出来に差があるように思いました。それと、この著者の場合は推理小説としての興趣よりもその独特の作品世界を味わうのが至当と思われますがどうでしょうか。勿論、推理小説としても良く出来ています。会報に初出時の批評が載っておりますが、当時から賛否両論、毀誉褒貶があったことが伺えて興味深かったです。 著者が実際に出征していた台湾ものですが、現代日本では難しい漢字表記が多く、人なのか物なのか場所なのかそれ以外なのかが判りにくく、出来れば全ての漢字にルビをふったり、脚注をつけてもらいたかったです。それ以外は不満はあまりなく、当時の台湾の状況など興味深く楽しめました。また、当時の現在日本を舞台にした作品も、私も朧げながらに覚えている昭和の雰囲気が横溢していて、微かに郷愁を感じ、楽しめました。 これから全集を一巻ずつ読んでいく予定ですが、今からわくわくしています。機会があったら皆さんも是非読んでもらいたいですね。 | ||||
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