(短編集)
日影丈吉全集第8巻
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単行本未収録の中篇、短篇を集成した全集第8巻。 解説によると、一部の作品は単行本に掲載された物もあり、更には今後単行本未収録の作品が発表される可能性もあるという事で、必ずしも字義通り単行本未収録作品を網羅した物ではないそうです。 作品も初期の習作から晩年の失敗作まで、玉石混交の出来の物が60篇くらい収録されていて、大き目の版型で上下二段組み900ページ分の分量があるので、この人のファンでも流石に辟易すると思われる作品集でした。 なので、読む方はこの人の熱心なファンか日本の推理小説を体系的に読んでいるマニアの方以外は読まなくてもいいと思いました。上述の玉石混交の玉に当たる作品はやはりこの作家只者ではないと感じさせますが、石の方は読んでいてちょっと・・・という感慨を抱いたのも真実でした。 それでも私みたいなこの人のファンからすると、ほぼ全作品が読めるこの全集は労作として、関わった方がたの尽力を労いたくなります。ありがとうございます。 総括すると、日本の推理小説のベストテン等でベスト100などを選ぶと入らない事が多いですが、一作くらいは入ってもいいと思われます。個人的には「夕潮」くらいは入ってもおかしくないと思いましたがどうでしょうか。 異貌の作家の全貌が垣間見られる全集の8巻。ファンはマスト。それ以外の方は金と暇があったら是非。 | ||||
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