(短編集)
奈落の水
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シリーズ4作目。夫の不義の子への妻の嫉妬、ネズミ講で儲けようとして騙される庶民、人を甘くみて騙したつもりが騙される大店の旦那のエゴ等など、どの作品も現代にも通じる人間の姿が書かれています。シリーズ始めは捕物帖の色彩が強かった公事宿シリーズですが、最近は市井色が強くなっているように思います。世の不条理に異議を唱え、人情の機微をわきまえて時には厳しく、時には温かく裁きを下す菊太郎の活躍が本作でも楽しめます。もうひとつ興味深いのが、本シリーズでは登場人物たちが作品を追うごとに年をとっていくこと。お清ちゃんは9歳になっています。これから登場人物たちがどう変化していくのか、大人になっていくお清ちゃんがどう成長していくのかも楽しみです。 | ||||
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読めば読むほどに味が出て、中毒になるシリーズである。 菊太郎をはじめ登場人物たちの描写も素晴らしいが、 同時に江戸時代の京の様子も活き活きと描かれている。 一話完結の短篇でありながら、時間の流れ、人の入れ替わりもあり、 連作としても楽しめる作りなのがまた嬉しい。 感情移入がしやすいのだ。 第四巻となる本書では、『末の松山』が特に人情深く、心に染み入る。 | ||||
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