(短編集)
にたり地蔵
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シリーズ7作目。本作から全短編書き下ろし。「あとがき」で作者自身が「この作品は一気に書いた」とあり、そのせいでしょうか、少し物足りなさが残る作品が多かったです。 物足りないと思ったのは「旦那の凶状」「おばばの茶碗」「ふるやのもり」「最後の銭」。 板場頭に譲った店が大繁盛するのを見た道楽者の元主が店を取り戻そうと嫌がらせをする話や、捨てるも同然に人に譲った姑の遺品の茶碗が逸品とわかり阿漕な手で取り戻そうとする嫁の話等、ただそれだけの話で終わっているように感じました。 そんな中、光ったのが「にたり地蔵」「もどれぬ橋」。にたりとする地蔵に小説ならではの仕掛けがあり、人間の浅はかさや愚かさを感じる作品。「もどれぬ橋」は、不運に見舞われた人々が犯した罪が切ない。「罪を憎んで人を憎まず」の言葉が胸に迫ります。 シリーズ化が続いて少し話が単調になった感は否めません。お信との関係も相変わらずです。 | ||||
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