(短編集)

背中の髑髏



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    初公開日(参考)1999年05月
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    背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (幻冬舎文庫)

    2001年08月04日 背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (幻冬舎文庫)

    気がやさしい鋳掛け屋・伊助が、息子・浅吉にせがまれ背中に入れた髑髏の刺青。刺青を入れるには大金がかかる。それにもかかわらず、ただで刺青を入れさせた男の目的とは?髑髏の刺青に隠された秘密とは?公事宿(訴訟人専用旅篭)「鯉屋」の居候・田村菊太郎が、江戸時代の京都に起った数々の事件を解決していく人気時代小説シリーズ第五作。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (4pt)

    いつもありがとうございます

    私は、読むのが遅いので一月に一冊ずつでお願いいたします。また毎月のカレンダーも楽しみです。
    背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)Amazon書評・レビュー:背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)より
    4331058093
    No.3:
    (3pt)

    時代は文化文政だったのか!

    一年ぶりにこの「公事宿シリーズ」を読みました。ま、いわゆる連作ものです。小説としてのアラを探せばきりはないのですが、「それを言っちゃおしまいでしょ。」アラを含めて一定の時間で定番のフォーマットを楽しむのが「粋」というもんでしょうか。この第五巻では、主人公の俳句の話に絡んで、このシリーズの時代がわかりました。「蕪村の死去した天明3年から30数年後」と出ていますので、1783年プラス30年、となると1813年以降、となると文化文政時代ということになりますか。まー、いろいろな意味で弛緩した時代なのでしょう。出てくる事件は、刺青、心中、美人局、博打、相続、悲田院、火鉢の毒、がらみ、といつもの話題ですわ。
    背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)Amazon書評・レビュー:背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)より
    4331058093
    No.2:
    (5pt)

    今回はどの作品も秀逸

    シリーズ5作目。飽きることもマンネリになることもなく今回も楽しめたのは、作者の筆もだんだん冴えてきたからか。全く関係ないと思える2つの話を次第に融合させるテクニック、登場人物たちのほんわかとした会話、所々に散りばめられる京都独特の人情と風情。このシリーズの楽しみは本編もさることながら作者自身による「あとがき」。「小説には事実より真実において優れている」という趣旨の文章があり、なるほど、どの短編にも人間の真実の姿が垣間見えるから面白いんだな、と改めて感じました。今回はどの作品も秀逸で、4作目までは毎回星4つでしたが、今回は星5つです。
    背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)Amazon書評・レビュー:背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)より
    4331058093
    No.1:
    (5pt)

    終わりの後の余韻

    読み始めの印象を、途中からひっくり返し、まるで想像もしなかった結末へ導いていく、話運びはさすがとうなるしかない。
    ラストが少々唐突に終わるかなと思うのだが、これが不思議と余韻を残す。彼はこうなりました、二人は幸せになりましたとさ、と説明がないほうが、読者に想像力を働かす要因になるようだ。
    表題作「背中の髑髏」は、しがない鋳掛屋が幼い息子にせがまれて、背中に「髑髏を抱く尼御前」の絵柄を彫ったことから、恐ろしい事件に巻き込まれる話。映画「羊たちの沈黙」みたいだなー。
    「相続人」は、ある小間物屋の小僧に対する、その父親である番頭の度を超した仕打ちに、源十郎が疑念を抱くことから始まる。
    「因業の瀧」は、借金で身代をつぶし、女房と心中を図り、辛くも生き残った饅頭屋の主が、町人の身分を剥奪され晒し者にされる。晒しの場で、遠くから彼を見つめる曰くありげな女に、菊太郎が目をつける。この女は、男とかつて恋仲で、貧乏人だからと結婚を男の親から認めてもらえなかったのだ・・。切ない話で、彼らが最後に選択した償いが、胸に迫る。
    鯉屋の奉公人たち、菊太郎・鐵蔵兄弟の会話が、まるでホームドラマのようで笑える。
    背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)Amazon書評・レビュー:背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)より
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