(短編集)

木戸の椿



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初公開日(参考)1992年09月
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木戸の椿―公事宿事件書留帳〈2〉 (幻冬舎文庫)

2000年12月05日 木戸の椿―公事宿事件書留帳〈2〉 (幻冬舎文庫)

京都東町奉行所同心組頭の家に長男として生まれながら訳あって京の公事宿(訴訟人専用旅篭)「鯉屋」に居候する田村菊太郎。武士を捨てながらも、同心の弟を助け事件を解決していく。母と二人で貧しく暮らす幼女がかどかわされた。菊太郎が突き止めた犯人の意外な目的とは?「木戸の椿」ほか、全七編を収録した連作時代小説シリーズ第二作。(「BOOK」データベースより)




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木戸の椿の総合評価:8.67/10点レビュー 6件。Bランク


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No.6:
(3pt)

世間の潤滑油

順番がだいぶ前後してしまいました。これほど昔のシリーズとなるとなかなか順番どおりに読んでいくというわけには参りません。三巻、一巻、そして第二巻という変則的な順番になってしまいました。雑誌への発表の時期は、この二巻は1992年です。ここでは、秀太朗と悪心との関係も半公認という状態になり、秀太朗の鯉屋での振る舞いにも前は見受けられた遠慮というものが見られなくなり、やりたい放題で「居候」というか「用心棒」の生活を頼み始めたというところでしょうか。特に本巻での最初の三話はすべて事件の解決が犯人への一種の金銭的な恐喝(カツアゲ?)という形を取っており、ますますやくざとの境界線がつけにくくなってきています。その他の事件の基本的なプロットもどれも著者の他の作品で一度ならず見たような記憶が残っているようなものが目立っています。案外、発表時期から言っても、この「公事宿」シリーズが著者の他のシリーズものの原型なのかもしれません。
木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))Amazon書評・レビュー:木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))より
4331055361
No.5:
(4pt)

おもしろい時代小説

宮部みゆきさんの時代小説を読み漁り、ほぼ読みつくしたので、ほかにおもしろい時代小説がないかネットで検索したところ、澤田ふじ子さんの公事宿事件書留帳シリーズにいきあたりました。京都出身なので、物語の場所が京都であることが、非常に臨場感があり、また、主人公の人となりがかっこよくておもしろいです。シリーズがすでに20冊を超えていることもよかったです。
木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))Amazon書評・レビュー:木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))より
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No.4:
(4pt)

ストーリだけでなく京都独特の生活文化も楽しめる

公事宿第2弾の本作は、前作に比べて市井色、人情色が濃くなっているように思います。菊太郎を中心とする登場人物たちのちょっとトボケタ会話、菊太郎とお信の恋の進展も楽しいですが、それぞれの作品にもう一つ味を加えているのが、作者が自ら述べるところの「京都の知恵」「京都独特の生活文化」。また作者の絵画や美術工芸品に対する造詣の深さも所々に表れていて、ストーリーを楽しみつつ京の文化に触れ、また美術への知識も得られ、読んでて飽きさせません。決して期待を裏切らない一冊です。
木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))Amazon書評・レビュー:木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))より
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No.3:
(5pt)

どの作品も楽しめた

公事宿事件書留帳シリーズの第2編。
7つの短篇が収録されているが、意外な展開を辿る作品が多くてどれも楽しめた。
例えばタイトルになっている「木戸の椿」は、貧しい長屋暮らしの少女が誘拐されるが、その理由がユニークで面白い。また「甘い罠」のような人間の冷酷さにぞっとさせられるような作品もある。
主人公の菊太郎とお信の間も進展してきており、こちらの展開も楽しみで、第3篇を早速読みたくなった。
木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))Amazon書評・レビュー:木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))より
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No.2:
(5pt)

読むほどに味が出る。

『公事宿(くじやど)』シリーズ第2作では、前作からの登場人物たちを引き継ぎ、
馴染みの顔ぶれも増えて楽しみが増す。
サイドストーリーとなるそれぞれの物語も少しずつ前進し、
その人間関係の味わいも深みを増して読みどころのひとつとなっている。
主人公菊太郎の毎回の鮮やかな活躍や、奉行所内でも一目置かれる人となりも爽快。
余談ではあるが、ドラマ化されているキャスティングよりも、
原作の菊太郎はずっと二枚目で伊達男、凛としたイメージなのだが、どうだろうか。
木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))Amazon書評・レビュー:木戸の椿―公事宿事件書留帳 (公事宿事件書留帳 (2))より
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