(短編集)

恵比寿町火事



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    初公開日(参考)2003年05月
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    恵比寿町火事―公事宿事件書留帳

    2003年05月31日 恵比寿町火事―公事宿事件書留帳

    町辻に立てられた盗っ人一味の頭「大沼の蔵六」の似顔絵。しかし蔵六ら一味は似顔絵を見てほくそ笑んでいた。彼らは変装をした顔で盗みを働いていたからだ。その事に気が付いた公事宿の居候・菊太郎は同心組頭である弟・銕蔵に命じ、変装後の似顔絵を数枚高札場に貼らせる。一方、蔵六らは最後の盗みに入ろうとした途中、出くわした火事場で逃げそびれた子供がいることを知り、命の危険を顧みず火の中に飛び込む。菊太郎が自らの過ちを認めた表題作をはじめ、金や権力では計れない人間の価値を問う六編を収録した時代小説シリーズ最新刊。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    話に味と深みがあり、昔の良さが戻ってきました

    シリーズ8作目。本作に収められている短編はいずれも幻冬舎のPR月刊誌「星星峡」に掲載された作品。ほとんどが書き下ろしだった6・7作目に単調な作品が目だったのに対し、毎月1話づつ書き進めるのが良いのか、本作はそれぞれのお話に味と深みがあり、昔の良さが戻ってきた感じです。

    本シリーズの魅力のひとつは、さり気なく所々に挿入される京都の市井の人々の人情味溢れる生き様。粗末な着物の若夫婦が幼子に屋台の飴をねだられ困惑しながらも買ってあげる姿に垣間見える貧しいながらも清く懸命に生きる家族の様子、家を助けるためにシジミ売りをする少年に焼き芋をあげ温かい声をかける関所の役人の心の優しさ。どれも単なる挿話なのにジーンと心に残りました。

    個人的にはちょっと結末に納得できなかった作品もあった(「寒山拾得」「無頼の酒」)ものの、さすが「公事宿」と思わせる一冊でした。
    恵比寿町火事―公事宿事件書留帳Amazon書評・レビュー:恵比寿町火事―公事宿事件書留帳より
    4344003497



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