生贄を抱く夜
- 神麻嗣子の超能力事件簿 (8)
- 超能力 (64)
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作者が「シリーズを長く続けていると、キャラクターを外側から眺める物語を書いてみたくなる」と後書きで書いているように、事件の当事者の視点で書かれている短編集だ。超能力が関係するのはいつもの通りだが、一応上手く超能力を関わらせていて、物語として面白い。でも、保科、能解警部、嗣子、聡子、響子らが一堂に会する場がないのが、ちょっぴりさみしい。シリーズは長く続けて欲しい。 | ||||
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ご存知「チョーモンイン」シリーズの短編集。 どれも著者お得意の超能力ミステリーで、粒ぞろいの高品質な作品集。シリーズ全体に関わりがあるのでは?という伏線も張られていて、そちらもとても気になる。 ただ久々に気になって調べてみたところ、どうやら同シリーズの講談社文庫版はすでにほとんどが絶版になっている模様。復活を心から希望したい。 | ||||
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西澤氏のチョーモンインシリーズの短編集だが、おなじみのキャラは今回はサブキャラにまわり、被害者視点や犯人視点からの物語が殆どの構成となっている。一種の番外編である。 超能力トリックも思い付きレベルのものが多く、いつもの緻密な論理が展開する西澤節はいまいちな感がある。 が、そうは言っても、こういった犯人視点や被害者視点で西澤氏が書くとこれが抜群にうまいんだよな。特に今回はこうした構成であるためか、動機が猟奇的なものが多い。 ユーモアミステリーとは思えないほど事件の背景が殺伐としている。 トリック等はあまりだが、読ませるという意味では標準以上の出来だ。 | ||||
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◆「一本木心中 他三編」 ◆「動く刺青」 問叶は、同じマンションに住むユキエ(仮名) の私生活を、ひそかに念写で撮影していた。 ある日、問叶は、ユキエのもとにやって来る男性の背中の 刺青の位置が、日によって変化していることに気づく……。 魅力的な謎の設定と、意表を衝くその解法。 内面描写のないユキエの真意も気になります。 ◆「共喰い」 中華料理店において、三人の人間が、ほぼ同時に、 それぞれ違った死因で、いっぺんに死亡した事件。 冒頭の意味深な独白と三人の死がどう繋がるのか、 期待を持たせますが、正直、肩透かしなオチでした。 ◆「情熱と無駄のあいだ」 テレポーテーションの能力を持つ女性が、十三年もの間、入念に準備し、 今まさにイタリアンレストランで実行しようとしている男への“復讐”とは? 妄念渦巻く真っ黒な他の短編と異なり、陽性でおバカなお口直しの一編。 | ||||
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◆「一本木心中」 マンションの一室で起きた若い男女の死亡事件。 現場の状況から、男が女を絞殺した後、部屋から飛び降りた無理心中 と推定されたが、事件当時、Dツール(変装能力)が“観測”され……。 「一本木」というより、依怙地で虚栄心が強い男が囚われた被害妄想。 ◆「もつれて消える」 セックスにまつわる事柄に関し、予知夢を見ることがある知映子。 夫の出張中に、学生時代の恋人と密会することになるが……。 ×××を彷彿とさせる、日時誤認のトリックと、 非日常に興奮する、どうにも困った人間の性。 ◆「殺し合い」 中学生の達郎が小学四年生の時、教室で原因不明の爆発と出火が起きた。当初、 学級崩壊を苦にした担任教師の犯行と考えられたが、何の証拠も見つからず……。 超能力という非常識が実在しているがため に崩壊する、少年の自我とささやかな矜持。 ◆「生贄を抱く夜」 学生時代から付きまとう金持ちの性悪美人に、 人生を狂わされた平凡なOLが直面する惨劇。 常軌を逸した労力が費やされた犯行、そして、 他者を“人形”扱いする救いがたい自己欺瞞。 ◆「動く刺青」 問叶は、同じマンションに住むユキエ(仮名) の私生活を、ひそかに念写で撮影していた。 ある日、問叶は、ユキエのもとにやって来る男性の背中の 刺青の位置が、日によって変化していることに気づく……。 魅力的な謎の設定と、意表を衝くその解法。 内面描写のないユキエの真意も気になります。 ◆「共喰い」 中華料理店において、三人の人間が、ほぼ同時に、 それぞれ違った死因で、いっぺんに死亡した事件。 冒頭の意味深な独白と三人の死がどう繋がるのか、 期待を持たせますが、正直、肩透かしなオチでした。 ◆「情熱と無駄のあいだ」 テレポーテーションの能力を持つ女性が、十三年もの間、入念に準備し、 今まさにイタリアンレストランで実行しようとしている男への“復讐”とは? 妄念渦巻く真っ黒な他の短編と異なり、陽性でおバカなお口直しの一編。 | ||||
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