(短編集)

転・送・密・室



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転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)

2005年02月01日 転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)

分身、時間移動、未来予知―ミステリの“掟破り”が存在する事件にはたして『論理的解決』は有り得るのか?六つの超能力犯罪に挑むのは、おなじみチョーモンイン(見習)神麻嗣子、売れないミステリ作家・保科匡緒、美貌の能解警部。いまミステリ界で人気最高のトリオの活躍をじっくりお楽しみ下さい。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

転・送・密・室の総合評価:7.80/10点レビュー 10件。Cランク


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(6pt)

転・送・密・室の感想

短編集です。お馴染みのメンバーが活躍します。(過去シリーズを読んでない方は全て読んでから本作を読みましょう)
「念力密室」と違い、決まった超能力で統一されているわけではありません。(転送のみではないってことです)

新キャラも出てきます。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
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未読の方はご注意ください

No.9:
(3pt)

最後が…?

保科の元妻遅塚聡子や神麻嗣子の同僚の神余響子が主役となっていろいろ独白したり活躍して面白い。聡子さん、なかなか図太い人だねえ。美少女のくせして作務衣で「オレ」と自称する響子も変な奴。みんな個性が強くて、保科が霞んでしまうな。保科の新しい担当の阿呆梨稀が出てきたあたりから、何だか話がよく分からん。世界がすり替わった?また同じことを繰り返している?いや、保科の担当は違っているのだが。
転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)より
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No.8:
(3pt)

このシリーズとしては標準的な作品

チョーモンインシリーズの短編としては2作目の作品。
前作の短編がテーマが統一されていたが、今回はテーマはバラバラ。
SF設定を活かしたミステリー一直線の作品が4編、余興的な作品が2編という構成。
いずれも西澤氏らしいプロットで楽しめるが、このシリーズとしては標準的な出来だろうか。ネタが今までの作品からするとちょっとインパクトが薄い感じだ。
それでもこのシリーズのファンなら楽しめる。
転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)より
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No.7:
(4pt)

《神麻嗣子》シリーズの第二短編集


◆「現場有在証明」

  自分の分身をつくり出す〈リモート・ダブル〉という超能力を持つ
  スプリッターが「車前」という苗字を持つ女性を立て続けに二人
  殺害した。

  容疑者は、すぐに逮捕され、当初は犯行を否認
  していたが、一転、二回目の犯行だけは認めた。

  しかし、どちらの犯行の際にも、リモート・ダブルが“観測”されていたにも
  かかわらず、アリバイ工作にその能力を用いなかった理由がわからない……。



  ホワイダニットの議論を重ねていくうちに、ある気づきが生まれ、それを基
  に論理のアクロバットがなされることで、事件の構図が反転される本作。

  妄執に囚われた犯人の凄絶な企みすらしたたかに利用する、
  ある人物の狡猾さに、救いがたい人間の業が表れています。



◆「転・送・密・室」

  未来に向けての時間跳躍能力〈タイムイレイザー〉が扱われる作品。
  (同じくタイムイレイザーが扱われる、『夢幻巡礼』への言及もあり)

  周到な《操り》とトンデモな動機の、絶妙なハーモニー。



◆「幻視路」

  保科の元妻・遅塚聡子は、過去に親しくしていた女性に首を
  絞められるという夢を見るが、その女性が誰か思い出せない。 

  その後、学生時代に付き合っていた御土田に再会した聡子は、
  夢に出てきた女性は、御土田と結婚した真澄だと思い至る。

  そして聡子は、御土田から「自宅の留守番を
  してほしい」という、奇妙な頼みごとをされ……。



  「念力密室F」同様、聡子が予知夢を見るエピソード。
  ミステリ要素はなく、シリーズ全体の伏線となるお話。



◆「神余響子的憂鬱」

  神余響子は、スキマー(警察内部にいる非公式の協力者)で重度のマザコン
  の伊香正治に、擬似超能力を使えるカンチョウキ(簡易超能力実践キット)を
  貸してくれ、と頼まれる。

  用途を聞くと、鍵を数十センチ持ち上げるぐらいの
  少量のパワーを複数回使わせてほしい、とのこと。

  響子は不審に思いつつも、法外な報酬に釣られ、通算四回、
  伊香にカンチョウキを貸したのだが、のちに伊香が殺害され……。


  自らを「オレ」と称すガラッパチ娘ではありながら、病身の母親に
  は献身的に尽くすという、殊勝な一面もある神余響子が初登場。

  事件のほうは、作者終生のテーマである「母子癒着」にもとづくもの。



◆「〈擬態〉密室」

  能解の部下・百百太郎は、副総監の親戚の娘と見合い
  をし、その後、見合い相手のマンションに行くことになる。

  外の廊下でしばらく待ったされていたところ、中から悲鳴が。

  慌てて中に入ると、見合い相手が殺害されていた。しかし、
  密室状況の現場のどこにも、犯人の姿は見当たらず……。



  本作の謎は大きく二つ。

  ひとつは、Dツール(変装能力)を持つ者は誰か、というフーダニット、
  もうひとつは、なぜ密室を〈擬態〉しなければならなかったか、という
  ホワイダニットです。

  そして本作で、得体の知れない編集者・阿呆梨希が初登場。



◆「神麻嗣子的日常」

  保科に、家事の手ほどきをする神麻さん。
  彼女は、ある悲壮な決意をしていた……。


  作品世界の時空に、歪みが存在することを
  窺わせるエピソード。やはり、阿呆の正体は――。
  




転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)より
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No.6:
(4pt)

《神麻嗣子》シリーズの第二短編集


◆「現場有在証明」

  自分の分身をつくり出す〈リモート・ダブル〉という超能力を持つ
  スプリッターが「車前」という苗字を持つ女性を立て続けに二人
  殺害した。

  容疑者は、すぐに逮捕され、当初は犯行を否認
  していたが、一転、二回目の犯行だけは認めた。

  しかし、どちらの犯行の際にも、リモート・ダブルが“観測”されていたにも
  かかわらず、アリバイ工作にその能力を用いなかった理由がわからない……。



  ホワイダニットの議論を重ねていくうちに、ある気づきが生まれ、それを基
  に論理のアクロバットがなされることで、事件の構図が反転される本作。

  妄執に囚われた犯人の凄絶な企みすらしたたかに利用する、
  ある人物の狡猾さに、救いがたい人間の業が表れています。



◆「転・送・密・室」

  未来に向けての時間跳躍能力〈タイムイレイザー〉が扱われる作品。
  (同じくタイムイレイザーが扱われる、『夢幻巡礼』への言及もあり)

  周到な《操り》とトンデモな動機の、絶妙なハーモニー。



◆「幻視路」

  保科の元妻・遅塚聡子は、過去に親しくしていた女性に首を
  絞められるという夢を見るが、その女性が誰か思い出せない。 

  その後、学生時代に付き合っていた御土田に再会した聡子は、
  夢に出てきた女性は、御土田と結婚した真澄だと思い至る。

  そして聡子は、御土田から「自宅の留守番を
  してほしい」という、奇妙な頼みごとをされ……。



  「念力密室F」同様、聡子が予知夢を見るエピソード。
  ミステリ要素はなく、シリーズ全体の伏線となるお話。



◆「神余響子的憂鬱」

  神余響子は、スキマー(警察内部にいる非公式の協力者)で重度のマザコン
  の伊香正治に、擬似超能力を使えるカンチョウキ(簡易超能力実践キット)を
  貸してくれ、と頼まれる。

  用途を聞くと、鍵を数十センチ持ち上げるぐらいの
  少量のパワーを複数回使わせてほしい、とのこと。

  響子は不審に思いつつも、法外な報酬に釣られ、通算四回、
  伊香にカンチョウキを貸したのだが、のちに伊香が殺害され……。


  自らを「オレ」と称すガラッパチ娘ではありながら、病身の母親に
  は献身的に尽くすという、殊勝な一面もある神余響子が初登場。

  事件のほうは、作者終生のテーマである「母子癒着」にもとづくもの。



◆「〈擬態〉密室」

  能解の部下・百百太郎は、副総監の親戚の娘と見合い
  をし、その後、見合い相手のマンションに行くことになる。

  外の廊下でしばらく待ったされていたところ、中から悲鳴が。

  慌てて中に入ると、見合い相手が殺害されていた。しかし、
  密室状況の現場のどこにも、犯人の姿は見当たらず……。



  本作の謎は大きく二つ。

  ひとつは、Dツール(変装能力)を持つ者は誰か、というフーダニット、
  もうひとつは、なぜ密室を〈擬態〉しなければならなかったか、という
  ホワイダニットです。

  そして本作で、得体の知れない編集者・阿呆梨希が初登場。



◆「神麻嗣子的日常」

  保科に、家事の手ほどきをする神麻さん。
  彼女は、ある悲壮な決意をしていた……。


  作品世界の時空に、歪みが存在することを
  窺わせるエピソード。やはり、阿呆の正体は――。
  




転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)より
4062750090
No.5:
(4pt)

神麻さんの同僚・神余響子&謎の編集者・阿呆梨稀が初登場

◆「現場有在証明 他二編」
◆「神余響子的憂鬱」
  神余響子は、スキマー(警察内部にいる非公式の協力者)で重度のマザコン
  の伊香正治に、擬似超能力を使えるカンチョウキ(簡易超能力実践キット)を
  貸してくれ、と頼まれる。
  用途を聞くと、鍵を数十センチ持ち上げるぐらいの
  少量のパワーを複数回使わせてほしい、とのこと。
  響子は不審に思いつつも、法外な報酬に釣られ、通算四回、
  伊香にカンチョウキを貸したのだが、のちに伊香が殺害され……。
  自らを「オレ」と称すガラッパチ娘ではありながら、病身の母親に
  は献身的に尽くすという、殊勝な一面もある神余響子が初登場。
  事件のほうは、作者終生のテーマである「母子癒着」にもとづくもの。
◆「〈擬態〉密室」
  能解の部下・百百太郎は、副総監の親戚の娘と見合い
  をし、その後、見合い相手のマンションに行くことになる。
  外の廊下でしばらく待ったされていたところ、中から悲鳴が。
  慌てて中に入ると、見合い相手が殺害されていた。しかし、
  密室状況の現場のどこにも、犯人の姿は見当たらず……。
  本作の謎は大きく二つ。
  ひとつは、Dツール(変装能力)を持つ者は誰か、というフーダニット、
  もうひとつは、なぜ密室を〈擬態〉しなければならなかったか、という
  ホワイダニットです。
  そして本作で、得体の知れない編集者・阿呆梨希が初登場。
◆「神麻嗣子的日常」
  保科に、家事の手ほどきをする神麻さん。
  彼女は、ある悲壮な決意をしていた……。
  作品世界の時空に、歪みが存在することを
  窺わせるエピソード。やはり、阿呆の正体は――。
  
  
転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社ノベルス)より
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