実況中死
- 神麻嗣子の超能力事件簿 (8)
- 超能力 (63)
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全1件 1~1 1/1ページ
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長編でのシリーズ2作目で、主人公達3人の関係も、だいぶくだけてくると同時にシリーズキャラらしさも確立してきます。 | ||||
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今回は別の人物の視覚と聴覚に繋がってしまうというテレパシーが登場する。そのテレパシーで次々と殺人を見てしまうのだ。その体験のマスコミへの投書を教えられた保科は自分の小説に取り入れようとするが、とんでもないことに次は自分が…。能解警部は、自分と保科と神麻嗣子の3人の関係にいろいろと思いを巡らす。この3人がどうなっていくのかは興味深いというか、いやこのままでいて欲しいなんて気もしないではない。どんどん読まされるので、さすが西澤保彦とは思うが、それにしてもなあ、なんだかなあという理由で簡単に人を殺してしまうのはどうかと思うよ。 | ||||
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西澤氏の超能力シリーズの長編2作目で以前に出ていた2作が密室をテーマにしていたのに対して今回はテレパシーをテーマにしている。 テレパシーと言ってもこれまた設定が独特である条件下である人物の視点が別の人物に移転してくるというもの。それで視点人物が殺人を行うところを見てしまい・・・・というところから最後まで凝ったプロットで引きつける。 ネタ的には短編向きかなという感じがしてしまい、無理やり長くしたような感じもあるが、そこそこ楽しめる西澤作品としては標準的な出来の作品。 | ||||
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四月一日に、浮気相手と車に乗っている夫を目撃した岡安素子。 怒りに駆られ、車を追いかけた素子は落雷の直撃を受けてしまう。 それ以降、素子は、何者かが見ている光景を、たびたび見ることに なる。しかも、その人物は、殺人やストーカー行為をしているのだ。 一方、同年一月。推理作家の保科匡緒は、彼のファンが開いた、パソコン通信の オフ会に参加した。その後、新作の着想を得た保科は、長編を書き上げたのだが、 覆面作家・女婦木ミラの新刊と内容がバッティングするという不運に見舞われ……。 本作で扱われる超能力はテレパシーの一種である〈パス〉。 他人の感覚を中継カメラのように使って、遠く離れた場所の風景を見たり聞いたりする 能力で、作中では、憑依する側を〈ソウル〉、憑依される側を〈ボディ〉と呼んでいます。 (また、ソウルとボディの間にパスが接続されるのは、ボディの精神的・身体的条件づけ (デコーダー)が整った時のみ、という設定です) ボディにストーキングされていたのがオフ会参加者であったため、残りの参加者の なかにボディがいると考えられますが、その誰もが、最初に殺害された人間と何の 接点も持たないというところがミソです。 本作では、まったく無関係だったいくつかの事象が、超能力を媒介に結び付けられる ことで、本来は起こるはずのなかった犯罪を誘発してしまうという構造になっています。 すべての元凶(?)たる、ボディの正体には、きっと驚かされると思います。 | ||||
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四月一日に、浮気相手と車に乗っている夫を目撃した岡安素子。 怒りに駆られ、車を追いかけた素子は落雷の直撃を受けてしまう。 それ以降、素子は、何者かが見ている光景を、たびたび見ることに なる。しかも、その人物は、殺人やストーカー行為をしているのだ。 一方、同年一月。推理作家の保科匡緒は、彼のファンが開いた、パソコン通信の オフ会に参加した。その後、新作の着想を得た保科は、長編を書き上げたのだが、 覆面作家・女婦木ミラの新刊と内容がバッティングするという不運に見舞われ……。 本作で扱われる超能力はテレパシーの一種である〈パス〉。 他人の感覚を中継カメラのように使って、遠く離れた場所の風景を見たり聞いたりする 能力で、作中では、憑依する側を〈ソウル〉、憑依される側を〈ボディ〉と呼んでいます。 (また、ソウルとボディの間にパスが接続されるのは、ボディの精神的・身体的条件づけ (デコーダー)が整った時のみ、という設定です) ボディにストーキングされていたのがオフ会参加者であったため、残りの参加者の なかにボディがいると考えられますが、その誰もが、最初に殺害された人間と何の 接点も持たないというところがミソです。 本作では、まったく無関係だったいくつかの事象が、超能力を媒介に結び付けられる ことで、本来は起こるはずのなかった犯罪を誘発してしまうという構造になっています。 すべての元凶(?)たる、ボディの正体には、きっと驚かされると思います。 | ||||
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2001年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 神麻嗣子シリーズの第二弾。ただし作中の時間軸でいうと3番目に当たる。順番を良く把握した上で、時間軸に沿って読み進めていくことをおすすめする。 内容は良く練られている。大仕掛けなトリックで、あっと驚かされる。どこかアンフェアな気もするが、まあ、どんでん返しを楽しむべき一冊だろう。 しかし、シリーズものでこういうトリックを使ってくるとは思わなかった。 | ||||
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