(短編集)
99999(ナインズ)
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このミスにランクインした『卵をめぐる祖父の戦争』、映画化された『25時』の著者デイヴィッド・ベニオフの短編集。 9作品が収録されていますが、青春群像あり、SF風味あり、幻想小説ありとバリエーションに富んでいる。作品に通底するのは読後の苦い後味だろうか。アンハッピーエンドといってよいかもしれない。 スターダムへのし上がろうとする女性シンガーとその周辺を描いたタイトル作は、米エンターテインメント界のドライな関係性の中に垣間見えるアツい思いが印象的だ。くわえて、恋人の語る偽りに魅入られてしまう「ネヴァーシング貯水池」、亡きゲイの恋人に思いを馳せる「幸運の排泄物」がマイ・ベストスリー。 読んでいてわくわくする類のものではなく、じんわりと響いてくる作品集になっている。 | ||||
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遅ればせながら同じ作家の短編集を購入してみました。 食べ物にたとえるならば、サンマの内臓でしょうか。苦いがおいしい、といっても食べずに済ませてもかまわない。 私には、表題作が一番面白かったです。 が、それと比較しても「卵・・・」の圧勝です。 | ||||
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書店には在庫がなく手に入らない 素晴らしい小説を手に入れる事ができました。 大満足です。 | ||||
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自分自身にとってはさして重要ではない事でも、自分の大切な人にとって重要なことであるならば、それはとても大切なことなのだ。 しかし *** 最近のアメリカ短編は苦手に思うことが多いのだけれど、これはどれもすんなり伝わってきた。 作者が映画脚本も書く人だからだろうか、場面をイメージしやすかったように思う。 | ||||
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届いた本を読もうとして作者が「25時」と同じ作者であることに気づいた。「25時」をあまり良いと思わなかったのでこの本も期待せずに読みはじめた。そのテンションが読み終わるまで続いた。日頃エンタテインメントしか読まない私には合わない作品だったのか。 例えば「幸運の排泄物」。主人公は飛行機の座席でクソを垂れながら座り続ける男として登場する。インパクトがあり読者の興味をかりたてる設定ではあるけど、話の流れからするとこういう設定は不自然。クソを垂れるのはキスリアニー医師の処方したヘビー級の薬の副作用だが、主人公はその状態は克服したことになっているのだから。感情表現としても理解できない。主人公は喪失感と自己憐憫に浸っているのだが、だからといってわざわざ飛行機の座席でクソを垂れるという行動を取るだろうか。小説だからもちろん奇抜な設定は結構だが、それならそれでこういうこともあるかもと納得させてくれないと。インパクトのためだけにエイズ患者を活字でもてあそんでるという印象を受けた。私には理解も納得もできなかった。 | ||||
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