消滅のリスト



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初公開日(参考)2013年07月
分類

長編小説

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消滅のリスト (小学館文庫)

2013年07月05日 消滅のリスト (小学館文庫)

世界の破滅。その可能性が最も高まったキューバ危機以後、米ソ間で結ばれた密約があった。ソ連解体後、密約の履行は米国と欧州の一部の先進国が主催する“会議”に引き継がれた。会議の目的は、局地戦争が終末的事態に発展するのを防ぐこと。だが、その目的の履行のために信じがたい犠牲を、会議は求めていた。その会議が開かれた。途端、内容が流出し、秘密を知る一部の人間と、関係国の情報機関が一斉に動き出した。諜報、防諜、謀略、そしてスパイ狩り。インテリジェンスに無知なこの極東の島国がどんな犠牲を強いられるのか。衝撃の“本格情報小説”登場! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

消滅のリストの総合評価:7.40/10点レビュー 5件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

難易度が高いが読みこなせるか

一体いくつの話が同時進行しているのだろう。5?6?
それぞれの立場から話が進行していくので、ちょっと把握してないと混乱必至。だれが善で悪かも定かではないから読みこなすのが難しい。

でも物語はスパイ、情報小説と言って難しそうだが分かり易い展開でグイグイ引き込まれる。
戦争を起こさない為に限られた国間で会議を行い、ある犠牲を決める。その情報・リストが漏れ、闇で入札が行われ、その入札、情報を巡って色んな事件が起きていく。

登場人物が結構魅力的で本作だけで終わらせるのは勿体ない。
でも、読むと少し怖くなる。フィクションだとは思うけど、近い事実、現実がありそうな気がする。

タカタソン
HU0OGV5Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(2pt)

ひどく冗長

文章自体はとても読みやすい。が、それ以外の部分が軒並み足を引っ張っている。本作はとにかく冗長。500ページ越えの大長編ですが正直このオチでこのページは多すぎます。
ある重要なリストを巡って各々の登場人物が動き出すというストーリーですが、まず登場人物の数が多い。本作は群像劇スタイルで進行するため登場人物が多いこと自体は問題ないのですが、登場人物一人一人に特徴的なエピソードがないものが多く、「こいつ誰だっけ?」「なにしてたキャラだっけ?」ということが頻繁にあります。オカマのジゼルと男女の帯津は中でもキャラが立っていたので最後まで見分けがつきましたが、それ以外の登場人物は結局最後まで動向を把握しきれないままでした。
本作は国家を絡めた規模の大きいストーリーのため、執筆するにあたって作者が綿密な調査をしたことは読んでいて伝わってきます。伝わるのですが、調べたことをそのまま登場人物に喋らせているだけなので、小説というより専門書を読んでいる感覚に近かったかも。エピソードに絡めてその知識を披露してくれた方が頭に残りやすかったかな。
構成力も難あり。視点がコロコロ変わるためなにがどうなってこうなっているのかついていけないまま話が進んでいきます。群像劇形式の小説でこれが一番痛い。視点を統一してくれた方がまだ全体のストーリーを把握できたかも。
文章力と設定自体は悪くないので色々惜しかった作品。もう少し登場人物を印象付けるようなエピソードが追加されて全体的にページを絞ってくれていれば☆3相当でした。
消滅のリスト (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:消滅のリスト (小学館文庫)より
4094088393
No.3:
(5pt)

紹介内容

案内の事前に内容説明があるため、迷うことなく購入を決められた。
消滅のリスト (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:消滅のリスト (小学館文庫)より
4094088393
No.2:
(4pt)

良作

戦後キューバ危機の際に取り決められた大国間の密約。

その時話し合われた議題のリストが漏れたことにより、日本に巣食うスパイたちが一斉に動き始める。

この本は相当なボリュームです。

登場人物も非常に多岐に亘り、関係整理には苦労しますが、それらが見事にシンクロしています。

各登場人物は自分の信念に基づいて、冷徹にリストを追っていきます。

アクションシーンが満載というわけではないですが、抜きつ抜かれつ、騙し騙されの攻防はスリルがあります。

話の軸自体は分かりやすいのでお勧めできる一冊です。
消滅のリスト (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:消滅のリスト (小学館文庫)より
4094088393
No.1:
(4pt)

何処にしようかな・・?と、軽くは決められない。

先生の作品を読んでいると、毎回、日本は平和ボケしているなぁ・・。
と、暗澹たる気持ちになりますね。

日本ではスパイ行為と言うものに対して、罰則がない。
なので、その気になれば日本の弱みなんて、すぐ握られてしまうに
違いない、その危険性になかなか本腰を入れて取り組もうという政治家
なり、その筋の突出した人物が出て来てくれない焦燥感に見舞われます。

なので、人の気が付かない処で帯津さん達みたいなチームがコツコツと
日本の危機から救ってくれているに違いない・・

登場人物がけっこう多く、魅力的で個性的なジョニーやバードも良いが。
やはり元自衛官の帯津さんが圧倒的な個性でカッコいいなんてもんじゃない
です。女性なのにそこら辺の男より漢らしい・・。

しかし、このお話、多分真実に近い話なんでしょうね・・怖いなぁ・・。
是非一読を、日本が今結構幸せなんだなぁ・・と、実感できると思います。
この平和が何時まで続くのか・・?と、不安になるお話でもあります。
消滅のリスト (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:消滅のリスト (小学館文庫)より
4094088393



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