ROMES06



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初公開日(参考)2006年09月
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長編小説

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ROMES06

2006年09月30日 ROMES06

世界最先端の施設警備システムROMESに守られた海の要塞、西日本国際空港。だが、ROMESの全貌を知る者は、西空警備チームでもただひとりだけ。成嶋優弥。ROMESの最高運用責任者。鋭い知性と飄々とした言動で他人をケムに巻く、常識はずれの天才が信じるのは、愛犬ハルと、自らが運用するシステムのみ。ある日、西空に複数のテロの予告状が届く。そしてROMESの警告装置が作動した!?成嶋とテロリストたちの、知と情を賭けた白熱の攻防が始まる。 (「BOOK」データベースより)




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No.7:
(5pt)

上質なエンターテインメント・パズル!

すばらしい。

先が知りたくてわくわくし、でもこんなにも読み終わるのが残念だった本はそう、ない。

チームという符丁、それぞれの性別と正体、つながり。
対比されて描かれる、犬とシステムしか信じない、天才・成嶋と、
なんとか成嶋に認められたいとがむしゃらになる、自分ではどうしようもない傷を持つ砂村。
少しずつ明らかになる、巨大な防衛システム、ROMES。
飄々としながら自分の持ち場を徹底して守る成嶋の頭脳と、
自分を認められたい砂村の焦燥が重なり、離れる。

成嶋と砂村だけではない。
この小説の構成の妙は、シンメトリに位置する対比の妙にある。

静の成嶋、動の砂村。
成田と西空。
ルイとタカ。
AとB。
月と花火。
切ない祈りと乾いた狙い。

まるで美しい数式を見ているかのようだ。
それぞれのペアを組み合わせてゆき、最後にすべてがかみ合うとき、
そこに輝く朝日を読者は、砂村とともに確かに、目にするはずだ。
ROMES06Amazon書評・レビュー:ROMES06より
4198622396
No.6:
(2pt)

ドキドキ感が薄い

主人公の設定は良いと思うし、ROMESについても非常に興味を持ったけれど、ドキドキ感が少なかった。

犯人がテロを起こすに至った動機が薄く、

前半から警備側と犯人側の両方の流れを並行にしたためか、犯人側が『凶悪』というような印象も薄い。

感想としては初めから終わりまで、それほど熱くなるシーンはありませんでした。
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4198622396
No.5:
(5pt)

必要なのは“ロメス”か“人”か・・?

コンピュータの発達した現代。人はそれを頼り信じるようになっています。
コンピュータ(機械)は、与えられた仕事を忠実に実行します。
人は、自らの意思で自我の欲求を満たそうと行動します。
動物とりわけ犬は、本能と人からの愛情によって行動します。
「飛行場」。そこには、『人』『コンピュータ(機械)』『動物(警察犬など)』が数多くうごめく場所。
『ロメス』は、何をするのか?何ができるのか?
『人』は、何を信じるのか?何がしたいのか?
“テロ”“移植”“あこがれ”“欲望”が、交叉する内容の物語でした。
ROMES06Amazon書評・レビュー:ROMES06より
4198622396
No.4:
(4pt)

映像化に向いている一冊。

西の皿の玄関「西空」の最先端防衛システム「ROMES」とそれを愛してやまない男成島が、過去の執念が創り上げたテロ組織チームと頭脳戦を繰り広げるハードボイルドです。
古びれた復讐と愛故に作られた復讐が偶然一つに繋がったとき、事件はスタートした。
安全とはかくもコストのかかるものかと思うくらいに、空港内の警備は何事もなくて当たり前を基本とし、そのために莫大なシミュレーションを行い、可能な限りの監視の目を作り、データを分析しており、その網の目をくいかぐるチームの繋がりは暖かい。こうした事件を日常というベールに閉じこめて空港は今も運用されている。映像的なシーンが多かったので映画化に向いていると思うのですが、動いてないですかね。主役の成島さんは、松山ケンイチかなぁ。Lとかぶっちゃうな、それに若杉だ。江口くんでもいいかな。砂村は人気急上昇中のイクタトーマくんかなぁ。
ROMES06Amazon書評・レビュー:ROMES06より
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No.3:
(3pt)

犯人像が弱い

4月に続編が出た空港を舞台にしたサスペンス小説。主人公は、高度な監視システムとその管理者。
システム管理者っていうところに興味を覚えて読んでみた。また、9・11事件以降の監視とセキュリティというのも興味があった。

たしかに、なかなか面白い小説だったけど、空港でテロを行うという犯人たちの動機が、あまり現実感がない。テロとの戦いといったニュアンスは非常に薄く、期待していた内容ではなかった。

でも、主人公の設定はいい。人間不信でシステムを愛する男。自分はそんな人間ではないが、システムの冷たさにひかれる主人公には、どこか共感を覚える。

続編も読み始めたが、今度はちゃんとしたテロ(変な表現だけど)の予感。
楽しみだ。
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