焦土の鷲 イエロー・イーグル
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焦土の鷲 イエロー・イーグルの総合評価:
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戦争当時芸の伝承に皆がそれぞれ頑張っている。 | ||||
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久々に書店でお名前と作品を見かけました。新作が出ていたのですね。以前から勝手に心配していたのですが、相変わらずタイトルと表紙がとても地味……ちゃんと売れているのでしょうか。 拝読しましたが、率直に言ってふつうです。この方の作品を以前から読んでいる読者であれば楽しく読めるのだろうなあという内容ですが、特にすごく印象に残るような面白い話というわけではないです。人物も誰が誰だかわかりにくいですし(スパイですからそれでいいのかもしれませんけれど)。情感を描くのがあまり得意ではないのだと思いますが、感動のクライマックスもいまいち盛り上がりません。 ほかのレビューの評価がとても高いのでびっくりしましたが、熱心なファンの方々なのですね。ただ、この作品の評価は本当にとてもふつうです。 | ||||
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徹底した調査や資料の深い読解に基づいた作品。どこからどこまでが史実でどこからが作者の創作なのか分からないほどの自然な流れの中で繰り広げられる攻防が本当に素晴らしかった。なんと言っても香也と辰三郎が互いを信頼し、愛にも似た感情で結びついているのが手に取るように見えてくる…余韻が醒めたらもう一度読み返したい作品でした。 | ||||
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被爆者についてお勉強不足。 儚さ演出したいなら被爆者設定じゃなくても良かったのでは?そこが気になって全てが薄っぺらく感じられ残念です。(ただただ都合良く美しく死んでいくキャラなら栄養失調で充分では?) ここは熱心な信者さんのレビューばかりなので。 | ||||
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戦後のGHQ占領時下の昭和初期の日本。 平成生まれの過半数にとっては戦中も戦後の話も、もう身近な祖父母に話を聞く機会も少なくすっかり教科書の中だけの時代になってしまいました。 戦後の1945年から続く時代。混迷極めた当時の東京の姿。それがどのような時代だったのかフィクションですがこの物語で垣間見る事が出来ます。 学校教育では深く取り扱わないテーマで魅せてくれる今作。著者お得意の諜報小説と銘打ってはありますが決してそれだけではない深みがあります。 映画の諜報物(スパイ物)のように銃撃戦などの派手なアクションはありませんが、それだけが諜報物ではありません。どこか冷静に淡々と紡がれる物語の裏で暗躍する人々。その静けさがこの作品の雰囲気(時代背景)と上手く融合していると感じます。 ある歌舞伎役者の立場、GHQに所属する日系アメリカ人としての立場、そして復員兵たちからの立場――それぞれの立場から語られる日本という国、そしてアイデンティティーには考えさせられるものがあります。 そんな彼らの様々な思惑と利害が交差してひとつの物語が動き始めます。 それぞれ異なる立場の登場人物達の想いは羨ましいぐらいに熱く真っ直ぐです。だからこそ、悩み苦しむ人間臭さもきちんと持ち合わせていてどこか哀しみを感じさせ物語へと引き込んでゆきます。このような時代だったからこそ起きた悲劇そして人々の「生きる事」「守る事」そして「誇り」への力強さに胸を打たれます。 彼らがどのような結末に落ち着くのか美しいラストを是非読んで確かめて欲しいです。 また、主要人物達とイエロー・イーグル達の活躍を予感させるラストでもあります。続編があるのならば読んでみたい一作です。 次作を期待して★は4つです。 | ||||
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