星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆



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    初公開日(参考)2018年12月
    分類

    長編小説

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    星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)

    2018年12月05日 星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)

    東京の古ぼけたビルの一室にある出版社『極東ジャーナル』社員の葉山隆は、在日米軍情報機関の末端に籍を置く日系米国人だ。ある日、葉山のもとに神奈川県警外事課の警部補が、家出人の捜査の依頼にあらわれた。かつて米国大使館で書記官の秘書をしていた女性の息子が音信不通になったのだ。十四歳の少年はどこに消えたのだろうか。六話の連作と書き下し掌篇を収めた大藪賞作家の傑作!(「BOOK」データベースより)




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    No.14:
    (5pt)

    美しすぎる情報分析官の事件簿

    とにかく面白い。諜報戦が背景の短編小説集です。主人公の葉山隆さんをマッチョでいかつい分析官と思って読み始めたら、最終的に行き着いたイメージは推定身長180センチ弱の皮肉屋エル・ファニングでした(映画マ○フィセントのオーロラ姫。あくまでも個人の妄想です汗)。

    葉山さん。サングラスをかけても隠せない甘い容姿なのに、上司(女史は除く)や米海兵・坂下(男)をディスっていく内弁慶なスタイルがカワイイ。愛らしい皮肉屋さんです。リア充だらけの素敵レストランに無理やり付き合わされた坂下が、居心地悪くゴソゴソしてるのをさらに煽る底意地の悪さも愛しい。その上、何気にお仕事もできる子なのです。

    事態が明らかになる過程も読み応えがあるし、事件の背景もかなり奥深い。
    一味違う諜報小説を読みたい人にオススメします。
    星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)Amazon書評・レビュー:星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)より
    4286204685
    No.13:
    (5pt)

    面白い!

    鉱物シリーズのファンです。緻密なストーリーと魅力ある登場人物がとても魅力的です。
    何回読み返しても飽きがこないです。
    星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)Amazon書評・レビュー:星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)より
    4286204685
    No.12:
    (5pt)

    まさに星条旗の憂鬱が伝わってくる。

    恥ずかしながら、初めてこの作家の作品を読んだ。
    五條暎氏の作品としては、スピンオフにあたる掌編集らしいが、短い一話ずつに、著者の知識と奇想が詰め込まれているように感じられた。
    何気ない日常の異変から隠された犯罪の一片を手繰り寄せるという手法は。警察小説でもよく見かけるのだが、これが国際的情報戦の一端となっていると、より一層興奮させられる。
    防衛省出身者ならではの専門的描写は、娯楽の観点から見ても楽しい。
    これはやはり「スリー・アゲーツ」を読まなくてはなるまいと、すぐに購入した。
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    4286204685
    No.11:
    (5pt)

    エンターテインメント!

    連作短編集です。エンターテインメント性があって軽く読めてしまうんですが、実は裏に流れるテーマは骨太で深いあたり、このシリーズの真骨頂です。読んでいると政治や経済といった様々な側面から今世界でおきていることを自然と自分の暮らす世界と地続きで考えることができてしまうという。

    それはそれとして、短編集ということもあって、シリーズのファンとしてはただひたすらに楽しい作品でもあります。葉山ファンとしては、彼をとりまく人々が彼をどう見えいるのかもわかり、そこも楽しかったです。
    星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)Amazon書評・レビュー:星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)より
    4286204685
    No.10:
    (5pt)

    下っ端アナリスト葉山隆の大活躍

    五條瑛さんの代表作・鉱物シリーズの最新短編集です。在日米軍の情報機関に所属する下っ端アナリスト・葉山隆の日常と彼が出会う様々な事件が、五條先生の緻密で硬質な筆致で、実にスリリングに描かれています。どの短編でも、シリーズのこれまでの登場人物がそのバックグラウンドも含めて丁寧に紹介されていますので鉱物シリーズ初心者でも十分に日ごろ馴染みのない諜報の世界を満喫できると思いますが、葉山のにっくき上司であるエディや「the NAVY」坂下、そして「あの方」も健在ですので、鉱物シリーズのファンならばより一層楽しめる作品となっていると思います。葉山が出会う何気ない事件の背後にある国家レベルの思惑や駆け引き。その物語は、元外交官で作家の佐藤優さんが身を置いていらしたような本物の諜報の世界をリアルに感じさせてくれて、毎度ながら五條瑛さんという書き手の日本人離れしたスケールの大きさに圧倒されます。文庫本のお楽しみ、巻末のおまけ掌編は葉山と坂下が主役です。坂下が海軍から持ち出した食器(メスプレート)にまつわる物語。「やってやれないことはない」海軍でどのようにこのメスプレートが使われたかを一生懸命想像する葉山の想像力の貧弱さが愛おしいです(笑)。よく考えれば、このシリーズに出てくる人物たちって、葉山以外は女性に不自由していない連中ばかりなのですが、そんな男どものバカっぷりを愛でるのも一興です。個人的には、喪服を着た葉山がモーパッサンの作品に出てくる娼婦に例えられて、ちやほやされるのがツボでした。
    星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)Amazon書評・レビュー:星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)より
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