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現代に戻った天童純が、今まで自分の身に起こったことが全部夢だったのではないかと疑い始めたころ、純は六道珍皇寺に現れた小野篁によって平安時代に呼び戻され、再び鬼神たちとともに貴族との戦いに加わることになった。
菅野智己は母が再婚した四年生の頃、突続、眠りに就くことで猫の身体に乗り移れるという不思議な能力を持った。
Jリーグ第二ステージ開幕が迫った八月初旬。ワールドカップ予選日本代表候補選手・安東大吾が奇怪な死を遂げた。
新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。
「命が危ないんです」サスペンス作家の妻にそういわれて気弱なわたしは尻込みしたが、高額報酬につられて調査を引き受けてしまった。
ロンドンの安アパートは、女流画家のケイ、評論家のテッドとその愛人メリッサ、建築家のチャーリーに、作家志望のナオミなど一癖も二癖もある住人揃い。
期限切れの貸倉庫から出てきた品物は、久しく封印してきたキンジーの記憶を甦らせた。
スウが侍女として入ったのは、俗世間とは隔絶した辺鄙な地に建つ城館。そこに住むのは、スウが世話をする令嬢、モード。
“南条家の星”サッちゃんが通う名門小学校の修行旅行先は、なんとドイツ!母の麗子はもちろん、その双子の妹・美知をはじめ南条家一同も、なぜかうちそろって同行することに―。
「先生、俺、きっと頭が変なんです」―精神科医マシューズの診察室に現れた青年は、真っ赤なハイビスカスを髪に挿していた。
北海道に単身赴任した検事・霞夕子。凶悪事件の少ない落ち着いた日々だったが、事件発生の急報が入った。
御茶の水署・生活安全課保安二係の斉木係長とヒラ刑事の梢田は、飲食店視察の名目でタダ酒にありつくような、お調子者コンビ。
十和田への帰郷を楽しみにしていた男が、東京・中野で、刺殺死体となって、発見された。男の名は、奥田豪。
オックスフォード大学史学部の学生ネッド・ヘンリーは、第二次大戦中のロンドン大空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂の再建計画の資料集めの毎日を送っていた。
優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。
情報部からナチの大物スパイ“NとM”の正体を秘密裡に探るという任務を帯びたトミーは、妻のタペンスには内緒で任地へと赴いた。
傷痍軍人のバートンが療養のために妹とその村に居を構えてまもなく、悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届けられた。
パリからロンドンに向かう定期旅客機が英仏海峡にさしかかった時、機内を蜂が飛びまわり始めた。
傲慢で美貌の愛妾ノフレトを連れて族長が帰ってきた。その日から、一族のなかには反目や憎しみが。
昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。
アパートの一室での毒殺、黄色の部屋の密室トリック―素人探偵・奈々村久生と婚約者・牟礼田俊夫らが推理を重ねる。
「密命」シリーズ最新刊! 江戸市中を騒がす火付け強盗横行に、大岡忠相から惣三郎に密命が! 江戸に火付け強盗が横行するなか、吉宗公の紀伊藩下屋敷が襲われた。
マンガ原作者、石黒竜樹が殺され、少女マンガ界の第一人者、山添みはるが逮捕される。
ある時は幻の珍獣アカマダラタガマモドキの捜索隊員、ある時は松茸狩りの案内人、そしてある時は戦隊ショーの怪人役と、いっぷう変わったアルバイトに明け暮れる神出鬼没の名探偵・猫丸先輩が遭遇した五つの事件。
楽屋で“マクベス”を引用すると凶事が起きる?そうとは知らず、新顔の女優がその台詞を口にした。
「ピッチ、このオヤジ、殺して」少女が叫ぶと、若い男は探偵の腹にナイフを突き立てた。
前作『六の宮の姫君』で着手した卒業論文を書き上げ、巣立ちの時を迎えたヒロインは、出版社の編集者として社会人生活のスタートを切る。
「どんなきっかけで時代錯誤な忍術物語を書きはじめたのか、じぶんでも忘れてしまったが、いまくびをひねって思い出してみると、どうやら「水滸伝」を私流に書いてみないかとすすめられたことが端緒となったような気がする」(「『今昔物語集』の忍者」より)。
「―― 大きい俺や小さい俺、青空に円形に展開、みな、くわっとした格好で中空に軽くわなないている ――」。
猛然たる致死率と感染力を持つインフルエンザ・ウイルスが漏洩した。それと知らず、それぞれの人生を真摯に生きる人々。
元刑事で、今はしがない私立探偵である茜沢圭は、末期癌に冒された老人から、35年前に生き別れになった息子を捜し出すよう依頼される。
母と姉、恋人の尻に敷かれモラトリアムな毎日を送る就職浪人中の広也は、ある日、二年前に別れた元恋人・千秋の死を知る。
正統派・新本格!論理的・トリック!! 霧巧流推理ゲームがここにスタート! 《あかずの扉》研究会と《霧舎学園》のメンバーが時間軸を超えて登場する新本格ミステリの結晶体。
二つの館に強制的に集められた七人の「プレイヤー」たちに「主催者」は命じる―「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」―もちろん、被害者もプレイヤーの中から選ばれる。
小説家を夢見ている小早川嗣利は、美しい妻と可愛い娘に囲まれて幸せに暮らしていた。だが、ある日娘が誘拐され行方不明となる。
妖かしと異形の世界を通じ、名もないものたちの、愛と孤独と哀しみを描く、恐ろしくも甘美で魅惑的な物語、八篇を収録。
人質を取り、ビルに立てこもった殺人犯に指名され、現場へ駆けつけたOLの矢田部真美。
クラスの人気者アンドリアが無惨な死を遂げて以来、7歳だったエリーは、姉との秘密を誰にも明かさなかったことを悔やみ続けてきた。
電車には、乗客の分だけ思い出があります。毎日乗る通勤電車や、時折乗る特急列車にも。
市場開放政策によって未曽有の経済成長を遂げる中国で、密輸と官僚たちへの買収工作によって巨万の富を築いた男、リ・シャーチン。
女に翻弄される男たち!死を呼ぶ三角関係の悦楽と慚愧。法の限界に苦悩する弁護士作家が、法で裁けぬ愛憎の謎を活写する。
「葬式は人生最後の花道、最後のイベントだ」―そう言って自らの葬式の総合演出・プロデュースに取り組んでいた源田金蔵が急死した。
「やめろ!」赤かぶ検事の叫びは空しかった。天城峠で一台の車が女子大生を拉致したのだ。
事件は、東京の高級マンションと、宇奈月温泉のトロッコ電車から始まった。いずれも青酸を注射されて殺されたのだ。
隅田川に浮かんだ少女の扼殺死体。彼女はなぜ殺されなければならなかったのか…。
東京浜松町のマンションで、銀座の美人ホステスが刺殺された。かつて愛人関係にあった会社員の長田が、容疑者として浮上する。
売れない作家・保科匡緒のマンションで起こった密室殺人。そこに登場する“チョーモンイン(見習)”神麻嗣子。
ジェームズ・パターソンが放つ「歴史ミステリー」。舞台は中世、フランスの小さな村。
ジェームズ・パターソンが放つ「歴史ミステリー」。舞台は中世、フランスの小さな村。
ぼく、また死体を見つけてしまったんです。これで10人目なんです。
病院の崩壊事故にともなう死傷事件の公判直前。手抜き工事の黒幕バラギュラは、証人を片端から消すよう部下に命じていた。
「大丈夫、すぐに小生が解決してみせるからね」那須の一等地にある、山深い洋館のホテル。
食品売り場で転んで怪我したという女性客の対応に追われる大手スーパーの「後方担当課長」、いわゆる苦情処理専門係や清掃員、人探し屋、有線放送の技術員など社会の裏方とも言うべき人々が偶然、一挺のコルト45を手にしたとき―。
カンボジアの戦場に消えた父の跡をついでカメラマンとなったジョーダンは、取材先の香港の美術館で偶然、連作絵画「眠れる女」を見て愕然とする。
「眠れる女」の画家の手がかりを握るNYの画商ウィンゲイトを訪ねたジョーダンだったが、放火で画商は殺され、彼女自身も命を落としかける。
都内の2LDKに暮らす男女四人の若者達。本音を明かさず、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。
結婚を前に用意した4人掛けの食卓―。男はそこに、地下鉄で母親に毒殺された少女たちが座っているのを見てしまう。
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