死を呼ぶペルシュロン
- 精神科医 (98)
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奇妙な導入部から始まって異様な展開をみせる小説。その異様さは時代が無視したほど悪夢あふれる展開で凄まじく圧倒され、一気に最後まで引っ張られてしまうニューロティックスリラーの傑作。一応、推理小説としての結末がつくけれど基本的には早すぎた神経症的ホラーとして読んだ方が納得できる物語。何故今まで殆ど無視されてたかはやはり時代が早すぎたとしか思えない、それくらい読んでて恐怖を感じた作品でした。今読んでも古びてない所か新しさに驚かされました。個人的には代表作とされる「悪魔に食われろ青尾蠅」よりこちらの方がおもしろかったです。他にまだ未訳のものがあれば、ジャンルに関係なく紹介してもらいたいと思わせるくらいこの作者の手腕に脱帽の一作でした。 | ||||
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『殺意のシナリオ』『悪魔に食われろ青尾蠅』で知られるバーディンが1946年に発表した処女作。 事件に巻き込まれた精神科医が、まったくの別人として精神病院に放り込まれている自分に気付く。何があったか知ろうにも、記憶が失われてしまっている。別人としての生活を受け入れていく彼だったが、徐々に記憶を取り戻しはじめ…。 不思議な男に雇われて女優に馬(これがペルシュロン)を届けに行く青年など、細部のゆがみもなかなかのもので、ぐいぐいと引っ張られるように読んでしまった。 スピード感、二転三転するストーリー、謎に次ぐ謎と、どれをとっても申し分ない。忘れられていたのが不思議なくらいだ。 処女作ということで、一応きちんとした結末がついている。 | ||||
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