巴里・妖都変: 薬師寺涼子の怪奇事件簿



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初公開日(参考)1999年12月
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長編小説

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巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

2004年04月15日 巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

破壊大好き、高飛車、強引、etc。世界一危険な公務員・薬師寺涼子警視が、善良なる部下・泉田準一郎警部補を引き連れてパリ出張。空港で不審極まる殺人を目撃した涼子は、国境も平和外交もスッ飛ばし、越権捜査に猛進する。「これは戦争よ!」見えざる敵の襲撃を受けたお涼サマの宣言が、花の都を揺るがせる。(「BOOK」データベースより)




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巴里・妖都変: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の総合評価:8.08/10点レビュー 12件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

世界観を受け入れられました

薬師寺涼子シリーズも三作目。第二作からその楽しみ方が判ったこともあり、今回も純粋に楽しめた。
第三作目で舞台を海外はフランスに移しての傍若無人ぶりを発揮するというのは田中作品の王道だが、このシリーズの特徴は他のシリーズに比べると描写や手法とに残虐性の色が濃いと云う事。

『創竜伝』とかは特に相手を必要以上に傷つけないという配慮で動いているのに対し、お涼や泉田は結構過激に立ち回り、相手を時には必要以上に痛めつける。他のシリーズはそこに至るまで相手の極悪非道ぶりをこれでもかこれでもかと見せ付けられた上の活劇シーンに移るのだが、このシリーズはその区別無く主人公が痛めつけるのも特徴的である。
また主人公のお涼が途轍もなく金持ちでしかも警視正という地位で権力も持っているのも他のシリーズにはない特徴で、どうにも行き着く所がお互いの権力の張り合いでしかなくなるのが評価としてはマイナスか。

ストーリー、プロットは比較的単純。特に北岡はストーリーの中での扱い方からしてもあの正体は当然でしょう。ハリウッドのアクション映画を意識したような展開、幕切れはちょっと無理しているような気もする。
『銀英伝』が余りにもスケールが大きく、叙情性に溢れているので非常に浅薄な印象を受けるのは仕方ないか。これはこれでよしとしよう。

Tetchy
WHOKS60S
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No.11:
(4pt)

イラストがあったら良かった

イラストがあったら本当に良かった
巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062736438
No.10:
(3pt)

やれやれ面白いです

ジャンルは何ざんしょ?警察小説?うーん、オーホホホ高笑い女刑事小説?いや、女王様警視とそのしもべ小説!?
今回の怪物は、長い舌で人間の脳を吸い出すマヴォーニクと、すべてを食べつくす透明のエスタメヌスだ。いろんな怪物を考えるものだねえ。今回は忠実なるしもべの泉田準一郎警部補が大活躍で、お嬢薬師寺涼子を助ける。惚れ惚れしちゃうね。やれやれ、また読んでしまったが、はい、面白かったです、後には何も残りません。
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4062736438
No.9:
(3pt)

田中芳樹の本に興味があり集めています

この本が紛失したので買いました。前に読んでいるので特別にはありません。
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4062736438
No.8:
(3pt)

「オーホホホッ!」は、小早川奈津子さまの専売特許ではありません。

薬師寺涼子シリーズを初めて本書で読みましたが、ヒロインはまるで「創竜伝」シリーズの『小早川奈津子』の正義?バージョンキャラを思わせ、彼女の痛快無比の活躍に好感が持てました。パリ、謎の怪物、錬金術、アニメオタクに美人で凄腕のメイドさんと、心くすぐらせる材料を上手くまとめている点も面白く、風刺にきいた文章もあって一気に読めました。主役が男性陣という作品が多い中、やや敬遠していたかもしれず、もっと早くにこのシリーズを読んでいたらと思いました。、本書を含め『お涼さま』には、これからも大活躍していただきたいものです。本書とも微妙に関連しつつ、声優の川村万梨阿による解説「お仏蘭西国におけるアニメコンベンション見聞記」は爆笑です。
巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
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No.7:
(5pt)

私なりの読み方ですが……

だんだんと、このシリーズの私なりの楽しみ方が定まってきた。これは愛すべき女性の「とてつもない我がまま」に耐えるにはどういう「心構え」でいればいいのか、絶好のテキストなのだ。
決してその女性より優位にたたない事、
時々は女性の先回りをして思いやりを示す事、
一応目立たないほどかっこいい男であること、
いざというときは命がけで女性を守る事。
大変困難な「心構え」ではある。泉田準一郎警部補はそれをなんなくやってのける才能を持っている。うらやましいことだ。たぶんその努力に対する報いもいつかあるに違いない、あればいいな、無いとかわいそ過ぎる、という読者の思いを知ってか知らずか、涼子様は今回ガラにも無く「本音」をチラチラ出している。泉田氏は全然気がついていないが…。
巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
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