黒蜘蛛島: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ第5弾。第3作目の『巴里・妖都変』以来、もはや薬師寺涼子のパワーは日本では収まらないと見えて舞台を海外に設定する事になったが、本作ではカナダはバンクーバーが舞台となっている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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今回はカナダの西海岸バンクーバーの隣のビクトリア市が舞台。風光明媚というか絶景らしい。行ってみたいものだ。女王陛下薬師寺涼子警視の敵は怪奇黑蜘蛛だ。話としても面白いし、涼子と泉田準一郎とのやり取りも笑える。アクションも満載で爽快さもいい。いつもの官僚、政治家へのこき下ろしも控え目でうるさくない。 | ||||
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大丈夫です | ||||
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今回も会いも変わらずパターン化した進行具合です。 ですが、涼子が泉田に対しかなり告白めいた発言を致します。 それでも気がつかない泉田君は、知っててわざとなのか? いい加減気づけと突っ込みを入れずにはいれません。 それはともかく、パリ編で加わった二人のメイドもちゃっかり固定メンバーとして扱われ、 由紀子と岸本もほぼ無理やり的に出てきます。 今回はその無理やり的を消したいのか由紀子に私怨を持つものが犯人グループの中に居ますが、はっきり入って無理やり的が隠しきれてるとは思えません。 無理に出演させなくても良いような気がするのですが・・・汗 黄金パターンなのでしょうか・・・? | ||||
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悪い点: これ以降シリーズで酷くなる、政治家や官僚への嫌味な攻撃は、この作品でもやや鼻につく。 変態官僚をお涼が成敗するのを見ても、「田中先生、鬱憤たまってるんだなあ」と思うばかりで爽快感がありませんでした。 良い点: お涼の泉田くんに対する発言が、ダイタンなのにいじらしくて、かわいかった。 くわしくはネタバレなので書きませんが、かなり直球。 ここまでストレートに愛されてても、泉田君の一人称がすっとぼけているのは、わざとか?と思えるくらい。 本当はお涼の気持ちに気づいて、あえてじらしているのかと邪推しちゃいます。 2人の様子をながめるお由紀の視線も意味深。 人間関係がますます楽しいです。 ということで、プラマイして良いところの方が目立つので☆4つ! | ||||
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03年にカッパノベルスにて刊行された作品の文庫化です. 『怪奇事件簿』のサブタイトルどおり,扱う事件は普通ではなく, 破天荒で完全無欠なヒロインも含め,よい意味でマンガのようです. また,そのヒロインとまわりの人たちのやり取りもおもしろく, ときどきチラつかせる,相棒へのカワイイ仕草には思わずニヤリ. ただ強いだけでない,魅力的な人物に描かれているように感じます. 本題の事件が動き出すまでの遅さが,ちょっと気になりましたが, たたみかけるような終盤の展開は,最後の最後まで飽きさせません. テンポもよく読みやすいので,スカッと気軽に楽しめる作品でしょう. ほかでは,表紙と挿絵はコミック版と同じ漫画家さんが担当されており, 擬音や動きのあるものなど,これまた『マンガっぽい』のが印象的でした. | ||||
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