夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿



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初公開日(参考)2005年02月
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長編小説

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夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

2008年06月13日 夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

東京新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ果てた。化学兵器によるテロとして公安部が乗り出してくるなか、薬師寺涼子警視とその下僕(?)泉田警部補は、人間を噛み殺す人食いボタルの大群に遭遇!首都を揺るがす怪事件の連続と、暗躍する秘密結社?常識外れの環境破壊に非常識の急先鋒・お涼サマが立ち向かう。(「BOOK」データベースより)




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夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の総合評価:6.13/10点レビュー 23件。Eランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

スケールダウン甚だしい

薬師寺涼子シリーズも6作目。最近はパリ、香港、バンクーバーと海外を舞台に活躍する話が多かったが、今回はお膝元の東京を舞台に活躍する。

そのせいか、どうもコレといった売りがないような気がした。登場人物も泉田&涼子コンビを取り巻く室町由紀子、岸本、マリアンヌにリュシアンヌと定番キャラクターが全て登場するが、それに加えて何かという物がない。
今回の敵役である黒林道義も断片的に登場する物の、前作『黒蜘蛛島』に出てきたグレゴリー・キャノン二世のような特徴というか外連味がない。東京都内で起こる人喰いボタル、ネズミ、ムカデの大量発生に関する真相も単純に黒林氏の研究成果によるもので終わっており、展開としては非常にストレートである。捻りがあるとすれば、ゼンドーレンで起きた防衛大臣誘拐事件の真相ぐらいか。

今回はスケールダウンしたと云わざるを得ない。そして前作の感想にも書いたが、やはり涼子が無敵すぎ、クライマックスが派手なだけで、スリルがない。シリーズも6作を数えるようになったからには、そろそろ涼子を苦しめるライバルの登場が必要ではないだろうか?
あと泉田と涼子の間の進展を見せるなど、シリーズの転換を次回は期待したい。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.22:
(4pt)

純粋に楽しめばいい

警察ものというより現代伝奇小説というべきか。世界一美女の警察官薬師寺涼子の傍若無人ぶりがすかっとする痛快ものだ。その下僕の泉田準一郎も結構活躍するぞ。ヤマガラシという地下に住む動物を操る訳の分からない化け物と対峙する。とんでもないマッドサイエンティストも登場する。小説としてまとまっている。純粋に楽しみとして読む伝奇小説だね。
夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062760746
No.21:
(1pt)

自称「一般人」によるオタク迫害が気持ち悪い。

銀英伝、アルスラーン、マヴァール、タイタニアといったSFや
戦記物の大ファンだったので
「現代日本を舞台にした場合の劣化ぶり」がものすごく残念。
おそらく作者は、現代日本、特に自民党が与党に居る状態での
政治体制が大嫌いなのだろう。それは当人の自由というものだが、
創作の中に、必要もないところでそれをゴリゴリと入れてくるのは
興ざめどころか「それなしでは創作書けないのか?」と
読んでいて辛くなる。

なによりきついのは「平凡な一般人」を自称し、物語の語り部でもある
泉田準一郎警部補による、オタク蔑視ととれる表現である。
本作が発行された2005年当時はまだ「オタク迫害」の風潮が
色濃く残っており「オタク・ハラスメント」という言葉もなかった時代だが、
「一般人の代表」づらで、「趣味で公然と人を差別し」そのうえで、
オタクとされる人々が一般人と同等の権利を求めることを
呆れ嘲笑するような描写まであって
「それが田中芳樹の考える一般人」かと呆然とした。

分類すれば「ライトノベル」の分野になる作品で、
「侮辱し嘲笑し迫害しても構わない対象」のようにオタクという
人種を取り扱うことに、本人が疑問を抱いていない当たりが
「作家としての老い」なのだろうと思う。これは創竜伝シリーズにも
色濃く感じられる
「無知蒙昧な日本国民、それに真実を教えてやる作者」
という上から目線の傲慢さが鼻につき、30年前はともかく
現代では悪手としか感じられない。

主人公の「無礼だが有能なので誰も何も言えない」という
設定も空回り。有能であれば有能であるということを
読者に納得させる描写が必要だと思う。これもまた、
作家としての老いのように見える。
「日本はとにかく駄目だ、それを知らない読者も馬鹿だ」
という傲慢は、隠していても行間からにじみ出てくる。
夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
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No.20:
(5pt)

怪奇・・怪奇

ううっ・・・こんなことって・・・あり?怪奇だわ・・・ん?こんな素敵な上司が・・。
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4062760746
No.19:
(1pt)

あまりのくだらなさに初めて書評を書く

ハッキリ言ってくだらない!
今時のマンガでさえもこんな陳腐な設定のマンガはありません。
山もなく谷もなくオチさえない、こんなストーリーにお金を払うのはドブに捨てるのと同じです。(小説というのさえおこがましい)
作者は日本に敵意を抱いているのでしょうか? なぜか日本に災厄が起きればいいというようなオーラが行間から滲み出します。
こんなのを書いてるヒマがあるのだったら、アルスラーン戦記や創竜伝やタイタニアを完成させろといいたい。
薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル)
薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル)より
439620793X
No.18:
(4pt)

泉田君の苦労は今回も絶えない……

相変わらずの痛烈な社会批判もありながら、女王陛下とお付きの泉田君との痛快なやりとりも健在。
 が、しかし泉田君もただでは転ばぬようで今回は女王陛下を手玉に取るような場面も。すっかり女王のお付きという立場も板に付いているようで。
 
 二人のやり取りが大好きな方は前作から変わらず楽しめると思いますよ。
夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
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