夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
- 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (10)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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薬師寺涼子シリーズも6作目。最近はパリ、香港、バンクーバーと海外を舞台に活躍する話が多かったが、今回はお膝元の東京を舞台に活躍する。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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警察ものというより現代伝奇小説というべきか。世界一美女の警察官薬師寺涼子の傍若無人ぶりがすかっとする痛快ものだ。その下僕の泉田準一郎も結構活躍するぞ。ヤマガラシという地下に住む動物を操る訳の分からない化け物と対峙する。とんでもないマッドサイエンティストも登場する。小説としてまとまっている。純粋に楽しみとして読む伝奇小説だね。 | ||||
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銀英伝、アルスラーン、マヴァール、タイタニアといったSFや 戦記物の大ファンだったので 「現代日本を舞台にした場合の劣化ぶり」がものすごく残念。 おそらく作者は、現代日本、特に自民党が与党に居る状態での 政治体制が大嫌いなのだろう。それは当人の自由というものだが、 創作の中に、必要もないところでそれをゴリゴリと入れてくるのは 興ざめどころか「それなしでは創作書けないのか?」と 読んでいて辛くなる。 なによりきついのは「平凡な一般人」を自称し、物語の語り部でもある 泉田準一郎警部補による、オタク蔑視ととれる表現である。 本作が発行された2005年当時はまだ「オタク迫害」の風潮が 色濃く残っており「オタク・ハラスメント」という言葉もなかった時代だが、 「一般人の代表」づらで、「趣味で公然と人を差別し」そのうえで、 オタクとされる人々が一般人と同等の権利を求めることを 呆れ嘲笑するような描写まであって 「それが田中芳樹の考える一般人」かと呆然とした。 分類すれば「ライトノベル」の分野になる作品で、 「侮辱し嘲笑し迫害しても構わない対象」のようにオタクという 人種を取り扱うことに、本人が疑問を抱いていない当たりが 「作家としての老い」なのだろうと思う。これは創竜伝シリーズにも 色濃く感じられる 「無知蒙昧な日本国民、それに真実を教えてやる作者」 という上から目線の傲慢さが鼻につき、30年前はともかく 現代では悪手としか感じられない。 主人公の「無礼だが有能なので誰も何も言えない」という 設定も空回り。有能であれば有能であるということを 読者に納得させる描写が必要だと思う。これもまた、 作家としての老いのように見える。 「日本はとにかく駄目だ、それを知らない読者も馬鹿だ」 という傲慢は、隠していても行間からにじみ出てくる。 | ||||
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ううっ・・・こんなことって・・・あり?怪奇だわ・・・ん?こんな素敵な上司が・・。 | ||||
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ハッキリ言ってくだらない! 今時のマンガでさえもこんな陳腐な設定のマンガはありません。 山もなく谷もなくオチさえない、こんなストーリーにお金を払うのはドブに捨てるのと同じです。(小説というのさえおこがましい) 作者は日本に敵意を抱いているのでしょうか? なぜか日本に災厄が起きればいいというようなオーラが行間から滲み出します。 こんなのを書いてるヒマがあるのだったら、アルスラーン戦記や創竜伝やタイタニアを完成させろといいたい。 薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル) | ||||
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相変わらずの痛烈な社会批判もありながら、女王陛下とお付きの泉田君との痛快なやりとりも健在。 が、しかし泉田君もただでは転ばぬようで今回は女王陛下を手玉に取るような場面も。すっかり女王のお付きという立場も板に付いているようで。 二人のやり取りが大好きな方は前作から変わらず楽しめると思いますよ。 | ||||
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