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夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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警察ものというより現代伝奇小説というべきか。世界一美女の警察官薬師寺涼子の傍若無人ぶりがすかっとする痛快ものだ。その下僕の泉田準一郎も結構活躍するぞ。ヤマガラシという地下に住む動物を操る訳の分からない化け物と対峙する。とんでもないマッドサイエンティストも登場する。小説としてまとまっている。純粋に楽しみとして読む伝奇小説だね。 | ||||
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銀英伝、アルスラーン、マヴァール、タイタニアといったSFや 戦記物の大ファンだったので 「現代日本を舞台にした場合の劣化ぶり」がものすごく残念。 おそらく作者は、現代日本、特に自民党が与党に居る状態での 政治体制が大嫌いなのだろう。それは当人の自由というものだが、 創作の中に、必要もないところでそれをゴリゴリと入れてくるのは 興ざめどころか「それなしでは創作書けないのか?」と 読んでいて辛くなる。 なによりきついのは「平凡な一般人」を自称し、物語の語り部でもある 泉田準一郎警部補による、オタク蔑視ととれる表現である。 本作が発行された2005年当時はまだ「オタク迫害」の風潮が 色濃く残っており「オタク・ハラスメント」という言葉もなかった時代だが、 「一般人の代表」づらで、「趣味で公然と人を差別し」そのうえで、 オタクとされる人々が一般人と同等の権利を求めることを 呆れ嘲笑するような描写まであって 「それが田中芳樹の考える一般人」かと呆然とした。 分類すれば「ライトノベル」の分野になる作品で、 「侮辱し嘲笑し迫害しても構わない対象」のようにオタクという 人種を取り扱うことに、本人が疑問を抱いていない当たりが 「作家としての老い」なのだろうと思う。これは創竜伝シリーズにも 色濃く感じられる 「無知蒙昧な日本国民、それに真実を教えてやる作者」 という上から目線の傲慢さが鼻につき、30年前はともかく 現代では悪手としか感じられない。 主人公の「無礼だが有能なので誰も何も言えない」という 設定も空回り。有能であれば有能であるということを 読者に納得させる描写が必要だと思う。これもまた、 作家としての老いのように見える。 「日本はとにかく駄目だ、それを知らない読者も馬鹿だ」 という傲慢は、隠していても行間からにじみ出てくる。 | ||||
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ううっ・・・こんなことって・・・あり?怪奇だわ・・・ん?こんな素敵な上司が・・。 | ||||
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ハッキリ言ってくだらない! 今時のマンガでさえもこんな陳腐な設定のマンガはありません。 山もなく谷もなくオチさえない、こんなストーリーにお金を払うのはドブに捨てるのと同じです。(小説というのさえおこがましい) 作者は日本に敵意を抱いているのでしょうか? なぜか日本に災厄が起きればいいというようなオーラが行間から滲み出します。 こんなのを書いてるヒマがあるのだったら、アルスラーン戦記や創竜伝やタイタニアを完成させろといいたい。 薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル) | ||||
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相変わらずの痛烈な社会批判もありながら、女王陛下とお付きの泉田君との痛快なやりとりも健在。 が、しかし泉田君もただでは転ばぬようで今回は女王陛下を手玉に取るような場面も。すっかり女王のお付きという立場も板に付いているようで。 二人のやり取りが大好きな方は前作から変わらず楽しめると思いますよ。 | ||||
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05年02月のノベルスを文庫化した作品です. 「よくもここまで叩けるものだ」というのが率直な感想です. 世の中や役人,施設にいたるまで皮肉や批判のオンパレードで, 主人公のキャラクタからある程度理解できるところはあるものの, 明らかにモデルがわかる人物への『それ』は物語には不要なはずで, 地の文を使ってまで,また容姿や風貌をあげつらうやり方も不快です. その上,物語のメインであるはずの怪物との戦いも物足らない印象で, 弱点の発見から,実際にそこを攻めて退治するまでがあまりにあっさり. もうひとつの問題を放置し,ハッピエンドとなる結末にも不満が残ります. また,合間のイラストも語られていた怪物の特徴をほとんど捉えていません. 結局,余計なところだけが目立ち,描きたいものが伝わってきませんでした…. | ||||
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多くの人の指摘どおり、二人のメイドを出すことで涼子のバケモノっぷりが半減してしまってるのが残念。というか、メイドさんに萌える人はあんまりこの小説読まないんじゃないか。読んでもこのメイドさんには萌えられるか疑問なので、かえって出さない方がいいとさえ思ったりします。 作者の政治批判も、だんだん愚痴や悪口レベルに感じます。コッパ役人を自称する泉田クンの一人称とはいえ、セセコマシイことに突っ込まないで、もっと対極的にものを見て欲しいと思いました。 肝心のストーリーも、どこが山場か今ひとつ盛り上がりに欠ける印象。涼子と泉田クンのやり取りは面白いので、それだけは楽しく読めました。が、そろそろマンネリ…? | ||||
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あいもかわらずやりたい放題の女王陛下に平伏。 やっぱり、お涼様はこうでなくちゃ。 うーん。でも星をマイナス1。なぜなら戦闘シーンが少なかったから。 作中実在の人物を彷彿とさせる記述がありますが、こっちの言いたいことを代弁してくれてて爽快。 | ||||
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作者さんのストレス解消かと思うようなやけっぱちで萌え要素たっぷりの登場人物とストーリーはこのシリーズの特徴だと思ってます。ただ、今回は時事政治ネタに関する説明が少しくどかったかな?テンポの良さが崩れたような部分があるような。私は田中さんの時事ネタも嫌いではないのですが。 あと室町女史。少々元気がなくなってきているような。仕事でも恋でも(?)まともに渡り合えそうなのは室町さんしかいないと思うので、「なんでいつもこの四人が」と言われようとも出続けて欲しいです。 そういうわけで本当は星3つくらいだけど、今後への期待と、涼子さん・泉田さんの浴衣姿がおがめたという個人的趣味で星4つ。 | ||||
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もともと氏の作品が好きでこのシリーズもずっと読みつづけています。 ストーリーやら配役やらは決して嫌いではない作品なのですが、どうも銀河英雄伝説やアルスラーン戦記に比べて物足りなさが出てしまいます。またどうにも政治批判が気になります。政治に対する考え方は人それぞれのため、あまりどうこう言う気はないのですが、特にこのシリーズと創竜伝ではやりすぎで(言い過ぎ)作品全体のバランスが悪くなっているように思えます。あえて正当性は言いませんが・・・。 ただテンポよく進むストーリーやキャラクターの個性が面白くて会社帰りの電車のなかで気軽に読むにはちょうど良かったです。こういう作品(政治批判だらけ)が好きな方には読んでて気持ちいいかもしれませんが、私はそうでもありませんでした。あまり鵜呑みにせず現代を舞台にしたSFサスペンスちっくな作品として楽しめばよいのではないでしょうか。 | ||||
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いつも破天荒なお涼様。しかし,今回はどこか冴えない・・・ 室町風紀委員長とのケンカもほとんど無いですし・・・ フランスからやってきた二人のメイドの登場で作品は華やいだのでしょうか?と一瞬思いましたが,今まで涼子が一人でやっていた非常識な部分を二人が分担してしまった。という感じが否めません。 泉田警部補がミミズに硬直してしまったり,無意識に涼子をうろたえさせるようなセリフを言ったりと・・・面白いところは所々あるのですが今までと路線が変わってきているような気がします。 作中での批判も今までは「あ~言えてる!」と笑えていた部分も 何だか直球に近くなって「そこまで言うか・・・」というものになっていますし・・・。 全くもって面白くないわけではありませんが,今までのシリーズを読み親しんでいる人には少し物足りないかもしれませんね。 | ||||
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長年の義務感で買いました。 読み進めること自体が辛かったです。 現代社会風刺もキレが鈍い。 創竜伝のころの政治家にはどこか愛嬌があった。 キャラクター造形に破綻が生じているようなので、 養生してください。 あとがきも書けないほどなのですか。 まだ心配してますよ。(まだ見捨ててないという意味で) | ||||
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今までの薬師寺涼子シリーズで一番つまらなかったかも。作者が作品のどこの場面に力を入れていたのか不明です。せっかくのお涼様の勢いも欠けてたし、新しい“発見”が無い様な感じでした。2人のメイドさんの登場で、何か迫りくるって言う緊張感と、それをどうやって涼子らしく対処するかのワクワク感が減った気がしました。少し残念です。 | ||||
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内容はともかく。 固有名詞こそ出さないものの、明らかに特定できる実在の人物を根拠もなしに誹謗中傷しているのは偏執狂じみていて気分が悪くなるだけ。近代史で旗色が悪くなったため、苦し紛れに原稿用紙の枡を埋めたか? 巻末には小説塾の募集もしていたが、賞味期限切れの作家がいったい何を教えることやら。 | ||||
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本シリーズはずっと読んでいる。 落ち込んでいるときに読むと不思議と元気になる。私にとってのドリンク剤みたいなものだ。 今回はほんの少し、文体が落ち着いていたような気がするので、破天荒なリズムに慣れ親しんできた読者の一人としては、星4個にさせていただきました。 ありえない設定にありえない事件の数々だけど・・・。 これからもリョーコ・ヤクシージから目が離せません! | ||||
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このシリーズは頭を使わずに読めるので時間つぶし程度に読んでいましたが、今回は全くと言っていいくらい面白くありませんでした。 1.敵が大した事ない。 2.室町由紀子と岸本を出す理由が無い。かなり無理やり出してます。 3.薬師寺涼子のメイドにいたっては、ファンの為だけにこじつけて登場させてるとしか思えない。作者の好みもあるかもしれないけど。少なくとも室町由紀子よりメイドの方が人気があるんでしょうね。楽しそうに書いている事だけはわかる。 4.薬師寺涼子とメイド二人はただのコスプレマニアになっている。そのうちレオタード戦士の格好をすることでしょう。 5.もう薬師寺涼子的にも仕事も恋愛も一段落ついちゃってて緊張感がない。恋愛もライバルがいないし。 6.お得意の毒舌も都知事に関する部分がちょっと面白かったけど、それだけ。 もうこのシリーズも限界と見ました。 たぶん次は買わないでしょう。 | ||||
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う~ん、浴衣のお涼さまもかっこいいですぅ~。相変わらず、バニーガールもやっちゃうし。でも、最近の作品は、登場人物がやたらと多くなってしまって、私としては、お由紀とお涼の掛け合い漫才が大好きなので、ちょっと残念。レオコン岸本!お前は脇役だ~!なのに最近重要な役が多いぞ! 怪物は、このごろ昆虫ものが多いですね~。幻想的なほうがいいです。いっぱいの人食い○○○を想像して鳥肌が立ってしまったので、星4つ。でも、結局科学の粋を集めたとしても、原始的なものには勝てないということかな~。 | ||||
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約一年ぶりのお涼さまの新刊でしたが普通です。 泉田サンとの微妙なカラミもなく、いつものメンバーで事件を解決していく、 そんな感じの一冊でした。ただ刑事部参事官室のメンバー全員出演は初めてでないでしょうか? | ||||
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巻を追うごとに著者の熱意が落ちているような。 ギャグもふるわないし、 安易にパリのメイド二人を日本に呼び寄せたり、 怪現象や敵がテキトーに書かれていたり 見せ所の戦闘シーンも少なくて物足りませんでした。 (あの鉄球使いのモデルはもしや・・?) 唯一の収穫はお涼と泉田の進展の予感くらいでしょうか。 その前に打ち止めにならないことを祈ります。 | ||||
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田中先生、宿題何処までやらずにいるんだろう...まあ、このお涼様シリーズかなり、書き易いんだろうな...。カッコイイお涼様の活躍振り!(#▽#)読んでる私も「オーホホホホホっ!泉田君!!お行きっ☆」って、言いたくなるモンね。此のままだといつか国会議事堂乗っ取りそうで怖いけどお涼様!!是非是非この腐った日本をサクサクッと豪快に薙ぎ倒してって~♪ 私は後からコソコソと付いて行きます。 という訳でかなり読んだ後に爽快感が御座います。もやもやってしてるアナタ!!一度読んで下さいませ。 | ||||
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