霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 1件

6.50pt (10max) / 2件

Amazon平均点

3.07pt ( 5max) / 30件

楽天平均点

4.38pt ( 5max) / 8件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

37.00pt

0.00pt

44.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2006年08月
分類

長編小説

閲覧回数1,296回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

2009年08月12日 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

美女が、ホテルが燃えてしまう…。才色兼備の超エリート警察官僚・薬師寺涼子―通称お涼さま。彼女の行くところ、何故か不可解な事件が起きてしまうのだ。今回は日本を代表する避暑地・軽井沢で休暇のはずが、米国きっての大富豪とやりあうはめに。(強制)同行の部下・泉田クンも当然、巻き込まれます。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の総合評価:6.16/10点レビュー 31件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

取材経費削減対策?

海外を舞台にすることが多かった薬師寺涼子シリーズだが、本書では前作に引き続き日本の避暑地軽井沢が舞台となっている。不況による取材費の引き締めか。
いや下衆の勘ぐりはよそう。

今までのシリーズ同様、ドラ避けお涼こと薬師寺涼子の自由奔放、傍若無人ぶりは健在で今回も権力の壁を乗越えて、カツカツとハイヒールの音高らかに闊歩する。

今回の敵はアメリカの食品業界を牛耳るUFAのオーナーである女性大富豪マイラ・ロートリッジ。不老不死を夢見るこの女帝は実の娘を若返り用クローンとして育てているというのが今回の趣向。
この自らの延命のためにクローンを育てる金持ちというテーマは21世紀になって数多書かれた物で、内容的には驚きはもたらさない。このシリーズはアイデアの斬新さを求めるのではなく、色んな敵に薬師寺涼子がいかに勝利するか、そのプロセスを愉しむべきだろう。

しかしこのシリーズに放り込むオタク度、マニア度の高いカテゴリーの豊富な事。コスプレ、メイド、女装趣味と現代日本の歪んだ多様性、いわゆる萌え要素があらゆる限り反映されている。
そしてそれらに没入する社会的地位の人間が警察や官僚の高官だったり、医者だったり、実業家だったりとかなり高い地位の人々であるのが皮肉か。ストレス社会と云われる日本の現在を田中氏なりに毒を込めて盛り込んでいるのだろうか。

で、今回いつもにも増して気付かされるのが薬師寺涼子の部下泉田警部補に対する愛情だ。
今までは単純に独善的に泉田を引っ張りまわし引き連れていた感があるが、今回は泉田と共有する時間を敢えて取ったり―冒頭の軽井沢へ向かう列車にわざわざ乗り合わせる―、泉田に女性としての自分を売ったりー交通事故に遭った泉田に食事を手ずから食べさせる―する。
シリーズも7作目になってようやく単なる師従の関係から進展してきた感がある。まあこれは鈍感な私が今までの作品でそれに気付かなかったところもあるかもしれないが。
しかし無敵の美貌を誇る薬師寺涼子はある意味究極のツンデレだ(これももはや死語か)。

とはいえ、やはり読みやすいが故に1ヵ月後には忘れてしまいそうなお話ではある。まあ、嫌いではないので次巻が出たら買うだろうけど。



▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

Tetchy
WHOKS60S
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.30:
(2pt)

好きな作品です

最高です
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062764318
No.29:
(2pt)

パワー不足

薬師寺涼子と泉田準一郎は軽井沢に休暇に来るが、いきなり泉田が交通事故に会うという意外な出だしだが、その後はお約束の展開で、大富豪の軍団と対峙することになる。うーん、今回はおどろおどろしさもないし、涼子もハチャメチャぶりが控えめかな。相手側もパワー不足だね。
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996
No.28:
(3pt)

予想通り

思ったとおりの内容。
期待を裏切らないが、それ以上でも無かったので☆3つ
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062764318
No.27:
(5pt)

霧・・・ううっ・・恐い

面白かったです。これ以上はお楽しみに・・・・読みどころは、書けない・・・ぞくぞく・・・
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062764318
No.26:
(3pt)

お涼様、パワーダウン?

まあ面白いと言えば面白いんですけど、以前の「東京ナイトメア」や「黒蜘蛛島」に比べると、
お涼様のパワーダウンがつまらないなーと思いました。

でも。今回も泉田君は苦労してますね。
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996



その他、Amazon書評・レビューが 30件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク