霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿

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長編
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あらすじ

2009年08月12日 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)

美女が、ホテルが燃えてしまう…。才色兼備の超エリート警察官僚・薬師寺涼子―通称お涼さま。彼女の行くところ、何故か不可解な事件が起きてしまうのだ。今回は日本を代表する避暑地・軽井沢で休暇のはずが、米国きっての大富豪とやりあうはめに。(強制)同行の部下・泉田クンも当然、巻き込まれます。(「BOOK」データベースより)

評判

霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

霧の訪問者: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の総合評価:

6.16/10点 レビュー 31件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

取材経費削減対策?

海外を舞台にすることが多かった薬師寺涼子シリーズだが、本書では前作に引き続き日本の避暑地軽井沢が舞台となっている。不況による取材費の引き締めか。
いや下衆の勘ぐりはよそう。

今までのシリーズ同様、ドラ避けお涼こと薬師寺涼子の自由奔放、傍若無人ぶりは健在で今回も権力の壁を乗越えて、カツカツとハイヒールの音高らかに闊歩する。

今回の敵はアメリカの食品業界を牛耳るUFAのオーナーである女性大富豪マイラ・ロートリッジ。不老不死を夢見るこの女帝は実の娘を若返り用クローンとして育てているというのが今回の趣向。
この自らの延命のためにクローンを育てる金持ちというテーマは21世紀になって数多書かれた物で、内容的には驚きはもたらさない。このシリーズはアイデアの斬新さを求めるのではなく、色んな敵に薬師寺涼子がいかに勝利するか、そのプロセスを愉しむべきだろう。

しかしこのシリーズに放り込むオタク度、マニア度の高いカテゴリーの豊富な事。コスプレ、メイド、女装趣味と現代日本の歪んだ多様性、いわゆる萌え要素があらゆる限り反映されている。
そしてそれらに没入する社会的地位の人間が警察や官僚の高官だったり、医者だったり、実業家だったりとかなり高い地位の人々であるのが皮肉か。ストレス社会と云われる日本の現在を田中氏なりに毒を込めて盛り込んでいるのだろうか。

で、今回いつもにも増して気付かされるのが薬師寺涼子の部下泉田警部補に対する愛情だ。
今までは単純に独善的に泉田を引っ張りまわし引き連れていた感があるが、今回は泉田と共有する時間を敢えて取ったり―冒頭の軽井沢へ向かう列車にわざわざ乗り合わせる―、泉田に女性としての自分を売ったりー交通事故に遭った泉田に食事を手ずから食べさせる―する。
シリーズも7作目になってようやく単なる師従の関係から進展してきた感がある。まあこれは鈍感な私が今までの作品でそれに気付かなかったところもあるかもしれないが。
しかし無敵の美貌を誇る薬師寺涼子はある意味究極のツンデレだ(これももはや死語か)。

とはいえ、やはり読みやすいが故に1ヵ月後には忘れてしまいそうなお話ではある。まあ、嫌いではないので次巻が出たら買うだろうけど。



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Amazonレビュー

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No.30
(2pt)

好きな作品です

最高です
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)より
4062764318
No.29
(2pt)

パワー不足

薬師寺涼子と泉田準一郎は軽井沢に休暇に来るが、いきなり泉田が交通事故に会うという意外な出だしだが、その後はお約束の展開で、大富豪の軍団と対峙することになる。うーん、今回はおどろおどろしさもないし、涼子もハチャメチャぶりが控えめかな。相手側もパワー不足だね。
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996
No.28
(3pt)

お涼様、パワーダウン?

まあ面白いと言えば面白いんですけど、以前の「東京ナイトメア」や「黒蜘蛛島」に比べると、
お涼様のパワーダウンがつまらないなーと思いました。

でも。今回も泉田君は苦労してますね。
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996
No.27
(2pt)

面白くなかった

今回の薬師寺涼子の敵は、アメリカの女性実業家だが
妙なカルト教団の創設者であり。
そしてマッドサイエンティストのパトロンでもあるとの内容だ。

ネタバレするので内容はあまり言えないが。
展開的にどうも陳腐と言うしか無い。
意外性も乏しいし。
薬師寺涼子の活躍というのも、あまり楽しくは読めなかった。

何かな・・・・。って感じです
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996
No.26
(2pt)

中途半端ですね

初期のように物語やキャラクターだけでぐいぐいと読者を引っ張っていく力はない。
かといって暇つぶし、あるいは脳みそを使わずにだらだら読む小説としては、あちこちに挿入される政治批判が鬱陶しい。

読み終わった後疲れるわりにはさほど面白かった気もしないので、一気に読むとがっかり感が増す小説です。裏表紙にある「日米傍若無人対決」に期待していたので、敵がイマイチぱっとしなかったのも残念でした。せめて物語が完結する暁には、ちゃんと涼子並みに強烈な敵を出して欲しいものです。

ごく短い通勤通学時間など、何も考えたくないけど手持ち無沙汰は嫌だという人には向いているでしょう。ちまちま読んだら政治批判もそれほどくどくは感じられないと思います。
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)より
4061824996

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