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夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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夜光曲: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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銀英伝、アルスラーン、マヴァール、タイタニアといったSFや 戦記物の大ファンだったので 「現代日本を舞台にした場合の劣化ぶり」がものすごく残念。 おそらく作者は、現代日本、特に自民党が与党に居る状態での 政治体制が大嫌いなのだろう。それは当人の自由というものだが、 創作の中に、必要もないところでそれをゴリゴリと入れてくるのは 興ざめどころか「それなしでは創作書けないのか?」と 読んでいて辛くなる。 なによりきついのは「平凡な一般人」を自称し、物語の語り部でもある 泉田準一郎警部補による、オタク蔑視ととれる表現である。 本作が発行された2005年当時はまだ「オタク迫害」の風潮が 色濃く残っており「オタク・ハラスメント」という言葉もなかった時代だが、 「一般人の代表」づらで、「趣味で公然と人を差別し」そのうえで、 オタクとされる人々が一般人と同等の権利を求めることを 呆れ嘲笑するような描写まであって 「それが田中芳樹の考える一般人」かと呆然とした。 分類すれば「ライトノベル」の分野になる作品で、 「侮辱し嘲笑し迫害しても構わない対象」のようにオタクという 人種を取り扱うことに、本人が疑問を抱いていない当たりが 「作家としての老い」なのだろうと思う。これは創竜伝シリーズにも 色濃く感じられる 「無知蒙昧な日本国民、それに真実を教えてやる作者」 という上から目線の傲慢さが鼻につき、30年前はともかく 現代では悪手としか感じられない。 主人公の「無礼だが有能なので誰も何も言えない」という 設定も空回り。有能であれば有能であるということを 読者に納得させる描写が必要だと思う。これもまた、 作家としての老いのように見える。 「日本はとにかく駄目だ、それを知らない読者も馬鹿だ」 という傲慢は、隠していても行間からにじみ出てくる。 | ||||
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ハッキリ言ってくだらない! 今時のマンガでさえもこんな陳腐な設定のマンガはありません。 山もなく谷もなくオチさえない、こんなストーリーにお金を払うのはドブに捨てるのと同じです。(小説というのさえおこがましい) 作者は日本に敵意を抱いているのでしょうか? なぜか日本に災厄が起きればいいというようなオーラが行間から滲み出します。 こんなのを書いてるヒマがあるのだったら、アルスラーン戦記や創竜伝やタイタニアを完成させろといいたい。 薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 (ノン・ノベル) | ||||
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05年02月のノベルスを文庫化した作品です. 「よくもここまで叩けるものだ」というのが率直な感想です. 世の中や役人,施設にいたるまで皮肉や批判のオンパレードで, 主人公のキャラクタからある程度理解できるところはあるものの, 明らかにモデルがわかる人物への『それ』は物語には不要なはずで, 地の文を使ってまで,また容姿や風貌をあげつらうやり方も不快です. その上,物語のメインであるはずの怪物との戦いも物足らない印象で, 弱点の発見から,実際にそこを攻めて退治するまでがあまりにあっさり. もうひとつの問題を放置し,ハッピエンドとなる結末にも不満が残ります. また,合間のイラストも語られていた怪物の特徴をほとんど捉えていません. 結局,余計なところだけが目立ち,描きたいものが伝わってきませんでした…. | ||||
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多くの人の指摘どおり、二人のメイドを出すことで涼子のバケモノっぷりが半減してしまってるのが残念。というか、メイドさんに萌える人はあんまりこの小説読まないんじゃないか。読んでもこのメイドさんには萌えられるか疑問なので、かえって出さない方がいいとさえ思ったりします。 作者の政治批判も、だんだん愚痴や悪口レベルに感じます。コッパ役人を自称する泉田クンの一人称とはいえ、セセコマシイことに突っ込まないで、もっと対極的にものを見て欲しいと思いました。 肝心のストーリーも、どこが山場か今ひとつ盛り上がりに欠ける印象。涼子と泉田クンのやり取りは面白いので、それだけは楽しく読めました。が、そろそろマンネリ…? | ||||
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長年の義務感で買いました。 読み進めること自体が辛かったです。 現代社会風刺もキレが鈍い。 創竜伝のころの政治家にはどこか愛嬌があった。 キャラクター造形に破綻が生じているようなので、 養生してください。 あとがきも書けないほどなのですか。 まだ心配してますよ。(まだ見捨ててないという意味で) | ||||
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内容はともかく。 固有名詞こそ出さないものの、明らかに特定できる実在の人物を根拠もなしに誹謗中傷しているのは偏執狂じみていて気分が悪くなるだけ。近代史で旗色が悪くなったため、苦し紛れに原稿用紙の枡を埋めたか? 巻末には小説塾の募集もしていたが、賞味期限切れの作家がいったい何を教えることやら。 | ||||
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このシリーズは頭を使わずに読めるので時間つぶし程度に読んでいましたが、今回は全くと言っていいくらい面白くありませんでした。 1.敵が大した事ない。 2.室町由紀子と岸本を出す理由が無い。かなり無理やり出してます。 3.薬師寺涼子のメイドにいたっては、ファンの為だけにこじつけて登場させてるとしか思えない。作者の好みもあるかもしれないけど。少なくとも室町由紀子よりメイドの方が人気があるんでしょうね。楽しそうに書いている事だけはわかる。 4.薬師寺涼子とメイド二人はただのコスプレマニアになっている。そのうちレオタード戦士の格好をすることでしょう。 5.もう薬師寺涼子的にも仕事も恋愛も一段落ついちゃってて緊張感がない。恋愛もライバルがいないし。 6.お得意の毒舌も都知事に関する部分がちょっと面白かったけど、それだけ。 もうこのシリーズも限界と見ました。 たぶん次は買わないでしょう。 | ||||
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巻を追うごとに著者の熱意が落ちているような。 ギャグもふるわないし、 安易にパリのメイド二人を日本に呼び寄せたり、 怪現象や敵がテキトーに書かれていたり 見せ所の戦闘シーンも少なくて物足りませんでした。 (あの鉄球使いのモデルはもしや・・?) 唯一の収穫はお涼と泉田の進展の予感くらいでしょうか。 その前に打ち止めにならないことを祈ります。 | ||||
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