恋霊館事件
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- 雪御所圭子・有希真一シリーズ (3)
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探偵・有希と振り子占師・雪御所を主人公にした三部作の第2作。 阪神淡路大震災後を舞台にした7編が収録された連作推理小説。 嫌になるくらい切なく、哀しい事件の数々。 ミステリーよりも人間ドラマを味わう作品か。 前作の『未明の悪夢』が非常に面白かっただけに期待していたが、イマイチの作品だった。 『五匹の猫』『仮設の街の幽霊』『紙の家』『四本脚の魔物』『ヒエロニムスの罠』『恋霊館事件 ー神戸の壁ー』『仮設の街の犯罪』を収録。 | ||||
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鮎川賞作家の谺 健二氏のデビュー作での主人公達が登場するシリーズの連作短編集。 本作も阪神淡路大震災後の神戸を事件の舞台にしており、不可能趣味満載の島田荘司直系の本格趣向と震災の影響や人間模様が丹念に描きこまれており、読み応えは充分である。 | ||||
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占い師・雪御所圭子と探偵の有希が震災後の神戸で謎を解く!震災ミステリ連作集。 何がすごいって、震災でなければあり得なかった状況を駆使してサプライズあふれるミステリに仕上げていること。「未明の悪夢」では震災の描写とミステリのミステリ部分がどうも融合せず浮いているように思えて気になったのだが、本書は短編ということもあり次々にアクロバティックな展開を見せつけてくれて楽しい。ミステリのトリック部分にも増して、震災後の人々の心までも深く描き込んでいるのが心揺さぶられる。ただしそのぶん寂寥感や人間の無力感が強調されていて読後感はずっしりと重いかもしれない。 「仮設の街の幽霊」震災後の神戸、仮設住宅に出る幽霊は孤独死した女の霊なのか?仮設住宅における人々の思いやりと苦しみがえがかれていて胸につまされる。霊の正体は…。 他に密室の謎「紙の家」、呪われた椅子「四本足の魔物」、呪いを信じる女「ヒエロニムスの罠」、館消失の謎「恋霊館事件-神戸の壁-」、ラスト解決編の「仮設の街の犯罪」を収録。 謎部分はオカルト色強めになっており、それがどういう説明がつくか、解決への飛躍がゾクゾクとさせてくれるミステリだ。 | ||||
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