語り女たち
- 不眠症 (20)
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17人の女性が語る幻想譚を収録 心にさざなみを起こすような珠玉の短編集でした 日常と異界が融解します | ||||
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舞台装置としては良い物を用意したと思います。 海辺の部屋に毎回違う女が現れて不思議な話をしていく。 惹かれました。 ただ、肝心のお話が、いずれも小ざっぱりとしすぎていて、入り込めませんでした。 小川洋子のような雰囲気を期待してしまったのですが、読後感が軽く残念でした。 | ||||
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語るのはシャハラザードではなく、17人の女性たち。 短編集なので、気の向くままに読めるのも良い。 こんな男性とのやりとり、ステキだなぁと思う「笑顔」、 読んだ後も余韻の残る不思議な「眠れる森」、 国語の教科書を思い出す美しい文章と 父親とのやりとりが印象的な「夏の日々」などなど。 心に残るものが多い。 いつでも、彼の文章、 そして登場人物には清純な印象を受ける。 年齢を感じさせない、かわいらしい魅力的な女性のお話を聞きたい方はお試しあれ。 | ||||
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文章には音も匂いも色も美醜もないが、音を感じ、匂いを感じ、美しいと思わせるそんな言葉に出会うことが本当にまれにある。 海辺の街に小部屋を借りて、潮騒の音の届く窓辺に横になって訪れた女性の物語を聴く……そんな現実と虚構の狭間にある薄い世界で、17人の女性の物語を聴くことができます。 一つ一つの物語は違った色があり、香りのあるもので、読んでいて色々と考えて(感じて)しまいます。 一編の長さはかなり短く、女性が物語を語る形式なので読んでいて疲れません。 所々に入る挿し絵も美しく、物語のタイトルはちょっとトーンが落としてあるなど装丁も含めて実に「美しい」作品です。 北村薫さんの作品は「スキップ」のような長編作品も良いのですが、こういった短編にもキラリと光る美しさがあります。 | ||||
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北村薫著書の作品。 雑誌等で掲載されていたものをまとめたものです。 ある男性のもとに女性たちが語りにくるという話ですが、 女性たちの話は全て独立した話ですのでオムニバス形式に近いです。 一気に読んでもよいですし少しづつ読むのもよいです。 どれが一番かというよりも全ての話に特徴があって引き込まれます。 見たことないような漢字を使っていたり、自分が知ってる童話が少し変わってたりと 知っているようで知らない、日常ありそうで非日常の世界が描かれています。 長編のを読んでみたいと思わせる著者でした。 | ||||
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