極限推理コロシアム



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初公開日(参考)2004年04月
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長編小説

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極限推理コロシアム (講談社文庫)

2008年10月15日 極限推理コロシアム (講談社文庫)

夏の館と冬の館に強制的に集められた男女に「主催者」は命じる。「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。被害者は彼らの中から選ばれていき、しかも、もう一つの館より早く犯人を当てなければならない。不正解の代償は館に残る全員の「死」―。矢野龍王、待望の文庫初登場!第三十回メフィスト賞受賞作品。 (「BOOK」データベースより)




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極限推理コロシアムの総合評価:5.64/10点レビュー 39件。Dランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(7pt)

極限推理コロシアムの感想

面白かったです。
単純に。
ページ数は少なくないですが読みやすいのですぐに読んでしまいます。
オチも簡単でしたがびっくりするようになっていていい感じです。

▼以下、ネタバレ感想

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マビノギオン
ETOPY8N1
No.5:
(2pt)

極限推理コロシアムの感想

2つの館に集められた男女14名。
これから両館で起こる殺人事件の犯人を当てるデスゲームが始まる。
もう1つの館よりも先に正解出来なければ、待っているのは・・・

テンポよく読めたものの、余計な物として省き過ぎた結果、描写が弱い。
もう1つの館の描写も皆無に近いし、主人公たちからそれほど緊張感や恐怖感が伝わって来なかった。
トリックを活かす意味でも、『お前たちとはいられない。部屋に戻る』ってベタなフラグを建てて殺されるとかがあった方がよかったかな。

そして何より、犯人の動機やなぜ主人公が選ばれたのかなど、色々丸投げ状態なのが一番ダメ。

エーカー
NWKWLAAY
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

極限推理コロシアムの感想

駒形祥一は目覚めると見知らぬ部屋にいた。
そこは窓が一切なく、妙に蒸し暑い館の一室。
自身と見知らぬ六名分のネームプレートが付けられた部屋とPC室、そして広場。
案の定七名の男女は誰一人顔見知りではなく、訳が分からない状況に険悪な雰囲気が漂った。
そんな中、PC室のパトランプが点滅し、唐突に「主催者」が告げた。
「夏と冬、二つの館が存在し、同条件下でそれぞれ殺人事件が起きる。
自身の館ともう一方の館の殺人事件の犯人を当て、生き残った勝者には賞金を差し上げよう。
ただし、相手の館が先に二つの館の殺人事件の犯人を当てた場合、敗者に待つのは死である。」
つまり、自身の館の殺人事件を推理するだけではなく、相手の館と交渉し、出し抜かなければならない。
はたして駒形は犯人を当て、生き残ることができるのか―・・・

いわゆるデス・ゲームものですが、設定が少し工夫されていて面白いです。
デス・ゲームにもう一つの館を容易することで、上手く囚人のジレンマを取り入れています。
自身の館は館で、正直誰かが死ななければ推理し難い一方で、その被害者は自分になるかもしれない。
みんなで推理したいが、誰かが犯人かと思うと、誰を信用していいのかわからない。
しかし、相手の館を考えると、協力して出し抜く必要がある。
いかに自身の側の情報を伝えず、相手の情報を得るか。
一日一人のペースで死んでいきますが、相手の館では誰が死に誰が生き残っているのかわかりません。
この情報は犯人候補を絞るには非常に重要であり、どのタイミングで嘘をつくかが鍵となります。

個人的にはひとひねりされた設定で、犯人も予想外だったので、面白かったです。
しかし、他の方の感想を読むに、なかなか手厳しい評価を受けています。
そして、そうした評価はある程度的を射ていると思います。
正直、せっかくの設定を活かしきれていない感はあります。
相手の館の情報があまりになく、せっかくもう一方でもデス・ゲームが起きているのに勿体ない気がします。
また、登場人物に感情移入できない、緊張感が足りないという意見も見られます。
デス・ゲームでは多少の疑心暗鬼や空気を乱す存在はわかりますが、それにしてもまるで協調性がありません。
ある程度団結して相手の館を出し抜く必要があるにも関わらず。
主人公は団結する必要性を自覚しながら、推理はしてもそちらには積極的に動かないので、登場人物の背景や心理がまるで掴めず、死んでもどうとも思えません。
本作の設定ならば、もっと相手の館との交渉における心理戦の模様や、犯人がいるかもしれない面子での団結という矛盾への葛藤が書き込まれれば、より緊張感が生まれ面白くなったのではないかと思います。
私は犯人が予想外だったのですが、トリックを見破れたらかなり面白味が半減すると思います。
正直、大して推理したわけではなく、消去法と運の要素も大きい印象です。

それでも、私個人としては面白かったです。
そして勿体ない作品だとも思います。
メフィスト賞受賞作と期待しすぎなければ、楽しめるのではないでしょうか。
粗削り感があるのも、デビュー作と知り納得できます。
最後はTo be continuedとあるので、ぜひ同設定のデス・ゲームを書いてほしいと思います。

あんみつ
QVSFG7MB
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いいけど、惜しい!

典型的なクローズドサークルもの。複数の人間が簡単な造りの館に集められ、一人また一人と殺されていく…
本格好きなら好物の設定であろう。
設定や経緯など多少リアリティに欠ける部分もあるものの、そこは物語ということで許容範囲。


▼以下、ネタバレ感想

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hiro-m
4K1CCRGG
No.2:
(7pt)

極限推理コロシアムの感想

第30回メフィスト賞受賞作。ドキドキしながら読めた。春と冬の館、両方の事件のつながり方もすっきりした。

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

好みの設定ですが、惜しいところがたくさん。

クローズド・サークルでの推理ゲーム。
舞台としてはとても面白いです。

夏の館、冬の館にそれぞれ7名づつ閉じ込められ、
互いの館で連続殺人が発生する。
館同士はTV電話でコンタクトが可能。

問題は夏の館、冬の館の犯人は誰か?
1度のみの解答に対して、正解側の館の人々は賞金を獲得して生還。
解答を外したり相手が先に答えた場合は死が待っている。

相手の館とのコンタクトでの情報提供の心理戦や
少ない手がかりでの犯人探しは好みもあり面白かったです。

ただ、"極限"と名のつくほど緊迫した雰囲気は無く、
登場する人々の思考が感じられない為、
とても軽いゲーム遊びをしている印象を受けました。

ミステリ読みなれている人にはとても物足りなく感じると思いますが、
この系統が好きな人は楽しめる作品だと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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