左90度に黒の三角
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左90度に黒の三角の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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デスゲームモノ。 | ||||
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催眠術に念力など、超能力を使える謎の一家。 その邸内で起きた連続殺人事件の真相を見抜け!さもなくば、死…。 密室に閉じ込められ、無理矢理に探偵役を強いられる男女10人。 カギは「左90度に黒の三角」の謎が解けるか?? 限られた時間の中で、トンデモな一家の生存者から証言を得て、 推理を組み立てなければならないという過酷なゲーム。 ヤク中のギャルの証言は支離滅裂で、主人公たちを混乱におとしいれる…。 一般的なミステリならば、時系列的に事件を把握できるのだが、 本作ではその前提すら歪めてしまっている。 この言わば「カオス」な構成は、著者の実験的な意図、或いは従来のミステリへの挑戦とも受け取れる。 個人的には、『ドグラ・マグラ』や『黒死館殺人事件』を思い出してしまった。 ちなみに、本作で繰り返し出てくる「左90度に黒の三角」というキーワードの謎が解けたとしても、 犯人は誰?といった真相が見抜けるとは到底思えない。 「表紙がネタバレだ」とかいった声は心配無用だろう。 これはもはやフェアな謎解きミステリなどではない。 読者をアッと言わせてやろう、驚かせてやろうという著者の稚気や悪意に満ちた、 ファンタジー的ミステリと言えそうだ。 | ||||
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この人の作品は、とにかく伏線を放置しまくり。 意味深な1ページ目の文章。 それにすら意味が無いんですよw なんかもうちょっと笑えてきちゃいますw それと文章というか文法もおかしなところが目立ちます。 特に年寄りの口調や若者の口調がおかしい。 理系出身の方のようですし、国語が苦手なんですかね?w あと、一番肝心な部分。 題名の「左90度に黒の三角」。 左90度『に』 じゃないでしょ! 左90度『の』 ですよね? 推理しながら読むタイプの人からしたら、こんなところで嘘をつかれたら元も子もないですよ。 意味深な描写の放置に題名からの嘘… まともに読んじゃダメですw 読み終わった後腹が立ちます。 適当に読み流しましょう。 あ、☆を1つにしなかった理由は、 読んでいるときはそこそこ面白かったから。 細かい点数を付けれないので☆2個にしましたが、 ☆2と3の間くらいですね。 ☆2個はかわいそうだけど、☆3個は付けたくない…みたいな感じですw この人の作品は皆、読んでいる時にはそこそこ楽しめるのに、 読み終わったら無性に腹が立つという不思議な作品ですw | ||||
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メフィスト賞のライトノベル化云々と言う時、必ず引き合いに出せられそうな矢野龍王氏の推理デスゲーム小説。文体から20代の人かなと思っていたらプロフィール見ると50歳近い人だと知ってちょっとビックリ。 主人公達が超能力で勝手に舞台となる屋敷に歩かせられてしまうという強引な始まりからラストまである意味突っ込みどころ満載でスピーディーにストーリーは展開していきます。冒頭でこのような凄い超能力が使えることを散々振っておきながら、後半その超能力が書いた作者が忘れてしまったかのように話に絡んでくることはない・・・・。メインとなる推理ゲーム自体が読んでいても全体像が把握できない上に途中からハプニングが発生してそれを見破った主人公達が一応勝利したことになってしまうが、もともとの主催者が見破って欲しかった謎とは何だったのか・・・。ゲームの主催者の婆さんも途中からいなくなるし・・・・。 本書のメインの謎であるタイトルにもなっている左90度に黒の三角ですが、ラストで衝撃の真相が・・・ってこれ何やんねん!と読んだ人全員脱力すると思います。突っ込みどころがあり過ぎて意外に退屈せずに読めました。 | ||||
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このアイディアを考え、小説家するにあたっての作者の苦労は大したものであったろう、と想像されます。 が、小説として読む分には、残念ながら、読もうとすれば読めるが、途中で読むのをやめても少しも惜しくない、ということになります。 主人公のモノローグと、それにともなう主人公の心の動きが、あまりにも不自然で、しらけてしまう、というのが、今ひとつおもしろくならない原因と思います。 それから、この作品は、いずれ文庫化されるのでしょうが、その際、カバーイラストを何とかしてほしいです。完全にネタバレではありませんか。 | ||||
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監禁された10人の男女が、二人一組の五つのチームに分かれ、 それぞれ順番に殺人事件の犯人を推理させられるというストーリーで、 全員死亡が前提、一番最初に犯人を言い当てたチームのみが 生き延びることが出来るという地獄の推理ゲーム…なのですが… う〜ん…ちょっと微妙かな?という感じでした。 とりあえずイマイチと思ったところと、 良かったと思ったところを箇条書きにしてみると…。 イマイチと思ったところ ・全体的にうそ臭くて現実味がない (超能力一族の家での殺人事件だとか) ・生き死にがかかってる割には、 その辺の悲壮感や緊迫感が今ひとつ希薄。 ・事件の情報が曖昧模糊としていて、 可能性を絞りにくい。 ・主人公達がヘンなゲームをやらされる理由付けが、 ちょっと強引。 ・女の子を殺すんじゃない。 良かったと思ったところ ・解答編の主人公が、 余裕を持ってクールに決めていてかっこいい。 (ここ重要) ・一見デタラメだと思われたある疑問の答えが 意外性があっておもしろかった。 ・バトンタッチで前のチームの推理を引き継いで 推理していくという形式(というか状況)は 面白いと思う。 ・カバーイラストが私好みの絵柄だった。 という感じで、根本的なところではまあ楽しめたのですが、 作品としての細かな部分で減点がかなり多かったという感じです。 | ||||
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