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極限推理コロシアム
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極限推理コロシアムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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何者かに拉致された7人の人々。個々人に住居があてがわれた歪な建築物の中で、推理ゲームが始まる…というシチュエーション・スリラー。 登場人物たちが一人づつ殺害され、その犯人を当てよというのが謎のゲームマスターの指示。間違えた犯人を示すと全員に死、当てれば報奨金というシステム。ゲームを難解にしているのは、別の7人が収容されている施設の殺人犯を的中させなければならないとうハードル。先にゴールしなければ全員の死が待っている。情報を共有しつつも、出し抜くという頭脳戦が展開される…というほど素晴らしい作戦が絞り出されることはない。残念ながら…。 一人、また一人と命を落とすそれぞれのチームの面々。疑心暗鬼に駆られ、人々のいがみあいは頂点に達していく。なるほど設定の妙が効いている。 しかし、死屍累々の中、唐突なラブラブがあったりと、妙に緊張感が欠如してるのが難。閉鎖空間にいながら、そんなにあっさり殺人が行えるのか…と疑問がつきまとう。真犯人は誰か、ゲームマスターが提示する唯一のヒントの回答は、そして主催者の狙いは何なのか、という興味だけでラストまで読み通すこととなる。 …うーん。繰り返すが、設定は良かったんだよなぁ…。 【メフィスト賞】 | ||||
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推理小説の体をなしてないし、結末もモヤモヤのまま。 そもそも、十人以上の人間が一気に拐われて、殺人ゲームに巻き込まれたのに、世間は何事も無く、ニュースにもならないって。 誰が何の為に、どうやって、と当たり前の説明もなくエンディング?続編を匂わせ、放りっぱなし? 金返せ、のレベル。 | ||||
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本格ミステリの小説。 こういう二つの館ものにはありがちなラストだったけれど、それなりに面白かったです。 | ||||
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あらすじの感じよりはガッカリでした。 | ||||
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クローズドサークル+デスゲーム。 このジャンル初心者なら楽しめると思います。何作も読んでいてる方も、数ある同ジャンルの一つと思えばそれなりに面白いかと。 双子のようなそっくり同じ構造の館に閉じこめられた各7名の2チームが、協力し時には欺きそれぞれの犯人当てをしなければならない。という設定は面白いです。 「そっくり同じ構造の館」って時点でなんとなくオチが見えますがそれはそれ。登場人物たちによる人間関係やゲームのルールの隙をどうやって突破するのか?がこのジャンルの面白さだと個人的に思っています。 その面白さでいくとちょっと弱いかなという印象。主人公も同チームの人達もちょっと素直すぎるというか。 館の出口である開かない扉。そしてそこから見える景色を誰も疑わない。調べない。 主人公のポケットに携帯電話と財布がある描写が出てくるのに誰も外部との連絡を試みない。真っ先にそこ試すべきなのに誰も電話かけないため、ここが圏外なのかも読者に提示されない。財布があるなら各人の身分証明書でも提示するのかと思いきやそれもしない。 ひとつ目の死体が出ても調べず放置。次の日ものんきに各部屋で眠る。 夏の館だから死体腐るかも→みんなで運ぼう→やや!死体のこの状態は?という流れもとくにないです。 個人的に一番残念だったのは、せっかく主催者側が想定される5つの結末を提示したのに一番普通の結末にひたすら突き進んだことですかね。 プレイヤーにも主催者側にも不利益を産む(らしい)第4の結末を行って欲しかったです。そのための2チームでの連絡のやり取りかと期待してしまいました。 犯人当てのヒントである「2つの謎」もほとんど触れられないというか誰も考えず。素直に素直にストーリーが進みます。 最後に生還した人達も、相手が自滅したから正解が分かっただけ。(運が良かっただけ) 犯人役はなぜそんなことをした?なんでこの14名が集められたのか?主催者側の意図とは? 最後まで謎のままです。 色々残念ポイントあるしもっと面白くできたのでは?と思いますが、数あるデスゲームもののひとつとしては結構楽しめました。 よって☆は3つで! | ||||
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矢野龍王氏のドラマ化もされたメフィスト賞受賞のデビュー作。 この作者の作品は何だかなあ・・・という微妙なものが多いが、このデビュー作もかなり微妙な出来栄え。 設定はかなり凝っていて面白そうなのだが、その複雑な設定である二つの館での五里霧中での双方の犯人探しというのはかなり処理がハードルが高く、推理などかなり適当に勝手に進行していき、解決編も伏線とかはなく勝手に主人公が進めていくのでこれは推理と言ってもミステリーではなく、あくまでサスペンスとして読んでくれということだろう。 二つの館の殺人のトリックはほぼ皆途中で気づいてしまうだろう。 そうなるとメインは謎かけだけとなってしまい、これだけのネタでここまで長編に出来たものだと感心するが、やはり読んでいる間はそこそこ面白いのだが、読後はかなりあっけない感じである。 出来は荒削りだが、今後の可能性にかけての受賞ということであろう。 このキワモノっぽいガッカリ感はメフィスト賞本来の魅力だとも言えなくもない。 | ||||
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夏の館、冬の館。 1998年発表の某作家のあの作品が頭に浮かびます、そして結末は予想通り。 初日の夜に殺人が起こることはわかっているのに、なぜ7人集まって雑魚寝しないのか? まあいいや、いちいち揚げ足取ってたらキリがないので止めときます。 | ||||
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クローズドサークルもの。 別々の二カ所で殺人事件が起こり、自分のところの犯人探しだけでなく別の場所(ライバルのところ)の犯人探しもしなくてはならない。 発想は良いが、中身がつまらなかった。 相手側との交渉も、もっと言葉巧みに探り合い的なことをやって、犯人を一時追い詰めるとかやって欲しかったです。 というか、最後が駆け足過ぎですし、犯人の目的も不明なままなのが特に頂けない。 どこか別の観客に見せ物にしてるとか、何か理由が欲しかったです。 | ||||
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主人公含め登場人物が冷静過ぎる。 盤上の駒を眺めている印象。 トリックも微妙だった。 | ||||
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王道的にあんまり面白かったので電子書籍で買ったのですが人に貸すために紙媒体も買ってしまいました。この作者の著書は他の作品も面白いです。おすすめです。 | ||||
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クローズドサークルにおけるデスゲーム。 設定はいいんだけれども、全体に単調、凡庸であります。 可もなく、大きな不可もなく。結末はきれいにまとめたといえるのではないでしょうか。 通勤電車の中で読む分には悪くなし。 | ||||
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ヒントが酷すぎて全然ヒントになってなかったり、存在感の薄い登場人物が多すぎたり 話の流れがしょぼいうえに既視感全開だったりと全体的に今ひとつだが、 内容がスカスカな分勢いがあり読むことは容易い ネタがあれなら冬の館視点のキャラも作っても良かったのではとも思ったが、 あえてそうしなかったのは何かこだわりでもあるのだろうか 大して読む価値はないが、こういうシチュエーションの作品が好きな人ならば 手にとって見るのも悪くないかもしれない | ||||
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最後の解決部分を読んでいて、読者としては知らないはずの情報が謎解きに使われるため置いてきぼり感がありました。 作品の発表としてはこの「極限推理コロシアム」の方が先でしたが、個人的に「インシテミル」を先に読んでいて、すごい既視感がある内容だったのでなんとなく終わり方まで読めてしまいました。 インシテミル 文庫版の解説を書かれている、貴志祐介氏の書いた「クリムゾンの迷宮」もミステリーとジャンルは異なりますが似た感じの本だと思います。(登場人物が拉致されて連れてこられるところとか、主人公と女性がコンビを組むところとか、勝者に金が払われるとか) クリムゾンの迷宮 こういう系統の本が好きな方がちょっと気晴らしに読むのにはいい本だと思いますが、過度な期待はしないでください。 | ||||
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文章・構成全てが下手。非日常的な事態に対する登場人物の心情描写がしっかり出来ていない為リアリティがまるでなくもはや何でもありと言って良いほどグダグダだった。「どっからもってきた」的なトリックももちろんはっとさせられることもなくスッキリしない。文章を楽しめるわけでもなくトリックを楽しめるわけでもなくメフィスト賞にはもう期待しない。 | ||||
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登場人物の行動がよく分からないところがあったし、設定のわりに緊迫感がみられません。 それに、犯人探しもお粗末過ぎます。最後の謎の解明も「なるほど」とも思いませんでした。 最終的に、何も得るものが無かった本でした。 | ||||
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第30回メフィスト賞受賞作品ということで、買ってみた。 『F』から始まったメフィスト賞へのイメージはこれまではかなりよかったが、これのせいでかなり悪くなった。 ある日目覚めたら…とか、閉じ込められて…とか、よくある設定ではあるものの、ゲームのルールなどアイデアは確かによいと思う。 しかし、文章はが素人っぽくて読んでいて疲れる。 いくらデヴュー作といってもプロなんだから、もうちょっと何とかならないものか。 とはいっても佐藤さん狩りの作家さんよりはましだが… 無駄に字数を費やしていてイライラさせられる。 この程度の内容なら、本の厚さは3分の2か半分くらいで十分書けるだろう。 また、登場人物の行動、思考順序が納得いかないところが多い。 なぜ空間の上下の広がりにすぐ気づかないのか…なぜ主人公以外は提示されたヒントに関心が希薄なのか…などなど。 いまいち、命がかかっている『極限』状態を実感できないまま物語が進む。 せっかくのアイデアが台無しで、残念。 さらに、何とか我慢して最後まで読んだのに、読者がもっとも欲しい情報が得られないまま終わる。 なぜ登場人物たちがプレイヤーに選ばれたのか、ゲームの主催者とは誰なのか… でもこの点は、次回作で…というつもりなのか? そうであるならば同情の余地はあるが、行きも帰りも自分の足で帰れなかった主人公はどうやって主催者を探すのだろう。 この作品はドラマ化された。 原作にはがっかりさせられたものの、ドラマには実は興味がある。 なぜなら、題材はよいので脚本を腕のある人に書き換えてもらえばかなりよい作品になるのではないかと思うからである。 しかし、このような考えでよくない作品にお金をかけてしまう点は自己反省すべきであるが。 しかし、なぜこの作品がメフィスト賞なのか。 まったく納得できなかった。 非常に残念である。 しかたがないので、今後文章力などが向上してくれることを期待する。 | ||||
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この本を読んだ感想として、まずこの「極限推理コロシアム」のメイントリックから言っておきたい 正直言って、このトリックは弱い… なんというかインパクトに欠けた感じが否めないのは残念・・・!! この手の作品では推理しないで読む私でさえ簡単にトリックの半分以上を読めてしまったのだから、もっとミステリー・サスペンス小説を読んだ上級者ならばトリックを完璧に読むのは造作もないかもしれない…… ただ、ヒントに関してはまずまず面白かったと思いますよ ストーリー自体は、私の好みだったので文句はないですけどね! 話の展開がテンポよく進んでいくのは、前に読んだこの人の本と同じく好感持てましたし♪ それだけに全体的に、多少なりともインパクト不足だったのは残念です | ||||
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メフィスト賞受賞作には出来不出来の差が大きいのだが、本作は平均点よりやや下という所か。2つのチームに別れての殺人&犯人当てゲームという趣向だが、登場人物に魅力がないせいもあって、肝心の緊迫感が感じられない。「極限」と題名に銘打ってあるからには、究極のサスペンスを目指したのだろうが、登場人物も主催者と一緒にゲームをしている感覚で、読者を引き込む力がない。登場人物にとっては自分の命が掛かっているというのに...。 それと、2つのチームの居場所の関係である。主催者の都合を考えれば自ずと分かりそうなものなのに、登場人物が最後になるまで気付かないのは不自然である。作者の力量不足は明らかであるが、選考委員は将来に期待したものか。 | ||||
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メフィスト賞。サスペンスとミステリをとことん突き詰めようとして作品だと思う。力量不足は否めない。これを読んだからと言って人生に何の価値がプラスされるわけでもなく、エンタメのためのエンタメ。そう思えば別に読めるのではないか。 しかし、何より一番の敗因は登場人物の魅力のなさだと思う。特にマジシャンの人。自己紹介のときの言動は思わず目を疑いました。 | ||||
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今まで推理小説を読んできたが、読んでいて汗を流してしまったのはこれが初めてだ。CUBEやバトルロワイヤルに似ている点があり、簡単に言えば、それら+推理小説という感じであると思う。良かった点としては、1人称で感情移入しやすく、設定や展開が恐怖心をかき立てる内容なのでその効果も相乗される。セリフなどに惹かれない部分が多々あるが、自分としては展開や設定が奇抜なのであまり気にならなかった。悪かった点としては、主要でないキャラクターはほんとに捨てキャラのようになっているので、そこはいただけない。そしてやはり、トリックがしょぼい。しかし、読者をいい意味で裏切る部分もあるのでそのトリックの悪さはある程度カバーできていると思う。また、最後まで読んでも、このゲームの主催者や主催者としての真の目的も全く分からない。しかし、「次に続く」ような記述がある。事実2作目も殺人ゲームの設定になっているようだ。ということは、あくまでこの第1作は第1章のようなものであり、何作かを通してこの連続する殺人ゲームの真の目的のようなものが分かるのではないだろうか。 | ||||
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