私が見たと蠅は言う
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購入して良かったです‼️ | ||||
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CWA受賞作で作者の代表作。題名は勿論マザー・グースから取ったもの。この当時「夜明け前の時」が同賞を受賞する等、あまりミステリ的風味が濃くない物が選ばれたようだ。 本作も一応犯罪が描かれているとは言え、アパートを一つの家と考えた際のヒロインを中心とした家庭小説と考えた方が良い。ミステリ的趣向はさほど強くなく、事件は自然に解決される。それより作者の力量は人物造型とヒロイン達が織り成す人間模様に表れている。この成熟性が受賞の理由か。 普通の女性に訪れる突然のサスペンスを、女性作家らしい精緻な描写で描いた家庭味タップリの佳作。 | ||||
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1955年に橋本福夫訳で出たポケミス版を長野きよみが改訳したもの。女性作家ものの翻訳に定評のある長野氏らしく、居心地の良い訳になっている。 床下から発見されたピストルに、顔を切り刻まれた状態で見つかった隣人の死体。ややもすると陰惨な物語になってしまいそうだが、軽妙なユーモアが全面に押し出されている。しかし、そのユーモアにはまってしまうと、犯人もトリックもわからなくなってしまう。ご注意あれ。 | ||||
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こんなにおもしろいのに。あちこちにちりばめられた手がかりはあまりにもさりげなく、読み手を惑わす。それでいて犯人がわかってみれば、あーあの時のとはっきり心に残っているのはどういうことだろう。してやられた。でもそれがとても楽しいのは、ストーリーがしっかりして、ユーモアにあふれているから?とにかく、全作品を出版しなさい! 改訳で!↑誰に言ってるの? | ||||
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この作品で、フェラーズが優れた小説家であることを実感しました。アパートを出て行った女が惨殺死体で発見され、凶器の銃が建物の床下から出てきたものだから、住人どうしが互いを疑いだす、というのが基本ストーリー。特筆したいのは人物描写と演出の上手さですね。女性の住人が特に秀逸。男ではまずこんな書き分けは無理だと思います。物語自体はゆっくり目ですが、サスペンスも気が利いています。部屋の窓が開いていて、外の演説の描写が紛れ込んでくるところとか、現在から過去へのカットバックとか、映画的な演出が印象的。真相の意外性に乏しいのが難ですが、これらの技巧を味わうだけでも十分に面白い小説でした。 | ||||
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