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ロンドン警視庁の女性刑事が、女児を置き去りにして母親が失踪というネグレクト事件に関わり問題を起こし、謹慎中にコーンウォールの祖父の家近くで、打ち捨てられた屋敷?湖畔荘を偶然発見する。
先生にね、手紙でも書こうかなって思って――中学3年になる春、山坂百音は、かつて通っていた小学校の元教員・田児あやめにそう伝えた。
5年3組の担任教師・柿埼の提案した〈ゲーム〉はクラスの子どもたちの心を捉え、学校生活にかかせないレクリエーションとして順調に機能しているように見えた。
授業が終われば速やかに帰宅し、成績は中より上、通学区域で奉仕活動をすべし――御出学園帰宅部は、世間の尺度と一味ちがう。
レトロな探偵小説に熱中する小学生・森江春策は、ある日黄昏の車窓から見つけた《電氣世界館》の看板に惹かれ、謎の館と老紳士を巡る大冒険を体験した。
れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館は、今日ものんびりのどか。新人司書の文子の仕事ぶりも、板についてきた。
秋学期が始まり、“校内コスプレ大会"ワンダー・ウィークで盛り上がる美心国際学園(BIS)。
悪女の私を殺そうとしているのは、誰? 幼い頃からクラスのヒエラルキーの頂点に君臨してきた光岡めぐみ。
犯人の逃走車両の前に思わず飛び出したのを集団自殺するネズミのようだと言われ、“レミング"と呼ばれる元刑事で現興信所の調査員ヴァリシュ。
第四作品集に至っても、未だ驚異的なクオリティーを保ちつ<ブラウン神父>シリーズ。
レマン湖のほとりに建つ美しい館〈アトランティス〉。主は世界中から六人の赤ん坊を養女に迎え、愛情を込めて養育していた。
悲嘆に暮れる六人の娘に養父が遺したのは、天球儀に刻まれた各々の名前と、出生地らしい座標の数字だった。
ニューヨークの競技場〈ザ・コロシアム〉に二万人の大観衆を集めておこなわれたロデオショウの公演。
資産家が住まう洋館に届いた英文の脅迫状と、奇怪な密室殺人――迷宮入りとなった十数年前の事件に四人の男が推理を競う傑作短編「完全犯罪」。
あのフロスト警部が、デントン署を去るときが来た? 自らのヘマが招いた事態とはいえ、マレット署長や新任の主任警部の目論見どおり追い出されるのは業腹だ。
デントン署を去る日が近づく中、起死回生の策も思いつかず、抱えこんだ事件もいっこうに解決する気配のないフロスト警部。
謎めいた殺人事件は世間の耳目を集める。被害者が若い女性で、凶悪な暴力の犠牲となったとあれば、人々の注目は高まる。
運行しているはずのない深夜バスに乗った男は、摩訶不思議な光景に遭遇した――奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、読者への挑戦状を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、女子中学生の淡い恋と不安を描く「猫矢来」、怪奇小説と謎解きを融合させた傑作「
ある朝、いつものように登校すると、机のうえには分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。
未練を残して死んだ者は鬼となり、村の井戸の水を赤く濁す、そう言い伝えられている北海道・白石村小安辺。
妻子を残して移民の男性が失踪した。警察は強制送還を恐れて自ら姿を消したと結論づけたが、妻は納得しなかった。
トレッキング中の女性が偶然見つけたのは、山中に埋められた六人の遺体。
蝶の羽ばたき、彼方の梢のそよぎ、森を這うトカゲの気配。カールは、そのすべてが聞こえるほど鋭敏な聴覚を持って産まれた。
過去への旅が可能となった未来、時間局が設置された。部局はふたつ。
梅雨の夜、太鼓長屋に養い親の千弥と住む弥助のもとに、客が訪ねてきた。
梅雨の夜、太鼓長屋に養い親の千弥と住む弥助のもとに、客が訪ねてきた。
英都大学に入学したばかりの一九八八年四月、ある人とぶつかって落ちた一冊――中井英夫『虚無への供物』――が、僕、有栖川有栖の英都大学推理小説研究会(EMC)への入部のきっかけだった。
映画「怪物はささやく」原作 カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞ダブル受賞! 怪物は真夜中過ぎにやってきた。
明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。
明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。
名作揃いのブラウン神父シリーズでも特に傑作が集まっている第三集が、読みやすくなって、新しいカバーでリニューアル! これを読まずしてはブラウン神父は語れないほどの傑作「犬のお告げ」、チェスタトンならではの大胆で奇想天外な密室トリックの名作「ムーン・クレサント
上司とのトラブルで会社を辞めた深町さくら。
第3回翻訳ミステリー大賞受賞作 1913年オーストラリアの港にたったひとり取り残されていた少女。
少女ローズが偶然発見した、イリジウム合金製の巨大な“手"。それは明らかに人類の遺物ではなかった。
体高六〇メートルを超す人型巨大ロボットのパーツ回収プロジェクトは、様々な困難に遭いつつも極秘裏に進んでゆく。
田舎に引っ越してきた主婦につきまとう、美しい二頭の銀の犬――不安に揺れる女性の孤独を幻想的な筆致で描く、ケイト・ウィルヘルム「銀の犬」。
3人の若い女性の失踪事件を調べるシドニー州都警察の刑事フランクとエデン。
『日比谷公園の鶴の噴水が歌を唄うということですが一体それは真実でしょうか』――昭和九年の大晦日、銀座のバーで交わされる奇妙な噂話を端緒に、帝都・東京を震撼せしめる一大事件の幕が開く。
「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」を専門に独占状態で商売してきた怪盗ニックに、まさかのライバルが登場。
女優を夢見てNYにきたエミリー。念願かなって舞台で脚光を浴びたその晩、忽然と姿を消してしまった。
「サセックスの吸血鬼」「這う男」など、ベーカー街221Bを訪れる依頼人が持ち込む難事件、サセックスのささやかな家に隠遁したホームズを待ち受ける事件。
時代小説の大家が生み出した、転びバテレンと武士の娘との間に産まれ、虚無と孤独をまとう孤高の剣士・眠狂四郎。
トリックの凄みでは、名作揃いの巨匠チェスタトンの作品でも十指にはいるほど優れている「通路の人影」、ポオの「盗まれた手紙」にも比肩する「銅鑼の神」など、いずれ劣らぬ名作12編を収録する。
第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチの捕虜になった。
「ねえ、わたしの話を聞いて…」偶然車に乗せた少女に導かれてマイクが足を踏み入れたのは、子どもだけが葬られている、忘れられた墓地。
ホテル“ウェイ・イン”は快適だ。広大な空間と最新の設備をもち、完璧なサービスを提供する。
売れない怪奇小説家・津久田舞々は、ある日小さな田舎町からの依頼を受けて、その町についての「物語」を執筆することになる。
完璧な美貌の天才ハッカー、ニューヨーク市警刑事キャシー・マロリー。彼女の家の居間に女の死体が一体。
行方不明になった子どもの親たちがルート66上を進む奇妙なキャラバン。彼らを率いるのは、もと神父で心理学者でもある老人だ。
議員の娘だが周囲から軽んじられるタイピストのルース・エルダーは、職場で拾った奇妙なメモのことを警察に話すと同僚たちに吹聴した。
これはミステリなのか? という珍妙な事件とその顛末を書いた前作に続く傑作。
検索エンジンとSNSで世界的な成功を収めた企業・ハルウィンには、超能力研究の噂があった。
ブレットキャッチ――それは撃たれた弾丸を口で受け止めるという究極のマジック。
2014年カルフォルニアの解体予定の家の屋根裏から発見された貴重品箱。その中には三つのものが入っていた。
書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。今夜はその授賞式。
大学を休学し、家電配送のアルバイトなどをしながら、自分を見つめ直している佐多くん。
夏休みに入った美心国際学園(BIS)ビブリオバトル部は、造り酒屋を営む部員の家で合宿を開催する。
客もいないのに終日営業の、風変わりな書店の棚には、世界を揺るがす秘密への扉が隠れていた? 謎の組織が秘す五百年ものの暗号と、グーグル他の最新デジタル技術が「本」を介して交錯する。
いつものように悪夢を見た朝、相棒から電話があった。
イングランドの田舎町に住むエレインは、幼馴染みのロザンナの結婚式に招待され、ジブラルタルへと出発したが、霧で空港で足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪した。
発見された女はなぜ、エレインのパスポートを持ち、エレインを名乗っていたのか? 彼女はなぜ隠れるように生きていたのか? 本物のエレインはどこにいるのか? 生きているのか? それとも……? 当時疑われた弁護士を取材したロザンナは、彼に惹かれ始め、その無実を証明
太陽系外縁で宇宙船“テーセウス”が異星知性体と接触してから7年。
太陽近傍のイカロス衛星網で待ち受けていた“小惑星群の天使”。
1815年、パリに向かう英国人青年が救った見目麗しい伯爵夫人。
奇想天外なトリック、独特の逆説と警句で、ミステリ史上に燦然と輝く名シリーズが、読みやすく新しいカバーでリニューアル。
島から一歩も出ることなく、判で押したような平穏な毎日を送る人々を突然襲った狂乱の嵐「東風」。
7人の少女が在籍する英国の小規模な寄宿学校で、夕食中に女校長とその弟が突然息絶えてしまう。
名探偵・森江春策が〈日本のモン・サン・ミッシェル〉に聳える館で遭遇した殺人を解き明かす王道の犯人当て「月琴亭の殺人」。
「ミステリーズ! 新人賞」から、数多くの才能が見出されてきた。
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