沈黙の書
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オーリエラントの魔道士シリーズの待ちに待った最新刊。乾石節に酔いしれながら読みすすめました。 まだ乾石氏の世界を知らない人、大人のためのファンタジーを待っている人、魔法の世界が好きな人にはぜひ読んでいただきたいです。 今回の主人公は自由に吹く風の魔導師、その幼友達の雨の魔導師、月の光の魔道士も重要な役どころです。 絶望の淵にたちながらも、なお平和を願い、その力を使おうとする主人公。 魔導師シリーズのどれにも共通するのは、苦境に追いやられ、絶望しながらもその中から僅かな光を見出し、前に進んで未来につなげていく主人公たちの姿です。 この「沈黙の書」は、オーリエラントシリーズの中でも時空列では最も古い時代を書いてます。 魔道師の始まりのようにも取れますが、乾石さんの頭の中には私の想像できない程広がっていると思われますので、もっと奥深いものがこれから出てくるのかもしれません。 オーリエラント魔導師シリーズは、どれも一冊が完結していて、どの本から読んでも楽しめるのが魅力でもありますが、どれもがどこかでつながっています。 それがワンフレーズ、小さな小さな宝石を埋め込んだようにきらりと光って、知っている人はあ!とわかるのです。 この「沈黙の書」には、同じオーリエラント魔道師シリーズの「魔道師の月」につながる場面が、きらりと埋め込まれています。 「魔導師の月」はもっと以前に書かれてあるので、それを書いた時から、乾石氏の頭の中にはこのストーリーがあったのだと思うと、著者の頭の中のオーリエラントの世界の広さと緻密さに驚くばかりです。 その宝石のまたたきのような場面を見つけた喜びも、みなさんにも味わっていただきたいです。 | ||||
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