家財の出張鑑定をした屋敷で、主の老富豪が殺された。オークションハウスを営むジョシーは、身の潔白を証明すべく行動を起こす。

東京・井の頭公園で「スズ…」という謎の言葉を残して、仙崎稔が毒殺された。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

多数の死傷者を出した超高層タワーでの死闘は終結した。

一世を風靡したカリスマ霊能力者・子規冴昼が失踪して三年。 ともに霊能力詐欺を働いた要に突然連絡が入る。

白昼、新宿都庁前で殺人が発生。被害者は頚部のほとんどが損傷、無惨な姿と化していた。

今、人気上昇中の女優、小月さゆりが殺された。そのニュースは村岡智子に衝撃を与えた。

迷宮入りかと思われた難事件を解決に導くのは――現場に残された“殺意の匂い”を嗅ぎ分ける、トイプードルの警察犬・メグレ! メグレと行動を共にする警察犬訓練士・早乙女俊介は、連続する不審死事件に巻き込まれていく。

第８回『このミステリーがすごい！』大賞隠し玉、前作『オサキ江戸へ』に続くシリーズ第２弾！　古道具屋の手代・周吉と、食い意地の張った魔物オサキのコンビが、本所深川で起こる事件を解決していきます。

哀しく、それでいて熱い旋律。沢村がつま弾く音に、麗子が目を付けた。

その日、各地に雨が降り、悪意や殺意が浮かび上がった。 雨が降り始めていた。

ついに日米開戦。

なぶり殺しにあった兄の復讐のため、人生を捧げることを誓った衣川恭介。

新米弁護士のライネンは、ある殺人犯の国選弁護人になった。だが、その男に殺されたのはライネンの親友の祖父だったと判明する。

将来を誓い合った男女に降りかかった突然の災難。

任務で心に深い傷を負い、SASを去ったニール・スレイター。

老朽化により修繕不能となったタワマン、通称・トウキョウマンション。

伏見桃山の御香宮絵馬堂で、証券マンが毒死した。

大籬の遣手のおしまが首吊りに見せかけて殺された。襟元に菖蒲の花が差し込まれた意味と悲しい顛末とは。

地球征服を狙う悪魔と超能力者との凄絶死闘東北でのUFO目撃事件を端緒に、超能力者霧神顕の活躍がはじまる。

ある静かな夜、一人の老人がER(緊急救命室)の女医トービィのもとへ運び込まれた。

「二十三年も前、余がまいた種の芽を摘み採ってきてほしい」。影御用を務めてきた夏目影二郎に新たなる命が下る。

アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。 彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。

スカーペッタは、殺人鬼ドーン・キンケイドを産んだキャスリーン・ローラーに求められてサヴァンナの女子刑務所を訪れる。

中2の克彦は台風の日、姿を消した。イジメ地獄から逃れるための家出か自殺か。

世の不徳義を斬り、返す刀でみずからの恥部をえぐる。この静かで激しい無頼の流儀――。

人を欺くために、自分を欺く。

松尾探偵事務所に、ある男の将来性を調べて欲しいと調査依頼があった。

老人世帯でつづく不可解な火事。住人は“不幸な偶然が重なって”焼死した。

気鋭のミュージシャン橘章次郎のもとに、米国の大富豪から有名ジャズコンサートへの出演依頼が届いた。

学校では問題児扱いだが映画が大好きな中学生、翔一と知り合い意気投合した(俺)。

どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。

ようこそ。ここは地球の歴史がいちど終わったあとの新しい世界―弱肉強食の大西部。

その男は一人また一人、巧妙に尊い命の灯を吹き消してゆく。

人の不幸のみを予言する謎の占い書「フォーチュンブック」。

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。 殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。

丘陵地帯に居を構える繊維王の一家。

おしゃべり好きが災いして会社を馘になったヴィクトリアは、一目惚れした美青年を追いかけて一路バグダッドへ。

甘く苦い青春の終わりを噛みしめる9編の恋愛小説集。

1820年3月。

推理作家志望の根岸登志彦は、7月15日午前3時アパートの一室で、50メートル先のメゾン・ガーネット401号室に住むアイドルスター、佐伯真弓が自室から墜落するのを目撃した。

新潟県親不知で、河田光雄が特急「白鳥」に飛び込み、死亡。さらに、東京で彼の上司・横山修司係長の死体が発見された。

糖尿病の妹・理奈がいる敦士は、妹が群馬県の川で見たイルカを探すため、彼女と友人とともに群馬へ向かう。

露天の古書店が並ぶパリのセーヌ河岸。

その朝、休暇を返上して警察本部に出頭したフィンチ首席警部を待っていたのは、いささか風変わりな事件だった。

ちょっといいかい?あたしは顔も頭も良くない。だけど悪役女子プロレスラーとしてはうまくやってる。

桜町は、いま渋谷・道玄坂でルシファーというバーをひらいている。

最悪、初音未来は殺さなければならない。　未来を予知する能力を持つという美少女、初音未来。

能力って、そんなに役に立つものじゃないんですよ。 物を持ち上げたければ手を使えばいい。

栗橋北中三年A組の有志八人が埋めたタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中にあった。

江戸始まって以来の大奇人にして博識無双の平賀源内先生。

十七歳で産んだ子に生涯を捧げた女優は、芝居への情熱を捨てきれず、東京へと飛び立った。

抜群の頭脳と美貌、そして最悪な性格を併せ持つ女探偵・新藤礼都が、よりブラックにパワーアップして還ってきた!ナンパ教室講師やマルチ商法会員、鴬嬢など、相変わらず怪し気なバイトを掛け持つ礼都。

小岩井一水と夕希子は、平凡ながら幸せな家庭を築いていた。新築一戸建の家、可愛い6歳の娘、お腹の中に宿る新しい命。

多重人格カップルの友情と淡い恋心と殺人と――。

神様の祟りを恐れる山村で、23年の時を経て再び起きた不可解な転落死事件。

「君を殺す」―大量殺戮の季節が生んだ、復讐の誓いとふたりの訣別から半世紀が経った。

「あなたの一票が、首相を決める」 20××年、第5回首相直接選挙、開幕！ 十数年前から日本に取り入れられた直接民主制。

黄昏時。根津の路地裏に佇む古びた旅館。

かつて『奇想天外』という雑誌があった。

嘘をつかずにはいられない、その上その嘘が天才的にうまい。

被害者の記憶を加害者に追体験させることができる機械“0号”。

16世紀の神聖ローマ帝国。法学の元大学教授のローゼンは旅の道中、ある村で魔女裁判に遭遇する。

横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て籠もり事件が発生した。

マイは病弱でしょっちゅう何かの病気にかかっており学校も休みがち。

1883年ロンドン。

なぜ彼はあんな妙な所に住まうのか。

全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾! 被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。

商人や武家を狙った辻斬りが現れた。白装束に白い天狗の面で襲いかかる賊は“白天狗”と呼ばれ、巷間の話題になっているという。

明治35年、吹雪の八甲田山で、訓練中の部隊が遭難事故を起こした。死者199名。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

仮装舞踏会の夜、ランドルフ邸から貴重な金の皿が紛失した。仮装姿のまま逃走した犯人たちの身元は杳として知れない。

戦争阻止にはこれしかない。 中国の尖閣支配、北朝鮮の核配備、形骸化する日米安保――。

ママは行方不明、パパはこの世を去った。

福岡・遠賀川で船頭のまねごとをしながら日々を過ごす小添家三男・正太。佐賀県内に三つの賭場を持つ藤家の女将・瑠〓(い)。

都内で呪術による猟奇的な事件が多発。警視庁公安部に、特異集団監視捜査第四班――通称「第四トッカン」が新たに発足した。

「あの件は、もう終ったの」女子大生夏川麻里は、親友の水原ミキに手紙を宛てた後、失踪した。

ディブリー、スワボダ、ウォルター。3人は病院仲間だった。

学内のミステリーサークル「アルゴークラブ」は、赤田留美、羽根木透という二人の死者を出して、その活動に幕を下ろす。

青春の苦悩をリアルに描いた大作、完結 高校三年に進学し、同級生たちが進路に悩むなか、津島サトルは音楽家としての自分の才能に見切りをつけようとしていた。

ジャスティーンは親族から相続した湖畔の家に移り住んだ。この家では数十年前にある事件が起こったようだが……。

亮子の夫は落語家・寿笑亭福の助。彼と出会うまで落語と縁のなかった亮子も、最近では噺家の女房らしくなってきた。

1963年5月、アラバマ州バーミングハム。

大きな屋敷はあるものの、日々の稼ぎはまるでない。もちろん、貯えなんてあるはずもない。

新米弁護士の木村龍一は初めて病院の医療看護訴訟を担当することになった。

昭和10年9月。上野下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された。

1年2組の男子生徒が全員、姿を消した。

「私は君たちにゲームを挑む」 すべてのゲーマー&推理小説愛好家へ。

『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。

“探偵にゃ、目的がひとつある…真実ってやつさ”私立探偵・野崎は、山中で怪我をした少年・安彦と出会い、介抱した。

天草、銀座、そして再び天草。遠く離れた場所で、立て続けに起こった三つの殺人事件。

ハワイのマウイ島に滞在中のグレイ・ピアースとセイチャンは、巨大なスズメバチの群れに襲われる。

膨大な指名手配犯の顔を覚え、街角で地道な『見当たり捜査』を行う警視庁捜査一課の専門部署『特殊能力係』。

かつて検事補殺しの裁判で無罪を勝ち取り、今や判事の座に昇りつめたラスティ・サビッチ。

己が命、武士の矜持のみに賭す 大ヒット「風の市兵衛」の著者の新たなる代表作! 日当わずか八十文。

田村菜津子は、家庭の崩壊を恐れながら、弁護士の沢田哲也と密会を重ねていた。

ようこそ、恐怖の“肉食系”ミステリーへ この島は何かがおかしい―― 大手新聞社を定年退職した夜、連れて行かれたショーパブで一人の女性と出会った鮎子。

夕闇迫る江戸の町で、懐の大金を失くし茫然と橋から川面を眺める同心。

「亘君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し！昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。

私は大浦高校空手部の二年生、羽山秋楽。