風景を見る犬
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この作者って、隠れファンが多いんだろうな……と思います 完璧インドア人間の自分にはそこに行った気にさせてくれる もう、読んでるだけで、空気や吹き渡る風まで感じるような 軽妙な会話などよりも、そこの部分を推したい作家さんです ただ、少し軽妙が消え文章が重くなってきてる気もしますが | ||||
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破格の値段で状態は良好、梱包も丁寧でした。 | ||||
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那覇エリアを中心に話は展開するが、ディープでダークな描写が重たかった。 壺屋とか首里を舞台にディープだけどおだやかな描写のほうが柴田らしい展開となった気がする。 | ||||
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沖縄というと、一般的には二つのイメージだろう。青空、海、明るい歌声、つまり沖縄の光の部分、そして、米軍基地、米兵の暴行など、沖縄の影の部分。でも、著者の描く沖縄は違う。「怠惰な沖縄」とでも言えばいいのだろうか。 設定は、沖縄の高校生が身近に起こった殺人事件を夏休みに解決するという、著者お得意の設定。でも、なにかいつもと違う。場所が沖縄というだけでなく、登場人物が皆、怠惰というか、いいかげんな人たちなのだ。動機が希薄で殺人を犯す犯人、女性にだらしない男、10代で子供を産む女、などなど、なんかいいかげんな人たちが多い。おまけに。主人公は、「沖縄で成績が上でも本土にいけば中の下」、「東大に行けるのは年に1人か2人」と、沖縄を卑下する。 なんか読んでてツライ。著者は毎回キャラ設定が素敵だが、今回だけは感情移入できない人たちばかりなのだ。ストーリーも、コマゴマとした話が続きなかなか展開せず、最後のほうになり、果たして事件は解決するのかと思って心配してると唐突に解決してしまう。なんか、置き去りにされた感じ。 著者は沖縄に移住したけど後悔しているのかなぁ、沖縄が嫌いなのかなぁ、執筆しながらツラクなって、終わりにしたくなったのかなぁ、などとあらぬ深読みをしてしまう。大好きな著者だけに、読んでいる私がツラクなった。 | ||||
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舞台は沖縄の売春宿が並ぶ界隈.著者が沖縄に移住してから書かれた作品だそうで, 面白い豆知識をはじめ,本土との間にある問題や沖縄自体の暗部も語られるのですが, 分かりやすすぎるというのか,外側,いわゆるナイチャー(内地人)視点の近いようで, それらがメインでないとはいえ,取り上げた割には物足りなさの残る扱われ方に感じます. また,多くが持っているであろう,『おおらかな土地』というのが悪目立ちしており, 方言などから穏やかな空気は伝わりますし,自然や料理の描写は魅力的ではあるものの, 事件の後始末については,おおらかというよりは『いい加減』という印象を強く抱きます. 加えて,話の流れも良く言えばゆったり,逆に言えばやや間延びしているようにも映ります. 多くの美女に囲まれる主人公という,著者のファンであればおなじみの展開にしても, 相手は内地の人ばかりで,売春宿のおネエさんも含めて地元の女性が関わることはなく, せっかくの土地や舞台となる町の様子が,今ひとつ活かし切れていないようで残念でした. 事件の真相にしても,その背景や決着に偶然や都合の良さがあるのは否めないところで, それらがひっくり返される後日談も唐突,謎解きがどうこうという内容ではありませんが, どこから導かれたのか,そしてそのまま青春っぽく閉じられることには違和感が拭えません. | ||||
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