横浜ではまだキスをしない

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種別
長編
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あらすじ

2018年05月11日 横浜ではまだキスをしない (ハルキ文庫)

ぼくが母と貧乏暮らしをするハメになったのは、十年前、親父が盗撮で逮捕され、両親が離婚したからだ。父から呼び出されたぼくは、父の「隠し子」を名乗る女刑事の身元調査を引き受けた。それが本当なら姉となる美人刑事は、父を陥れた盗撮事件の裏に警察の陰謀があったことを教えてくれた。人生暗転の理由を悟ったぼくの前に、幼なじみだったメイが、ネジのぶっ飛んだ美少女として現れる。高二の夏休み、ぼくとメイは電動自転車を駆って、人生を取り戻すミステリーへ走り出す!(「BOOK」データベースより)

評判

横浜ではまだキスをしないの評価:

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横浜ではまだキスをしないの総合評価:

6.00/10点 レビュー 2件。

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No.2
(2pt)

微妙

ただのミステリーかと思っていたら、
猫がしゃべり出して少しファンタジー要素が詰まった作品でした。
全体を通して緩い感じで進んでいき、この緩さが非常に心地よいのですが、
個人的にファンタジー小説はあまり好きではないので、そこが残念でした。
まあ、そんなに言う程、ファンタジー感はないんですけどね。
横浜ではまだキスをしない (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 横浜ではまだキスをしない (ハルキ文庫)より
4758441677
No.1
(4pt)

ぼくと彼女と彼女の夏

モデルさんを起用したカバーや,その彼女を含めて写真が使われている各章の扉など,
タイトルはもちろん,これまでの著者の作品とは異なる『見た目』がまず目を引きます.
このほか,ガールフレンドのお嬢さまや,『特殊な事情』をを抱える猫もなかなか珍しく,
かと思えば,主人公周りの設定はいつもの通りで,こちらは新旧を混ぜ合わせた雰囲気です.

また,背景には複雑で残酷な事件があるのですが,ガールフレンドのズレた振る舞い,
何より生意気な猫がキュートで,この『ダブルヒロイン』が重々しさを薄めているよう.
(むしろ,物語や出番を考えれば,彼女の方こそメインヒロインと言ってもいいくらい?)

一方,偶然の再会から始まった真夏の恋と冒険は,終わりが近づくにつれて切なさを増し,
少年が下した決断と,それが招く全ての終わりには,何とも言えない寂しさやほろ苦さが….

とはいえ,そこに新たな道筋を示し,過ぎゆく夏を描いた幕引きは爽やかな読後感を残し,
序盤こそオカルトかと戸惑ったものの,いつの間にか小さなファンタジとして受け容れられ,
季節や町,生活の匂いを色濃く漂わせる様子は,やはり著者らしい一冊だったように思います.
横浜ではまだキスをしない (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 横浜ではまだキスをしない (ハルキ文庫)より
4758441677

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