横浜ではまだキスをしない
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ただのミステリーかと思っていたら、 猫がしゃべり出して少しファンタジー要素が詰まった作品でした。 全体を通して緩い感じで進んでいき、この緩さが非常に心地よいのですが、 個人的にファンタジー小説はあまり好きではないので、そこが残念でした。 まあ、そんなに言う程、ファンタジー感はないんですけどね。 | ||||
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モデルさんを起用したカバーや,その彼女を含めて写真が使われている各章の扉など, タイトルはもちろん,これまでの著者の作品とは異なる『見た目』がまず目を引きます. このほか,ガールフレンドのお嬢さまや,『特殊な事情』をを抱える猫もなかなか珍しく, かと思えば,主人公周りの設定はいつもの通りで,こちらは新旧を混ぜ合わせた雰囲気です. また,背景には複雑で残酷な事件があるのですが,ガールフレンドのズレた振る舞い, 何より生意気な猫がキュートで,この『ダブルヒロイン』が重々しさを薄めているよう. (むしろ,物語や出番を考えれば,彼女の方こそメインヒロインと言ってもいいくらい?) 一方,偶然の再会から始まった真夏の恋と冒険は,終わりが近づくにつれて切なさを増し, 少年が下した決断と,それが招く全ての終わりには,何とも言えない寂しさやほろ苦さが…. とはいえ,そこに新たな道筋を示し,過ぎゆく夏を描いた幕引きは爽やかな読後感を残し, 序盤こそオカルトかと戸惑ったものの,いつの間にか小さなファンタジとして受け容れられ, 季節や町,生活の匂いを色濃く漂わせる様子は,やはり著者らしい一冊だったように思います. | ||||
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