礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

楽天平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2023年03月
分類

長編小説

閲覧回数667回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

礼儀正しい空き巣の死  警部補卯月枝衣子の策略(祥伝社文庫ひ17-4)

2023年03月09日 礼儀正しい空き巣の死  警部補卯月枝衣子の策略(祥伝社文庫ひ17-4)

住宅街の一軒家で、空き巣が風呂に入ってそのまま死んだ。靴を揃えて服を畳み、割ったガラスを補修して、やけに礼儀正しい男だった。死因は心疾患で、事件性はなし。だが国分寺署の刑事課長は、そこが三十年前の少女殺害現場の隣家であることに気づく。単なる偶然か、なにかの因縁か。本庁への栄転を目論む卯月枝衣子警部補は、僅かな手がかりを追って極秘捜査を開始する。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

最後の作品…?

1年ぶりに当著者の作品を読了。その感想を大いに述べ、次作への期待も込めたいところだったが、著者の逝去により当作が最後の作品となってしまったのは、全く残念で仕方がない。
 さて、このシリーズ(と言っても2作目だが)は不思議な死から始まる。その最初の事件から派生して過去の3つの事件に繋がっていく流れが、普通無理っぽいところをなかなか上手く仕立てている。著者らしくなくミステリーらしい(!)出来映えである。作中4人の語り手がそれぞれの視点から事件を考察する展開は著者の新基軸か?ただ4人の語り口が同じようで、一読では見分けがつかない。男女もあり、この点はもう少し工夫が欲しかった。また途中で著者本人を思わせる人物や別シリーズの主人公柚木草平が自虐的に登場するくだりにはニヤッとさせられる。この辺り益々円熟味を増した著者の余裕が感じられる。
 全体として変わらぬ樋口節で、ゆるい雰囲気で流れる時間を十分楽しめた。そう思うと返すがえすも著者の逝去は残念で、このミス掲載の著者最後のエッセイに、懇意の編集者との付き合いから生まれた次作の概要が載っていたが、新作として是非読みたいという願いは叶わないだろうか?
 ところでこの文庫レーベルの癖か、やたらとフリガナを付けたがる。人名や地名で分かりづらいものには有り難いものの、土井や黒田、横浜や土佐に必要か!?ちょっと煩わしい。もちろん著者の責任ではないが。
礼儀正しい空き巣の死  警部補卯月枝衣子の策略(祥伝社文庫ひ17-4)Amazon書評・レビュー:礼儀正しい空き巣の死  警部補卯月枝衣子の策略(祥伝社文庫ひ17-4)より
439634872X



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク