金魚鉢の夏



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初公開日(参考)2014年06月
分類

長編小説

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金魚鉢の夏

2014年06月20日 金魚鉢の夏

「ジージ、早く解決して温泉行こう!」オーバー還暦捜査員と孫娘が福祉施設の闇に挑む。社会福祉の大胆な切り捨てで経済大国に返り咲いた近未来の日本。警察の経費削減で捜査を委託された元刑事の幸祐は、孫娘の女子大生・愛芽と共に、老婆の死亡事故が起こった山奥の福祉施設を訪れる。単なる事故死のはずが、閉鎖的でクセのある施設の人々と接するうち幸祐の勘が騒ぎだして……スモールタウン・ミステリの傑作。 社会福祉の大胆な切り捨てで経済大国に返り咲いた近未来の日本。警察の経費削減で捜査を委託された元刑事の幸祐は、夏休み中の孫娘・愛芽と共に、老婆の死亡事件が起こった山奥の福祉施設を訪れる。単なる事故死で片づけるはずが、クセのある施設の人々と接するうちに幸祐の刑事根性が疼きだして…ノスタルジックな夏休みの情景に棄てられた人々の哀しみが滲む傑作ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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金魚鉢の夏の総合評価:6.57/10点レビュー 7件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7:
(3pt)

勇気がある作家

日本で在日批判をするのは大変勇気がある行為だと思います。
特にマスゴミに関わる人にとっては場合によっては全てを失う覚悟が必要でしょう。
そこは大変立派だと評価したいです。

肝心の作品ですが、主人公は引退した元老刑事だと思うのですが、表紙絵は何故か女性と少年。
その方が売れるのでしょうが、そこは日よって欲しくなかったかなと。
金魚鉢の夏Amazon書評・レビュー:金魚鉢の夏より
4103358912
No.6:
(2pt)

全てにおいて中途半端

近未来の設定だけは面白いと思うが、生活保護の知識、考察は一般レベル、ミステリとしても中途半端。
著者のこの著作に対するテーマ、背景について掘り下げていくのを怠った浅はかさが否めない、残念な作品。
金魚鉢の夏Amazon書評・レビュー:金魚鉢の夏より
4103358912
No.5:
(2pt)

尻切れトンボ的

この作者さんの著作は初読です。
設定的には面白いと思います。生活保護が廃止され、代替策として「希望の家」設置された。という部分は面白く読めましたが、帯に「ミステリ」とあったので、「ミステリ」として読み進んでいたら尻切れトンボに終わってしまった感じでした。
どのキャラにも共感できず。「ジージ」の72にもなって孫に近い歳の女性に色気出してる部分には積極的に嫌悪感を抱いてしまいました。
ついでに「在日」に関しての記述に、反感と偏見があるのかな?という「思想の押し付け」的印象。
性に会わないらしい。
金魚鉢の夏Amazon書評・レビュー:金魚鉢の夏より
4103358912
No.4:
(3pt)

今度は老人ホームですか

おやっ、思いました。語り口がいつもの樋口節とはちと違う。ちょっと真面目すぎて、そのへんが期待はずれ。
金魚鉢の夏Amazon書評・レビュー:金魚鉢の夏より
4103358912
No.3:
(4pt)

推理小説ではなく、仮定の未来社会を描いたSFに近い

生活保護費の支給を廃止して、保護対象者を施設に集めて共同生活をさせる。
犯罪者の生活費を税金でまかなうのはおかしいので、受刑者には刑務所での費用を負担させ、払えない場合は全く人権が保障されない場所に島流しする。
犯罪被害者を社会的地位に従ってランク付けし、ランクによって警察の捜査の力の入れ方を変える。

この物語では、ときおり話題にのぼる上記のような制度が実現した未来社会を描いています。
生活保護費・刑務所の費用・警察の捜査費用が削減されたことで、確かに日本経済は潤います。
しかし、他に何か悪い影響はないのか、人々はどのように変わってしまうのかが、この作品のテーマとなっています。

なので「元刑事のおじいちゃんとその孫が事件を解決する推理小説」だと期待して読むと、がっかりしてしまうと思います。
実際、結末はうやむやで、探偵役の2人もそれほど活躍しません。
しかし、この曖昧ですっきりしない結末こそが「無気力で事なかれ主義で、都合の悪いことを隠蔽し、表面だけは平和に見える社会」を表しているのではないかと、私は思いました。

みんなが良いと考えている制度を導入しても、そう簡単には良い社会にはならない。
作品をとおして、作者はそう言いたかったのではないかと私は思っています。
金魚鉢の夏Amazon書評・レビュー:金魚鉢の夏より
4103358912



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