誰もわたしを愛さない
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新担当の美女・小高直海の紹介と新たなルポの依頼を受けた柚木草平は、行きずりの犯行と思われる女子高校生殺人事件に気乗りがしないものの、しぶしぶと依頼を受けることに。被害者の同級生である女子高校生に圧倒されつつ調査を進める柚木は、事件が怨恨によって引き起こされた事実に気づく。哀しくも、周到に仕組まれた事件のからくりとは何か――? | ||||
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ルポライター柚木シリーズ第6弾です。 柚木が美女に囲まれながら事件の核心に迫って行きます。 なかなか面白いですが、 エピローグがしっかり描かれていないのが残念でした。 犯人はその後、どのようになったのか。 消化不良です。 | ||||
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このシリーズは、主人公である柚木草平とそれをとりまく女たちの魅力に尽きる。事件などはおまけのようなものだ。 続きものの刑事ドラマを見る感覚で読むタイプの小説である。とりあえず1冊読んで主人公が好きなら多分シリーズ全部それなりに楽しめると思う。 今作は小高直海という新人編集者が出てきて、彼女が非常に魅力的で以降の作品にもレギュラーで登場して欲しいと思った。 | ||||
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単行本(講談社,1997年)→文庫(講談社,2001年)→本書。 柚木シリーズの第2作。長編。 今回も憂鬱な事件だ。捜査が進んで行くに連れ、暗い気持ちになっていく。そして今回も俎上にのせられるのは、女性というものの怖さ、複雑さ。でも、魅力的なのだ。柚木の単純さや純真さとも対照させられ、果たしてどちらが良いのだろうと考えさせられ、不安になる。 まだまだハートボイルド調の強い時期の作品で、読んでいて吹き出してしまう場面も。 | ||||
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東京創元社からの復刊版,第2シリーズの2作目です. やや毛色の異なった近作と違い,ひさびさに正統派と言える内容で, 主人公と彼を取り囲む女性,そしてそのやり取りが存分に楽しめます. ただ,物語のきっかけとなる事件が,著者の他作品たちと似ていて, 著者の作品を読んでいる人には,流れが読めてしまうのが少し残念で, 犯人捜しの作品ではないのですが,もうちょっと考えてほしかったです. とはいえ,序盤でなにげに触れられていたアイテムを使うアリバイ崩し, 相手のプライドに訴えながら,相手を切り崩す終盤はなかなかおもしろく, その場所や淡々とした口調には,いかにも主人公らしい格好よさを感じます. また,タイトルはとある人物が口にする言葉が元になっているのですが, その人物だけでなく,事件の被害者やほかの人たちにもあてはまるようで, 素敵なタイトルの多い著者の作品の中でも,また特別な印象を残すものです. なお,復刊の今回と刊行当時では作品の順番が違っているのですが, このことについては,巻末の解説の中でおもしろく触れられています. また,著者のあとがきにも当時のユニークなエピソードがありますので, できればすべてを読みおえてから,目をとおされることをおすすめします. ちなみに初出は97年.作中に登場するアイテムに時代を感じるのも一興です. | ||||
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