第一話のお題「演劇を扱った中編。

世界は終末に向けて暴走してゆく。 人類に、希望はあるのか――。

横溝賞作家が描く、リストラ本格ミステリ! 中小電機メーカーの技術者曽根が自宅で謎の感電死を遂げた。

第41回日本アカデミー賞にて、最優秀作品賞をはじめ6冠を獲得した、 『三度目の殺人』の是枝裕和監督が最新作「万引き家族」を自ら小説化。

ホラー&ミステリ界アンダーグラウンドの帝王が、6年ぶりに復活! 戦時下の帝都。

「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除する」。

元寇の時代、すべてを操る美しき巫女がいた。傑作ダークファンタジー。

怖いほどの美貌だった。白牡丹が肩に咲く和装に身を包んだその少年は、西條皓と名乗った。

考えるんだ。 たとえ1%でも、可能性があるなら。

指輪学園の退廃を企む組織、胎教委員会。美少年探偵団は謎の多い彼らに近づくため、胎教委員会主催の映画祭参加を決める。

地位と愛情を天秤にかける医師の誤算（「是枝哲の敗北」）、夫の企みを察知し機先を制する料理好きな妻（「上品な魔女」）、身を挺して師匠の名誉を守ろうとするバーテンダー（「安息の場所」）、数年越しの計画で恋人の仇を討つ証券マン（「東京駅発6時00分 のぞみ1号博

将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。

人材派遣会社「NAS」。

名声のために罪を犯した過去を恥じ、今は猟師として各地を旅する「私」。ある日、訪れた村で奇妙な警告を受ける。

訳あり物件に住み込む藤崎は不動産業者やオーナーたちの最後の頼みの綱。

遠野屋の番頭、喜之助が病に倒れ、主の清之介が看取った。彼の遺品から不思議な織の帯が見つかる。

どの物件にでも起こりうる事件。感動の“賃貸ミステリ”。

父親を亡くし天涯孤独となったおきみは、残された借金返済のために古道具を売るが大した値はつかない。

伊織、けじめの「見届け」を描く文庫書下ろし完結巻!「押し込みをやる悪い奴らの情報がある」見届け人志願でだるま屋を訪ねた男は、食い詰めた大店の息子・巳之助だった。

正義など、どうでもいい。 俺はただ、可愛い嫁から幸せを奪う可能性を、迷わず排除するだけだ。

結婚を男が切り出せないでいる理由。それは「祖母が殺人犯だったから」。

星ヶ丘高校料理部、いまは廃部寸前の部に友だちに誘われてうっかり入部した皐月。

気づいたら病院のベッドに横たわっていたわたし・三笠南。目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからない。

雇い主・両替商分銅屋の持ち長屋に住まう用心棒・諫山左馬介。

時の将軍家斉の子、斉忠を藩主に押しつけられ、若隠居の憂き目を背負わされた松平鶴三郎。

鶴三郎の妹、菊姫がいる中屋敷に三千代を誘き出したものの、どたん場の奇襲戦法で逃がしてしまった斉忠の狂乱ぶりはすさまじかった。

江戸市井の人たちの数奇な人生を描いたサスペンス時代長篇。藤沢周平のストーリーテラーとしての力量が発揮された傑作。

遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久博士が失踪した。大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。

探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、一般読者や研究者が自由に利用できるユニークな図書館、ミステリー文学資料館。

浄心寺改築で己の懐を肥やし、なおかつ正紀、正広を世子の座から追い落とそうと、正棠一派が悪巧みを進めていた。

大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズの著者による、空港を舞台にしたお仕事ミステリー! 新米航空管制官の藤宮つばさは、優秀な管制官だった叔母の真紀子に憧れ、一人前の管制官となるべく日夜奮闘している。

この世に思いを残した人の姿が見えるおいちの前に、血の臭いをまとった男が現われる。

14年前、わたしは親友と歌を失った 名古屋での結婚生活に終止符を打ち、東京・谷中に戻ってきた沢口遥は、【ルーカス・ギタークラフト】という店に興味を持つ。

花陽の医大受験を目前に控え、春を待つ堀田家。

東京都内の古民家で、おびただしい血痕と3本の左手の小指が見つかった。

能の水上流宗家の嫡男・和春の七回忌に催された追善能。

大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。

フランスの小村の教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。

新垣澪は、東京・丸の内の一流不動産会社「吉原不動産」の新入社員。

人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業――これぞ江戸怪談の最高峰! 塩断ちを機に次々と家族を襲った身も凍るほどの怪異、妖を呼び寄せる声をもった女中の奉公話、世にも奇妙な写本の話……人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業――清濁すべての感情を併せ呑む、

明治時代創業の老舗古本屋・東京バンドワゴンは本日も大騒ぎ!先々代の時代に錚々たる文士が寄稿して編まれ、強盗殺人までも引き起こした“呪いの目録”。

三万石の鈴江藩、江戸の上屋敷に奉公を始めた呉服商の娘、お糸。

独身を謳歌する陽子には幼い頃からよく見る夢があった。それは、もう一人の私、かわいそうなヨーコが出てくる夢。

息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

弘福寺に赤い寒椿が咲く頃、蔵前の板倉屋の離れで、旗本・本庄新兵衛が殺された。左胸には出刃庖丁が突き立てられていたという。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。

書店員は超多忙。

少年院を出たその日から、私は財閥令嬢――川中歩美の身代わりとなった。

母は死に、父は人を殺した――。

1月の仕事始めの日、『城之内相談事務所』に前世を知りたい、という少女・梓が現れる。

浜松藩井上家本家が、菩提寺である浄心寺改築のため、分家である高岡藩井上家、下妻藩井上家にそれぞれ金二百両の供出を言い渡した。

この商品はセット買いができます 『2019年本屋大賞 ノミネート作品 全10冊セット』 こちらをチェック たった一人になった。

たのまれると後へは引けない浪人・南堂源八。

御家騒動を解決した南堂源八は、お登美といっしょに、加津代を伴って初のお国入りをする三州西尾の若殿・忠明の旅立ちを見送った。

想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。

鍼灸医・菜摘は「妻敵討ち」の旅から戻った養父・佐十郎と十年ぶりの再会を果たす。

江戸は神田、玄関先でさまざまな揉めごとの裁定をしている町名主の跡取り・高橋麻之助。

江戸の切り絵図屋・清七を主人公に描かれる、書き下ろし時代小説シリーズ第5弾。

もう一度あの「食」に出会えたら、彼の本当の気持ちがわかると思ったんです―。

近江坂本へ物見遊山に出かけてはどうか。武家伝奏の提案に、禁裏付の東城鷹矢は困惑した。

娼夫として過ごした７年間、ずっとみつめてきた。めまぐるしく変わる欲望の形、そして身体だけでつながる性愛の意味をー。

捜査のためなら、俺は外道にでもなる。

少女たちが学園にまつわる謎と怪異を探る、青春ミステリ・ホラー 歴史あるお嬢様学校、凰西学園に入学した真矢は、マイペースな花音と友達になる。

竹本健治の初期作品集、待望の復刊 彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも? 濃密な親子関係から生じた歪を描いた(「氷雨降る林には」)。

延宝八年、徳川四代将軍家綱の死去と同時に、後継者をめぐって劇的な政変が起きた。

圧倒的なスケールでえがく黙示録ホラー・アクション! 東京都阪納市安須。

1938年、ロサンゼルス。

草食男子、森司の恋は前途多難? 胸キュンと心底怖い物語をお楽しみあれ! 片想いのこよみとの距離を縮めていた大学生の森司を襲った、不名誉な疑惑。

しっかり貯金して老後の備えは万全だったわが家に、突然金難がふりかかる! 後藤篤子は悩んでいた。

嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を依頼する。

岡場所から一斉に火の手があがった!家斉の死後、巻き返しを図る側近と、江戸の闇の支配を企む狂い犬の一太郎が最後の賭けに出たのだ。

人生は落語のごとし。笑いあり涙ありの一席へようこそ。

1927年、アーサー・コナン・ドイルによる最後のシャーロック・ホームズ活躍譚「ショスコム・オールド・プレース」が《ストランド・マガジン》に掲載されて以降も、この不滅の人気を誇る名探偵の贋作は、数多くの作家によって描かれてきた。

大学卓球チーム内の軋轢や友情、競歩ランナーの孤独、サッカー選手の挫折と希望、各種目で日本代表を目指すアスリートを描く応援小説

「いい加減で質の悪いヘッドハンターも跋扈(ばつこ)しておりましてね」 父がヘッドハンターの紹介で会社に招き入れた大槻(おおつき)の手によって、会社を追われた鹿子小穂(かのこ・さほ)は、再就職先でヘッドハンターとして働き始めた。

天領の豊後肥田、私塾咸宜園の塾主である広瀬旭荘は二度目の妻・松子を迎えた。

清朝末期、満州族に辮髪と纏足を強要されていた漢人は、宣教師にも生活を蹂躙され不満は頂点に達していた。

女で稼ぐ商売ゆえ、体を張って女を守る――その矜持を胸に秘めて妾屋を営む山城屋昼兵衛。

江戸町奉行・曲淵甲斐守に追い詰められた町方は、怒濤の反撃に転じる。だが、切れ者甲斐守が策の応酬で負けるはずもなかった。

一月になり大学にも慣れてきた葵だが、京都郊外の伏見にある老舗酒造「幸谷酒造」で修業中の清貴とは、なかなか会えない日々。

女で稼ぐ商売ゆえ、体を張って女を守る――その矜持を胸に秘めて妾屋を営む山城屋昼兵衛。

悪徳は輪舞曲のように同じ旋律を繰り返すのか―― 14歳で殺人を犯した悪辣弁護士・御子柴礼司を妹・梓が30年ぶりに訪れ、 母・郁美の弁護を依頼する。

「美」は魔物―。

同じ中学に子供が通う保護者を狙った連続殺傷事件が発生。刑事総務課の大友鉄も捜査に加わるが、容疑者は二転三転。

日本ミステリー文学大賞新人賞が誕生してから二〇年。

横溝正史の幻の新聞連載小説、発表から77年を経て初の単行本化!

太平洋を航海するヨットの上から落とされた女と、絶海の孤島に吊るされていた男。

【収録作品】 古今集巻之五 肌匂う つゆのひぬま 鶴は帰りぬ 末っ子 屏風はたたまれた ちゃん 若き摂津の守 その木戸を通って

『最後のトリック』の著者による、芸術探偵シリーズ最新作! 創立十五周年記念公演を目前とした名門バレエ団に 公演中止を要求する脅迫状が届いた。

誘拐された人質を発見するにはカラスの後を追え? バラバラ殺人事件を解く鍵はリスの生態? 密室殺人犯を教えてくれるのは馬? 警察犬ハンドラー原友美が頼りにするのは、大学の先輩である白井旗男。

新型インフルエンザ騒動で激震した浪速の街を、新たな危機が襲う。

赤い瞳で死者の霊を見る“憑きもの落とし”の浮雲が、絵師を目指す八十八（やそはち）と共に幕末の怪異を斬る！　○雨宿りに立ち寄った寺で白い蛇に遭遇した八十八。