微光星



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    初公開日(参考)2019年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数5,788回
    お気に入りにされた回数10
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    微光星

    2019年01月31日 微光星

    洋食店を営む檜垣は、ある日突然、小学3年生の孫娘・茜を殺されてしまう。悲しみに暮れる彼のもとへ犯人逮捕の報せが届くが、判決は無期懲役。なぜ死刑ではないのか…。そしてついに、檜垣はある計画を行動に移す。死刑廃止論者と被害者遺族の関係を描いた、衝撃の一冊。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.25pt

    微光星の総合評価:9.67/10点レビュー 15件。Aランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全4件 1~4 1/1ページ
    No.4:24人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (10pt)

    テーマへの切り口の斬新さが魅力

    生まれて初めて書評を書きます。
    「裁判所に守られた」殺人者に被害者遺族が復讐を果たし、その遺族本人も犯罪者として破滅するという筋立ては時々目にします。ページを閉じた後は、なんともやりきれない、つらい思いが残ります。
    この本は、それとは違う切り口でテーマに迫っているところが魅力でした。死刑制度に反対する方の感想をぜひ聞いてみたい、そう思わせる説得力があります。(書評を書く気になった動機です。)
    満点評価は少し甘いかも知れませんけど、その新しい切り口と読後感の良さを評価させてもらいました。

    柴犬
    4HB1HGB7
    No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    もっと長編にしてほしかった

    面白かった。久々に腹にズシンとくる物語を読んだ感じ。
    話の展開のテンポがよく読みやすいのだが、もう50ページほどふくらませていたらもっと重厚な話になったのではないか。マイナス1点評価はその点。

    弥生の空
    U2Y6GNB9
    No.2:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    ミステリーとは呼べなくても、マル印

    Amazonでのレビュー評価の高さにつられて読んでみた。なるほど、高得点なのもうなずける。
    ミステリー小説だとは呼べないが、心理サスペンスだとして読んだ。
    誰もが一度や二度は考えたことがあり、そして結論を出すのを保留しているだろう問題についての鋭い追求であり、犯人探しもなく謎解きもないのに、次のページが気になって読むのを止められない作品。読了後も余韻が尾を引く。

    TOSHIKI
    OWLX0KXA
    No.1:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    引き込まれてしまう展開の妙

    厳密にはミステリーではない。広義のサスペンスだとは言っていいだろう。だが、そういうことは別にしてオススメである。
    重いテーマを分かりやすく、かつ説得力ある内容にまとめてあり、ミステリー好きの読書が一気読みしてしまう訴求力がある。構成の上手さとテンポの良さで飽きさせず、読後感も良い。そして日本の刑法について自分もしっかり考えなければならないという気持ちにさせる。
    無名の作家だが、かなり力はあると見た。次作を楽しみにしたい。

    リリー松岡
    Z1NV8PZ8
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.11:
    (5pt)

    とにかく引き込まれる!

    読み始め・・・重い難しい小説かと思いきや
    どんどん読み進みしっかり心つかまれる作品です!
    次の作品はないのかと楽しみにしています。
    映画とか連続ドラマになれば良いのにと心から思います。
    微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
    4344920805
    No.10:
    (5pt)

    一気読み

    8歳の娘が未成年の男にいたずら目的で誘拐し、殺害された。死刑を望む両親、祖父、しかし判決は無期懲役。死刑制度を不服としていた祖父が、無期懲役判決を下した裁判官の娘を殺害した。けして仕返し、意趣返しではない、あなたは自分の家族が殺されても、同じ主張ができるのですか。ということです。
    重いテーマでしたが、決して嫌な気持ちになることはなく読了。
    微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
    4344920805
    No.9:
    (5pt)

    一気読み

    一気読みでした。事件をきっかけに、平穏に暮らしていた人たちの暮らしが大きく変わっていく。意味は違うのだろうけれど「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」という言葉を思い出しながら、予想もしない展開に驚きつつ、最後まで一気に読み通しました。おススメです。
    微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
    4344920805
    No.8:
    (5pt)

    おもしろかった一方、いろいろと考えさせられた。

    おもしろくて、一気にぐいぐい読んだ。
    裁判官は、常に正しく公正な判断ができる人間なのだろうか?刑の選択と軽重など、あまりに裁判官個人の裁量に任せ過ぎていないか?そもそもの刑法の規定を改正すべきではないのか?という点に共感した。
    また、国会議員になるのに、ただただ名前が知られているからというだけで選挙に担ぎ出されたり、お金や特権目当てに立候補するような人が多い昨今、法律を作るため、改正するために議員になろうとする主人公は爽やかだった。
    微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
    4344920805
    No.7:
    (5pt)

    日本の死刑制度を真剣に考える題材とするに相応しい作品

    まず、この重苦しい、難しいテーマをここまで面白い物語に仕立てたことに感服する。同テーマを扱った、ヴィクトル・ユーゴー「死刑囚最後の日」や菊池寛「ある抗議書」よりも、読み物として単純に面白い。
    作者の主張内容は明らかだが、反対意見にも配慮した記述や、殺伐とした物語にならぬよう、温かな家族愛を根底に置いた描写、興味を逸らさぬ展開の速さなど、読み手を十二分に意識して書かれたことがうかがえ、好感を持つ。
    ヨーロッパの死刑制度廃止を、「神は自分の姿に似せて人間を作った」という彼らの宗教感に求めた箇所については、唸らされた。日本人としての死刑感を再度見直し、制度を作っていく必要があるのではないかとまで感じさせられた。
    微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
    4344920805



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