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微光星



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微光星

微光星の評価: 4.91/5点 レビュー 11件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

とにかく引き込まれる!

読み始め・・・重い難しい小説かと思いきや
どんどん読み進みしっかり心つかまれる作品です!
次の作品はないのかと楽しみにしています。
映画とか連続ドラマになれば良いのにと心から思います。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.10:
(5pt)

一気読み

8歳の娘が未成年の男にいたずら目的で誘拐し、殺害された。死刑を望む両親、祖父、しかし判決は無期懲役。死刑制度を不服としていた祖父が、無期懲役判決を下した裁判官の娘を殺害した。けして仕返し、意趣返しではない、あなたは自分の家族が殺されても、同じ主張ができるのですか。ということです。
重いテーマでしたが、決して嫌な気持ちになることはなく読了。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.9:
(5pt)

一気読み

一気読みでした。事件をきっかけに、平穏に暮らしていた人たちの暮らしが大きく変わっていく。意味は違うのだろうけれど「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」という言葉を思い出しながら、予想もしない展開に驚きつつ、最後まで一気に読み通しました。おススメです。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.8:
(5pt)

おもしろかった一方、いろいろと考えさせられた。

おもしろくて、一気にぐいぐい読んだ。
裁判官は、常に正しく公正な判断ができる人間なのだろうか?刑の選択と軽重など、あまりに裁判官個人の裁量に任せ過ぎていないか?そもそもの刑法の規定を改正すべきではないのか?という点に共感した。
また、国会議員になるのに、ただただ名前が知られているからというだけで選挙に担ぎ出されたり、お金や特権目当てに立候補するような人が多い昨今、法律を作るため、改正するために議員になろうとする主人公は爽やかだった。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.7:
(5pt)

日本の死刑制度を真剣に考える題材とするに相応しい作品

まず、この重苦しい、難しいテーマをここまで面白い物語に仕立てたことに感服する。同テーマを扱った、ヴィクトル・ユーゴー「死刑囚最後の日」や菊池寛「ある抗議書」よりも、読み物として単純に面白い。
作者の主張内容は明らかだが、反対意見にも配慮した記述や、殺伐とした物語にならぬよう、温かな家族愛を根底に置いた描写、興味を逸らさぬ展開の速さなど、読み手を十二分に意識して書かれたことがうかがえ、好感を持つ。
ヨーロッパの死刑制度廃止を、「神は自分の姿に似せて人間を作った」という彼らの宗教感に求めた箇所については、唸らされた。日本人としての死刑感を再度見直し、制度を作っていく必要があるのではないかとまで感じさせられた。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.6:
(4pt)

中盤から一気に引き込まれる

読みやすい描写から始まり、途中で死刑制度や法律、政治の話がからんでくるので、難しくなりそうだと思った矢先の急展開。中盤からぐっと引き込まれ、私のような知的能力が高くない人間にも、面白かった。
死刑制度について、自然と考えさせられる。勉強にもなるし、ストーリーもよかったので、おすすめです。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.5:
(5pt)

未整備な制度との闘い

世の中には目に見えるものよりも見えないものの方が遥かに多い。何かを決める手立てにしても、目に見える基準で決めることよりも、目に見えない基準、所謂、直観やその時の空気が物事を決めていることが多いのではないだろうか。
この本のタイトル「微光星」は宇宙に輝く星々の背景に散りばめられ見えない未知の星々が宇宙を、そして私たちをどこかに導こうとしている。読み終わると、そんな解釈を勝手にしてしまった。
昭和40年代を一緒に野山を駆けた小中学校時代の同級生、還暦を記念して小説を書いたと言う。
本好きの私は、すぐにAmazonで注文し、まだかまだかと到着を待ち詫びた。あの時の学級委員長が50年の時を経て書き下ろしたのかと感慨に耽りながら、一気に読み上げてしまった。私は書き手ではなく読み手なので食レポならぬ、読レポするには、語彙が極めて乏しく、いやいや凄い面白いくらいが精いっぱいの感想ながら、社会派法廷論争とでも言うのかな、未成年者の殺人における刑のあり方について、死刑にして欲しいけれど、無期懲役になってしまう。被害者はもう戻って来ないのに、加害者は更生して社会復帰の機会まで与えられる。この辺りの未整備な制度問題とそこで翻弄される人たちの葛藤を実に上手く物語に展開している。真実が正義はどこにあるのか、瞬く星たちよ教えておくれ。流石、私たちの学級委員長です。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.4:
(5pt)

物語に引き込まれていく気持ちよさ

重たい話なのでは?と思いながら読み出したが、話の展開が早くグイグイ物語に引き込まれていった。
文章に余分な修飾がなく、重いテーマにもかかわらず読みやすく物語としてもとても面白かった。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.3:
(5pt)

一読の価値あり

帯を読んでいたので、ああこの子が殺されるんだ、せつないな…と、読み始めて一旦ページを閉じました。その後、読み始めたら、最後までやめられず、一気に読んでしまいました。良い意味で裏切られた筋書き、よくできたサスペンスとも思いました。もちろん素晴らしい社会派小説で、死刑についてのみならず、種々の社会的な主張が込められています。作者の思いはストレートに伝わってくるのですが、それだけではなく、他の立場からの意見も同様に綴られていて、好感が持てました。私の中の何かが刺激されました。ぶれない登場人物たちの姿勢は感動を呼びます。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.2:
(5pt)

一気に読めて考えさせられる

残りページ数が気になる怒涛の展開で一気に読んだ。死刑廃止・存続や刑罰の軽重は難しい議論だが、主人公達と裁判官を通じて色々な考え方を伝えているところがよい。一方、世の中をみると、被害者側への配慮や法的な手当が薄いと感じられることが多々ある。また家族愛が通奏低音にある本作とは逆に、家族愛が崩壊、失せたことによる子供虐待・致死事件も頻発している現状もある。いろいろ考えさせてくれた。
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805
No.1:
(5pt)

共感しました

途中から引き込まれるように夢中で完読しました。日頃感じていた不条理、どうしてこの殺人者は死刑判決受けないの?に対してのひとつの答えを出してもらった感じです。小説だからこそ出来る設定で重いテーマですが、読後はスッキリ爽快感を感じられます。面白かったし、勉強にもなりました。ありがとう!
微光星Amazon書評・レビュー:微光星より
4344920805

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