『このミステリーがすごい！』大賞シリーズ＆シリーズ累計235万部突破「珈琲店タレーランの事件簿」最新刊。

「私を消して下さい。しかも、むごく静かに…」“事故処理屋”を自称する殺しのエキスパート・星名五郎の許を訪れた奇妙な客。

芸能界の先駆者にして伝説。その孤高の闘いを描く怒濤の長篇小説。

薔薇屋敷あるいは月夜邸と呼ばれるその屋敷には、オオカミ男が出るという奇妙な噂があった。

探偵小説誕生期の大古典へのリスペクト!あの『鉄仮面』の巨匠ボアゴベーが、ガボリオが生んだ名探偵ルコックの晩年を描いた名作を、日本近代小説の遠祖となった涙香が翻案、それをさらに乱歩が現代語訳。

安永二年、深川の夏祭りをめぐって、地元の親分の間で起こった諍い。

同期の死の真相を暴き出せ!上杉と織田が、過去の因縁に決着をつける! 警察庁の織田と神奈川県警根岸分室の上杉。

乙一＆山白朝子の初期〜現在までの怖い作品ばかりを厳選収録した怪奇ホラーコクション企画。

炎に包まれた矯正施設から、命がけの脱出を成功させた紫苑とネズミ。

小説誌編集者・田川美希は本にまつわる謎にてんてこ舞いの日々だ。

古くから一向宗を信仰し「上なし」の自治を貫いてきた伊勢・長島は、急速に勢力を伸ばしてきた織田信長の脅威にさらされる-。

北海道札幌市にある大きな屋敷。

殺意の矛先は犬や猫、そして人間へ―。

平成31年4月1日。秋に警視庁捜査一課に復帰予定の五味にとって、最後の教え子となる学生が入校してきた。

麻薬密売組織に潜入していた麻薬捜査官(マトリ)の加納良と連絡がつかなくなった。

ただひとりの肉親だった祖父を目の前で殺害された渋木祐介少年の生活は、その日を境に一変した。

小学六年生の奈都は、父の実家で暮らすことになった。とんでもなく大きくて古い屋敷に両親と離れて。

”小説” ならではの企みに満ちた“怪談” 全7編。

メアリ・H・クラーク賞ノミネート作家による話題作! 若い女性ばかりを狙った残虐な連続殺人鬼“バーニングマン"。

何不自由ない生活を送るモリーは、ある日突然夫殺しの罪で起訴された。誰が見ても犯人は彼女しかあり得ない状況。

レコード会社の制作部に勤務する流場裕一がみずから発掘したボーカリスト、リオ。

証券マン岩木和彦の前で、顧客が次々と殺される。第一の殺人のとき、彼にはアリバイがない。

「俺はもう誰とも恋愛はしない」。仄かに恋情を抱いた男から、衝撃の告白をされた小説家のつぐみ。

旅情ゆたかな信濃路に置き去られた殺意!!

妾を囲い、働き者の女房に三行半をつきつけた小間物屋『菊乃家』の主・宗兵衛。

展覧会場から、はたまた侯爵邸から、まんまと目当ての品物を盗み出す怪人が出没した。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

地下鉄千代田線の大手町駅で殺人事件が起きた。小学六年生の努は、友だちと刑事気取りで犯人逮捕へ乗り出す。

元弁護士で作家の「私」は世界各国の都市を訪れ、さまざまな過去を抱える人々と出会う。

大好きな史也と結婚する前に、一度だけ「お見合い」というものをしてみたい。

古道具屋銀杏屋の若旦那太一郎は、幽霊が見える。

外交官のダーウィンは、結婚する娘を訪れる友人夫妻に付き添い、偶然にも幼年時代を過ごした思い出の地に帰郷することになった。

京都東町奉行所同心組頭の家に長男として生まれながら、訳あって公事宿(訴訟人専用旅籠)「鯉屋」に居候する田村菊太郎。

ミセス・ハドスンが入院した特別病棟の病室で、夜間に患者の不可解な死が繰り返される。

高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。

心臓を刺されて死んだ若い男。警察署の〈身元不明死体の廊下〉に張り出されていた写真の一枚に、わたしは弟を見つけた。

あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかったー。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人を襲った脅迫電話。

照れ屋の正義漢?身勝手な浅見光彦の友人?その実体は?ボクが浅見か、浅見がボクか、軽井沢のセンセが語る本音エッセイ。

フィンランド国家捜査局で特殊部隊を指揮するカリ・ヴァーラ警部は、術後の後遺症にもめげず超法規的に麻薬を取締まる日々を送っていた。

1881年イギリス、エセックスのターングラス館で起こった毒殺事件。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

「私たちは子どもを守りたい」 教団で起きた大量レイプ事件。

犬や猫は人間の感情を察して寄り添ってくれるが、植物も同じ。植物にも感情や思考がある。

ヨーロッパの原子力発電所の事故による放射能汚染食品が、検査をすり抜けて日本国内に輸入されていた。

妹のため殺人者となった兄!? 無実を訴える男のアリバイが崩れたとき、弁護人は……。

ウィリアム・スタンディッシュは英文学者。義理の祖母にあたる詩人イザベルを論文の対象にする彼は、イギリスに旅立つ。

雨が夜にしか降らなくなった都市を描いた表題作ほか、書下ろし「天窓」 「南洋の河太郎」2編等、真骨頂を味わえる全10編。

北アルプス・焼岳で顔を血まれにした男性の遺体が発見された。遺体は側頭部を割られており、転落死と思われた。

ヴェローナ警察警部ロメオ・タルキニーニはトリノ警察に招かれていたが、補佐としてついたツアンポール刑事とはどうもうまがあわない。

由美子たち四人には、強烈な同級生がいた。正義だけで動く女・範子だ。

かわいい娘が二十ドルを差し出して、マーロウの援助を求めて来た。

キャサリンと浜口は、資産家の未亡人・水尾マユから夕食に招待された。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

事件はシンガポールめざして南シナ海を航行中の貨物船が海賊に拿捕されたことから始った。

ドSすぎる女刑事マヤに一服盛られ、"ハネムーンの下見"のため豪華客船に"拉致"された代官山。

女性二人を殺したとして逮捕された小野宮楠生。

犯罪心理学者・高倉孝一のゼミ生・千倉有紀が、塾講師募集の面接に行ったのち姿を消した。

180センチの長身を真白な背広に包み、淡いピンク色のワイシャツに黒ネクタイと、ひどく派手な装いだが、オシャレに徹したスマートさがある。

売り物になるショートショートの3要素は、新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末。

世の中の“悪”を排除するためにはじまった、絶対通報システム。

その男は死んでいたはずだった―。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のヘクター・マン。

熊本県・白鳥山。洞の中へ雨宿りに入った滝水浩一の前に現れた、美しい女性・沙穂流。

誰もが容疑者。誰もが当事者。

県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。

大学教授の曽根原は、ふと気づくとバー〈スリーバレー〉の前に足が向いている。

才気と博覧強記の異色作家デイヴィッドスンを、日本の誇る才気と博覧強記のミステリ作家・殊能将之が編んだ奇跡の名作集。

神奈川県警みなとみらい署。暴力犯係係長の諸橋は「ハマの用心棒」と呼ばれ、暴力団には脅威の存在だ。

トントントントン……。 ビジネスホテルで使用禁止となった705号室から響く、壁を叩く音。

「報酬・年額二千五百万円」「求む！若き感性！」十八歳以上なら大学生でも応募できるという市の「アドバイザー」契約。

生駒山の池で家族が遭遇した怪異が、時を超えて繰り返される「拉致された？」、高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑っては落ちていく男が不気味な「二十二階の男」、祖父母の家で少女が出会った赤い着物姿の子ども、祖父が見せた光景に震撼する「蔵の中」、その家に住ん

ある少年の体内で見つかった未知の臓器。以後、世界中で発見され、彼らはギフテッドと呼ばれる。

私生児として生まれ育った少女がやがて、ピカソやブラックなど若き芸術家たちの集うモンマルトルの美神(ミューズ)となり、画家となる夢を叶えてゆく。

優しい夫に白い猫―満ち足りた生活は、夫の溺死によりピリオドが打たれる。

今、注目の女性作家が贈る、七人七色の青春模様。

キュートな女子大生会計士・藤原萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で遭遇する奇妙な事件。

卒論に悩む私は、ある事件をきっかけに黒いスーツ姿の青年から美学とポオの指導を受けるようになり……『黒猫の遊歩あるいは美学講義』の2年前、二人が黒猫と付き人になるまでの物語

香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。

明治二〇年に発布・施行された保安条例のために東京を追放された新聞記者の筑波新十郎と、負け続きのため「コマルさん」と揶揄される大阪の駆け出し弁護士の迫丸孝平。

結婚式当日、新郎・中林浩士は逮捕された。そして、十年。

拉致監禁された岬美由紀を発見した蒲生誠と嵯峨敏也。

テロを起こし解散に追い込まれたカルト教団・宇宙神瞠会。

人類最強の請負人・哀川潤。今回の任務は、十九歳にして心理学の権威・軸本みよりの調査への同行だ。

気だるい平日の午後。職場でいつもと変わらない時間を過ごす女性。

人気作家6人の新作ミステリーがいきなり文庫で登場! 現在のミステリー界をリードする6人の作家による豪華すぎるアンソロジー。

赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に、警視庁公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれた。被害者は右翼団体に所属する男だ。

札差駿河屋の娘お吉は、町一番のおてんば娘。鉄火伝法が知れわたり、ついたあだ名がおちゃっぴい。

彼は傘もささず、雨の新宿で写真を撮っていた――。

略奪婚をした専業主婦の満里子、女性誌編集者の悠希、不妊治療を始めた仁美、人気翻訳家の理央。

美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。

瀬戸内の孤島に立つ異形の館で、 奇跡を可能にする壮大なトリックと伏線。

英国黄金時代を担ったミステリの女王セイヤーズ。

―自らの土地を教会に寄進することで楽隠居を考えた荘園主が、食事中に悶死する。

海底に眠る「日本」の遺跡が慰霊祭で映し出される。日本列島が海の底に沈んでから二十五年がすぎていた―。

著名なミステリー作家、成宮彰一郎の妻、瑠美子が行方不明となった。

黒人居住地区にある家の裏庭から女性の白骨死体が発見された。