任侠浴場
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任侠浴場の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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週一回は銭湯に行っている。 | ||||
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とても良い状態で届きました。 | ||||
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このシリーズにある安定した面白さがあります。このシリーズがお好きなら間違いないです。 | ||||
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90歳の父も大笑い。 任侠シリーズを一冊/1週間のペースで楽しんでいます。 | ||||
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シリーズ化して若干マンネリ化しつつあるが逆に、次を期待してしまう、大変読みやすくおもしろい。 | ||||
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映画というよりテレビ。 高級レストランというより定食屋。 マンションというよりアパート。 そんな印象の小説です。 安っぽいという意味ではなく、 懐かしく親しみがわきやすい。 ヤクザ、極道を描いてますが、 侠客というファンタジーなので、 ファミリーコメディーに近いです。 このシリーズは、 文庫本になると必ず買いますが、 本当に毎回面白い。 難しい言葉も出てこず、 難解な表現もなく、 詩的な表現などもしない。 記号のように、 あったことをあったと書く。 そのせいで逆に、 少し混乱することもあるくらい。 たとえば二人以上で会話すると、 「」の前に〈言った〉と書くのを、 記号的に徹底するために、 それまで保ってきたリズムで読むと、 速すぎて人物がイメージしにくい。 せめてリズムに合わせて、 少し誰がなにをしたのかを、 著者も推敲の段階で多少は、 工夫したくなりそうなものなのに、 しない。徹底的に記号化する。 なので、ちゃんと読めば、 誰がなにをしたかわからないとか、 誰のセリフかわからない、 とは絶対にならないです。 これ以上の工夫は邪魔と、 スッパリ切り捨てる。 書かないのでなく書くので、 一見すると足し算のようでいて、 実は〈手を加えない〉という、 引き算の一種ではないでしょうか。 潔く、マンガ的に表現されています。 ヘタにやると素人くさくなりそうな、 その繰り返し表現を、 完全に徹底することで、 記号として成立させている。 なので、女性的な読みやすさとは、 全く違う硬質の読みやすさが、 この著者様にはあると思います。 週刊連載のマンガ本よりも多く、 年間の出版数があるようなことを、 解説に書かれていたので、 なるほどなと納得しました。 表現が記号化するわけだと。 つまりそれが、 唯一で最良の手段なんですね。 カイジの福本さんを思い出しました。 あの判で押したような絵も、 あれじゃないとたぶん、 あんなにたくさん描けないだろなと、 勝手に想像したことがあったので。 なんかゴチャゴチャと書きましたが、 表現は記号的だとしても、 このシリーズより、 そして本作より面白い小説なんて、 ほとんど存在しないと思います。 それがなによりスゴイ。 筆の手が早く、 それでいて物語は破綻せず、 それだけでもスゴイのに、 わかりやすい記号の繰り返しでも、 まったく読み飽きない。 長編なのに、そう感じさせない。 長編を読んだぞ! という満足感はなく、 ただ、読み始めれば楽しく、 読み終わると、 その楽しい時間は終わる。 それだけのことというと、 マンガでも読んだかのようですが、 本当にスゴイことだと思います。 読んでてずっと楽しい小説なんて、 悲劇、喜劇など好みもあるでしょうが、 どれも楽しめる読者と仮定して、 こんなに安定して楽しい読書時間を、 毎回与えられる小説が、 どこにあるでしょうか? ほとんどの小説は必ず失速します。 起承転結という理由をつけて、 読者に眠たい時間を与えます。 でもこの作品には、それがない。 ずーっと楽しい。 今もまた、楽しい時間が終わり、 余韻というよりも、 ああ、終わったと、 テレビのスイッチを消すように、 本を普通に閉じました。 ベタなキャラ設定も、 じゃあ本作の代わりはあるのかと、 考えてみても他にありません。 ないようで、個性もあるんです。 なんとさりげないスゴさ。 いや「楽しかった」でいいですね。 それが全てだと思います。 著者様はここに一人、確実に、 小説で楽しい時間を与えました。 ありがとうございました。 当然ですが、 新品で買わせていただきました。 読書ファンは皆、 そうするべきだと考えます。 | ||||
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