署長サスピション
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タイトルに「署長」と書かれていたので、「たぶん、、、、、??」と思っていたら、案の定大森署の美人署長の話しだった。 それにしても、この仕組みを考え出したのは誰なんだろう?もし今野敏以外やった事が無いのなら、素晴らしい ”発明” だと思う。 今野敏の小説における大森署は隠蔽捜査シリーズが初出だと思う。 警察キャリアである竜崎伸也が息子の不祥事の為、本来なら辞職するのが一般的なキャリア官僚の世界で降格異動を甘んじて受け、大森署署長として赴任してきたのだ。 この隠蔽捜査シリーズは人気シリーズとなり、普通ならそのまま続くのだが(隠蔽捜査シリーズ自体はそのまま継続中)、そこはなるべく現実の警察に即した内容にしている今野敏、竜崎伸也はキャリアらしく神奈川県警に異動となってしまう。 この竜崎伸也の後任として赴任したのが、本書の主人公で有る藍本小百合署長。 先に書いた ”この仕組み” と言うのは、副署長以下竜崎伸也が署長時代の部下はそのまま出演?し、新しい藍本小百合署長の下で引き続き活躍して新しいシリーズとなる事だ。 読者を惹き込むキャラクタ設定は大変だと思う。 それを、竜崎伸也は異動先で新たな部下(イコール新たなキャラクタ)と共に隠蔽捜査シリーズが継続され、竜崎伸也以外はそっくりそのまま隠蔽捜査シリーズのキャラクタを残したまま、新たな美人署長シリーズとしてスタートしているのだ。 映画や漫画、小説でスターシステムと言うのが有るが、スターでは無く助演クラスをそっくり残し新たなスターを立て、新たなシリーズにするのは「上手いなぁ」と思った。 さて肝心の本書だが珍しくタイトルがそのままで、 署長に疑いが生じる。署長が勤務中に競艇場に行き、舟券を購入しているのだ。 一緒に競艇場に行ったのは、隠蔽捜査シリーズでもお馴染みの戸高。しかも戸高は万馬券ならぬ万舟券を当て2,000万円という高額な配当金を受け取っている。 一方、隠蔽捜査シリーズと同じく別の事件も発生する。隠蔽捜査シリーズは事件と竜崎伸也の家族の問題という二つの ”事件” を解決していくというパターンだが、本書では署長の勤務中の競艇場行き、管内で起こった偽造品と本物をすり替える窃盗事件が同時に発生する。 丹念に読めば、この二つの事件共にアラが多過ぎるし、サラッと読んでも誰が窃盗の犯人で、署長への ”疑い” の結末も簡単に想像出来てしまう。 最後にレビュータイトルだが、本書の発刊と同時期に福井県警本部長に増田美希子氏が赴任した。”美人過ぎる” とニュースになった方だ。小説に現実が追いついた感じか。 | ||||
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今野敏さんのこのシリーズ大好きですべて購入してますがこの番外編はあまりにストーリーが浮世離れしていて気持が引いてしまいました。ただただ、美人の署長さんの顔を見たいがためにいろいろな人が日参するというだけのお話でした。いつもの痛快さなどなくて「あ~そうなの」というくらいの軽さです。 | ||||
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藍本署長の効果で、ほとんどコメディ小説の様相を呈しています(笑) 『隠蔽捜査』も面白いですが、こちらもなかなか。 | ||||
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いろいろな人が署長に会いに行く様子ばかりで、 肝心の捜査の話はなかなか進まず、 事件自体は短編小説で済む内容と思いました。 小説の帯のコメントに期待しすぎた感もありますが、 署長シリーズ2作目で早くも飽きました。 このパターンが面白いという方もいると思いますが、 自分はもういいかな。 | ||||
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good面白い | ||||
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