(アンソロジー)
忍者大戦 黒の巻
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
忍者大戦 黒の巻の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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「光文社時代小説文庫」の一冊ではあるが、執筆者が本格推理作家の面々という書きおろしアンソロジー | ||||
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忍者という架空の題材だけに、 逆に、もっとリアルな凄みを期待したかった。。 設定が幼稚というか、デタラメというか、これじゃ、忍者モノも時代小説も期待はムリって 作者もいた。 たとえば、池波正太郎の作品に出て来る忍者モノなんかは、 読み終えたあとも本を取っておきたいし、また読み直したくなるけど。 こちらに出て来る忍者はそれがなかった。 次の『燃えるゴミの日』に出してもなんの後悔もない1冊だった。。 | ||||
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本格ミステリ作家5人による忍者小説アンソロジー。 「忍者」というよりも「ニンジャ」むしろ「NINJA」小説。執筆陣がミステリ畑の方々なのでミステリ的な捻った仕掛けがあるかと思いきやそんなことはなく、マンガやアニメ、ゲームからそのまま登場したようなアクション重視の忍法バトル路線なのであります。 白土三平の『カムイ外伝』『ワタリ』風から横山光輝『伊賀の影丸』『仮面の忍者赤影』風、はては東映による実写版風まで執筆陣で温度差はある中、川中島合戦が題材の天祢涼『風林火山異聞録』が頭一つ抜きん出た印象。 霞流一『忍夜かける乱』は「車隠剣習」「離捨虎」「工頼案人」等々の悪ノリっぷりに『魁!男塾』『北斗の拳』ばりのトンデモ忍法があっぱれなB級活劇。駕籠男って何なのよ。 | ||||
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どの作品も時代小説としての文章力が足りない感じがします。 CGやVRなどの技術を使った映画のような描写力で、作品に迫力が感じられません。 まあ、その中でも私なりに読めたのは最後に登場する作品ですかね。エンターテインメントとしては面白いと思いました。 | ||||
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参加している五人のうち事前に読んだことがあるのは二人だけですが、作品の解説を読む限り五人ともミステリー作家さんです。なので時代劇っぽいテイストは少ないかもしれません。用語を誤って使っている作品もあったし。 5作品ともミステリーの要素を含んでいることもあって結構楽しめる作品でしたが、個人的に一番気に入ったのは 霞流一「忍夜かける乱」! 天下泰平になった江戸時代中期。女郎屋で腹上死した小大名の遺体を自邸に運ぶ伊賀忍者とそれを阻止しようとする甲賀忍者の戦いを描いています。 両陣営複数の忍者によるの奇想天外な「忍法」による潰しあい、命を懸ける対象の馬鹿馬鹿しさというか虚しさ、そしてミステリー仕立ての一種のどんでん返し。いずれをとっても僕が熱愛する山田風太郎を彷彿とさせる一品です。 なお、他の四作品は、オチはともかくとして戦闘シーンでは(おそらく意図的に)従来知られている「忍術」や「忍法」を踏襲しているように思われます。 | ||||
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