ユダヤの秘宝を追え
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 | 2014年08月02日 ユダヤの秘宝を追え(下) (扶桑社ミステリー) ジャックたちは、メノラーの影を追って大西洋を東奔西走する。そしてまた、それに寄り添うように、不吉な影が並走し始める。ナチスの勃興と時を同じくして再興された中世の秘密結社“フェーラ”の生き残りだ。メノラーを探し求め、その影響力によって世界に隠然たる力を振るうことを企むフェーラの暴力がジャックたちを襲う!―アイスランドの一連のサガやアーサー王伝説を読み換え、新たな手掛かりを手中にしながら、ジャックたちはメノラーへ迫る。歴史の真実を目指す冒険は、驚嘆のクライマックスを迎える!(「BOOK」データベースより) |
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| ギビンズの一作目『アトランティスを探せ』を読んだ時に思ったのが、ヤング・インディ・ジョーンズみたいな作りだなということだった。考古学者が余技で書いていることもあるのだが、冒険小説というよりは考古学講義が主体でアクション面はお約束だけといった感がぬぐえなかったのである。今回もやはりこの印象は変わらなかった。母国のアマゾンで評価を見るとこのシリーズの評価は全部五つ星評価で★二つ三つのものばかりのようであり、本国でもずっといまいちだとみなされているようである。ジェームズ・ロリンズの作品を読んだほうがいいようだ。 | ||||
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