新本格魔法少女りすか4
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完結したことを知り、一巻から読み始めた者です。 最初から通して読むと、テンポの良く進むバトルに引き込まれて行き最終巻はどうなるんだろう…とドキドキしながら読んでました。 こういう形の終わらせ方もあるのか…と驚いたとともに、後半の流れは読んでいて少し寂しく、悲しく、終わりを惜しみたくなる切なさと共に、優しいエンドに心が温かくなりました。 | ||||
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作中で最終巻がでるのに三巻発売から約14年かかった事を意識させるようなやりとりがありますが、物語シリーズのノリでやったんだと思いますが、クスッとというよりはイラッとしました。 りすかが標準語でしゃべる所は面白かったですが、これは成長したからこその設定みたいに書かれてましたが、ただ単に作者が14年のブランクで3巻から延長線上のりすかを思い描けなくなったから、キャラをリメイクしたんだろ。って感じでした。どういう感じかと言うと、あの時のりすかは書けないから、りすかを今書くとこうなるみたいな感じ。 最終巻として、物語のエピローグがあって、これについては色々と思う所はあるのですが、これが無ければ暴動レベルだったなと思います。 最終対決が終わって、もしも、この先の結末は貴方の胸の中にあるみたいな終わり方だったらと思うと、怒りの余り夜も眠れずとなったのは想像に難くありません。 まぁ、そんな事が出来る作者だったら物語シリーズが終わる終わると言って終わらせられない状況を許容できないよなとか、許容できるなら14年前にむね結エンドで終わらせたよな、と。 ほんと、そんな事はなくて良かったです。 この物語の結末は、14年間待たされた甲斐があるなんて間違っても言えませんが、この物語は終わったと区切りをつけられるものとして自分を納得させられるものでした。 追記。 1巻から読み直したんですけど、違和感がすごい。 最近の著者の本を読んでいて、このシリーズの4巻だけを読んだなら、そこ迄じゃないけど、1巻から通して読むと、主人公が別物にしか見えない。 3巻までは芯と信念のある革命戦士って感じだったのが、4巻では只のポリコレ活動家になるって予測できない。 いや、最近の著者の傾向からするとこの結末も考えられるんですけど、3巻までの流れからや戯言シリーズや世界シリーズの感じ(作風)からは4巻はズレてる感が凄い。 なんかキャラが立ってないというか、著者のポリコレ感の代弁割合がキャラ立ち割合の中で多く占めるようになっているというか。 最近の著者の本を読んで思うのは、著者自身のポリコレ感を小説のキャラに持ってこないで、語りたいならエッセーや評論やらで本をだして語ってくれよって事ですね。 | ||||
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ファウスト・メフィスト紙面上(途中から電子書籍になりましたが)で読み、終わりを楽しみにしていながら、いつの間にか存在を忘れていたりすかシリーズ、待望の完結編でした。さて、地の文で改行のない創貴の自重しない語り部が読めるぞ!とほくほくしておりました。 しかし何というか、あまり面白くありませんでした。 おそらく14年という時間で私自身が変わってしまったのかなと思いました。当時あれだけ楽しみに読んでいたシリーズが、へえそうなんだ、くらいな感じで終わってしまいました。時間が経って、大人になって子供が産まれて。『ヴェールドマン仮説』然り、『人類最強のヴェネチア』然り『デリバリールーム』然り、昨今妊娠・出産がフューチャーされていますが、なんだかそれに巻き込まれたというか、拍子抜けでした。 もちろん創貴の語りやりすか、ツナギの絡み、水倉鍵の不気味な感じは、楽しめました(軍艦島のくだりがちょっと、えー笑となりましたが) 欲を言えば、2008年の西尾維新さんの『りすか』が読みたかったです(多分私が好きだったのは、その頃の西尾維新さんの作品だったんですね) | ||||
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なによりも最終巻が出た事で取り止めのない戯言が一つの作品として完成した感があって気持ち良い。 終わり方もあとは読者の想像に任せます的な小説と違って、ともすれば蛇足と取られるかもしれない長めのエンディングも一つのストーリーが終焉を迎えた満足感をえられて良かった。 尻切れトンボであのまま終わると思ってたから余計にそう感じたのかも。 | ||||
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魔法全開モードになった水倉りすかがなぜ27歳だったのか。まさか、長くシリーズを中断していたのはこのエンディングため?もしそうだとしたら、西尾維新は水倉鍵(みずくら・かぎ)以上に未来を予測し、その通りに実行できる、ある意味魔法使いではないかと思う。 実は、ずっと違和感が消えなかった。長崎県が魔法王国であったり、キャナルシティがキャンドルシティだったり、魔法王国の中心が森屋敷だったり。何よりもいやだったのは、小学5年生で10歳の主人公、供犠創貴(くぎ・きずたか)が、あっさりと同級生の女の子を殺害したことだ。「美少年探偵団」シリーズにしても『少女不十分』にしても、悲惨な最期になると思いきやハッピーエンドで終わるのが西尾維新ではなかったか。そうした違和感(嫌悪感といってもいい)をあっさり覆すエンディングに拍手したい。これなら2020年まで待たなくてはならないはずだ。 他のレビューアーが書くように、エンディングを急いだ感は否めないが、それでも長いこと中断していたシリーズをきちんと終わらせたことは評価できる。西尾維新は思った以上に書ける作家だと思う。 | ||||
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