■スポンサードリンク
新本格魔法少女りすか4
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
新本格魔法少女りすか4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完結したことを知り、一巻から読み始めた者です。 最初から通して読むと、テンポの良く進むバトルに引き込まれて行き最終巻はどうなるんだろう…とドキドキしながら読んでました。 こういう形の終わらせ方もあるのか…と驚いたとともに、後半の流れは読んでいて少し寂しく、悲しく、終わりを惜しみたくなる切なさと共に、優しいエンドに心が温かくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作中で最終巻がでるのに三巻発売から約14年かかった事を意識させるようなやりとりがありますが、物語シリーズのノリでやったんだと思いますが、クスッとというよりはイラッとしました。 りすかが標準語でしゃべる所は面白かったですが、これは成長したからこその設定みたいに書かれてましたが、ただ単に作者が14年のブランクで3巻から延長線上のりすかを思い描けなくなったから、キャラをリメイクしたんだろ。って感じでした。どういう感じかと言うと、あの時のりすかは書けないから、りすかを今書くとこうなるみたいな感じ。 最終巻として、物語のエピローグがあって、これについては色々と思う所はあるのですが、これが無ければ暴動レベルだったなと思います。 最終対決が終わって、もしも、この先の結末は貴方の胸の中にあるみたいな終わり方だったらと思うと、怒りの余り夜も眠れずとなったのは想像に難くありません。 まぁ、そんな事が出来る作者だったら物語シリーズが終わる終わると言って終わらせられない状況を許容できないよなとか、許容できるなら14年前にむね結エンドで終わらせたよな、と。 ほんと、そんな事はなくて良かったです。 この物語の結末は、14年間待たされた甲斐があるなんて間違っても言えませんが、この物語は終わったと区切りをつけられるものとして自分を納得させられるものでした。 追記。 1巻から読み直したんですけど、違和感がすごい。 最近の著者の本を読んでいて、このシリーズの4巻だけを読んだなら、そこ迄じゃないけど、1巻から通して読むと、主人公が別物にしか見えない。 3巻までは芯と信念のある革命戦士って感じだったのが、4巻では只のポリコレ活動家になるって予測できない。 いや、最近の著者の傾向からするとこの結末も考えられるんですけど、3巻までの流れからや戯言シリーズや世界シリーズの感じ(作風)からは4巻はズレてる感が凄い。 なんかキャラが立ってないというか、著者のポリコレ感の代弁割合がキャラ立ち割合の中で多く占めるようになっているというか。 最近の著者の本を読んで思うのは、著者自身のポリコレ感を小説のキャラに持ってこないで、語りたいならエッセーや評論やらで本をだして語ってくれよって事ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ファウスト・メフィスト紙面上(途中から電子書籍になりましたが)で読み、終わりを楽しみにしていながら、いつの間にか存在を忘れていたりすかシリーズ、待望の完結編でした。さて、地の文で改行のない創貴の自重しない語り部が読めるぞ!とほくほくしておりました。 しかし何というか、あまり面白くありませんでした。 おそらく14年という時間で私自身が変わってしまったのかなと思いました。当時あれだけ楽しみに読んでいたシリーズが、へえそうなんだ、くらいな感じで終わってしまいました。時間が経って、大人になって子供が産まれて。『ヴェールドマン仮説』然り、『人類最強のヴェネチア』然り『デリバリールーム』然り、昨今妊娠・出産がフューチャーされていますが、なんだかそれに巻き込まれたというか、拍子抜けでした。 もちろん創貴の語りやりすか、ツナギの絡み、水倉鍵の不気味な感じは、楽しめました(軍艦島のくだりがちょっと、えー笑となりましたが) 欲を言えば、2008年の西尾維新さんの『りすか』が読みたかったです(多分私が好きだったのは、その頃の西尾維新さんの作品だったんですね) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なによりも最終巻が出た事で取り止めのない戯言が一つの作品として完成した感があって気持ち良い。 終わり方もあとは読者の想像に任せます的な小説と違って、ともすれば蛇足と取られるかもしれない長めのエンディングも一つのストーリーが終焉を迎えた満足感をえられて良かった。 尻切れトンボであのまま終わると思ってたから余計にそう感じたのかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
魔法全開モードになった水倉りすかがなぜ27歳だったのか。まさか、長くシリーズを中断していたのはこのエンディングため?もしそうだとしたら、西尾維新は水倉鍵(みずくら・かぎ)以上に未来を予測し、その通りに実行できる、ある意味魔法使いではないかと思う。 実は、ずっと違和感が消えなかった。長崎県が魔法王国であったり、キャナルシティがキャンドルシティだったり、魔法王国の中心が森屋敷だったり。何よりもいやだったのは、小学5年生で10歳の主人公、供犠創貴(くぎ・きずたか)が、あっさりと同級生の女の子を殺害したことだ。「美少年探偵団」シリーズにしても『少女不十分』にしても、悲惨な最期になると思いきやハッピーエンドで終わるのが西尾維新ではなかったか。そうした違和感(嫌悪感といってもいい)をあっさり覆すエンディングに拍手したい。これなら2020年まで待たなくてはならないはずだ。 他のレビューアーが書くように、エンディングを急いだ感は否めないが、それでも長いこと中断していたシリーズをきちんと終わらせたことは評価できる。西尾維新は思った以上に書ける作家だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3巻を最近読んですぐ4巻を買いました。他の方も書かれていますが3巻までにあったキャラのぶっ飛んだ性格、言動、話の展開が落ち着き4巻始まってすぐの時点でよく言えば優しい、悪く言えば温くなったなあと感じました。 3巻と4巻の間にキャラの性格というより作者の考え方、書き方が変わってしまったと言いますか… 化物語でも思いましたが、作風が昔よりも落ち着いてしまったように見られます。 それでもつまらなくはないので星4です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 2008年に掲載の第十話で連載が中断,そこから十二年の空白を経て,2020年に再開, 第十二話まで続いた後,書き下ろしの最終話を加えて,待望の完結巻となりましたが, バトルは終わり,話を畳むところからとなり,こちらもそのあたりを意識しすぎたのか, どうにもそれまでのヒリヒリとした,緊張や興奮といったものが薄れてしまった印象です. また,この結末自体は悪くないのですが,そこへと至る流れがいささか大味に感じられ, 重要そうに見えた人物のやや雑な扱いなど,駆け足気味の終盤には物足りなさを覚えます. ただ,最後の様子を描いたイラストは素晴らしく,締めの台詞ともにやさしさが広がります. このほか,新型ウイルスの件をはじめ,2020年あたりの世相や言葉がチラホラと見られ, ブラックやコンプライアンスを口にする彼らには,言葉にはしづらいのですが違和感が…. キャラクタややり取りも,当然に今の西尾さんで,再開の前後では雰囲気が違って映ります. 「2020年の今だからこそ辿り着いた最終巻」と,『あとがき』で触れられていましたが, もしも連載が止まらず,2010年あたりで終わっていればどうなっていたのか,少し複雑で, 『赤き時の魔女』のように時間を跳び越え,そちらの結末も読めたらと考えてしまいました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体として圧倒的に熱量が足らない。 良くも悪くも器用にまとまった作品。 狂気はもうどこにもないんだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終幕に向けてか、途中から世界線が現実よりになってきて、少し寂しい気持ちになってしまった。2020に書かれたぶんは世相の影響を受けるのもわかるが、それはそれとして3巻の続きにしてはなんだかどうも熱量が足りない気がした。中断のせいで作者のテンションが下がったのかはわからないがやはり、中断しないで続いていたらもう少し長くなってたんじゃないかと思う。とくに創貴父についてはもっと読みたかったので物足りない。最終巻にしたって上下巻くらいの尺が欲しかった。先に書かれた混ぜ物語のりすか編はキレキレでとても面白かったし、完結はしたけどなんとか続いて欲しいシリーズ。りすかも創貴も終わるにはおしいキャラだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん、評価が難しい。西尾維新に対して道徳観とか常識とかを期待してはいないが、さすがに小学生による殺人というのはどうだろう。ヒロインであるりすかが、ばらばらの死体になったり血の海で再生したりするのはかまわないとしても、創貴のサイコパスぶりには賛否が分かれるだろう。 超能力と魔法の違いにも疑問が生じる。りすかの力が魔法で、「美少年探偵団」の眉美の特殊能力は超能力というのもよくわからない。また、長崎県を魔法使いの独立国のように描くのもいろいろ意見が出そうだ。『翔んで埼玉』のように、地元の人間が笑ってくれればいいのだけれども。それでも、作者の饒舌ぶりと蘊蓄を延々と語る表現は嫌いではない。こうした小説を「むふふ」とほくそ笑んで読める幸せをかみしめたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
異能バトルとミステリーの混合。 ジョジョによく似ています。 まずは相手の異能の応用性に苦戦し、調子に乗った相手を策略にハメて逆転勝利というパターンは、完全にジョジョです。 本書後半に出てくる、つかず離れず戦うことで力を発揮する異能というのも、ジョジョの3部に出てきましたね。 大きく異なるのは主人公像ですかね。 小学生の少女を犠牲にしておいて居直るあたり、少年漫画の主人公としては完全にNGで、この小説の個性です。 この人にジョジョのノベライズをやらせてみたり、逆に荒木飛呂彦にこの小説のコミカライズをやらせてみたりすると、おもしろそうだなと想像したりしました。 出版社が違うという大人の事情で難しいとは思いますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、ノベルス版を全巻購入していたのですが 長年次巻がでないままだったので処分してしまいました。 久しぶりに読みましたが魔法の設定が西尾維新先生らしくて 面白いです。 今度こそ最終巻まで出してくれることを願っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西尾さん尖ってるなぁという感じ。 設定もキャラもエグい。 でもむちゃくちゃ笑える、面白い。 グイグイ読まされてしまった。 最近の物語シリーズより面白かった。 完結してないようなので続きを書いて欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 第三巻(07年03月) 以来,長らく止まっていたシリーズが このたび再開(20年04月) , これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは 04年07月に出た第一巻 となります. ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが, 当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく, 『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました. 一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く, ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが, 事前から事中,事後まで,後々の『 伝説シリーズ 』などにも見られる思考ゲーム寄りで, 引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます. 最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い, 小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか, さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか, 全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新本格とは何のことかわかりませんが、魔法というより、超能力や異形をモチーフにした伝奇ものシリーズ。主人公は小学生にして、世界を幸せにするとのたまう性格の悪いガキですが、お話は奈須きのこトリビュートというかんじで面白いです.現在3巻まで発行されていて、4巻で完結。ほんとに西尾維新は何でも書けるんですね.この才能はおどろきです。タイトルで食わず嫌いせず、ぜひ読んでください.おすすめのシリーズです. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「魔法少女」というタイトルをみて、かなり避けてました。「きみとぼくの壊れた世界」で主人公も語っていたように、タイトルが悪いと本は売れない。これがその本じゃないのかな? 実際レジにもっていくのが恥ずかしがった。 口伝えで注文するのはとてもできない。タイトルを違う風にしてほしかった。 内容は第一話はすらすら読め、気に入った。 ただ、二話目は落ちがきつい。小学五年生の、仮にも主人公?のキズタカの性格がきつい。 戯れ言シリーズは好きなんですけど、タイトルの割にグロさが充満している。ある意味バトルロワイアルを超えるグロさ。私にはちょっとあわないかな。 そろそろ西尾維新、卒業かなと感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戯言シリーズを先に読まれた方には、世界観や人物像の深さで物足りなく思えるかもしれません。私もその点で少しがっかりしました。 しかし、読み進むうちにそれは作品の目指す方向性の違いだということが理解できました。 このシリーズでは「魔法」を使った「戦い」= 「ゲーム」を楽しんでください。 JOJOファンを公言する作者が「スタンド」を「魔法」に置き換えて自分流にやってみたということだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「戯言シリーズ」で人気の西尾さんの新シリーズ。 魔法とか魔女とかの概念が西尾さんらしい設定になっています。 今までの魔法とか魔女とかとは一味違う!! まず主人公が野望を持ってる。 戯言のいーちゃんとは一見全く違う性格です。 あとキヌさんの絵はすごいです! これは必見。(いうまでも無いかな(^^;)) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに西尾維新の雰囲気は出てるし、決してつまらなくはない。 ただ、戯言シリーズに見られたある種の、高揚感みたいなものが消えている。自然、この作品に期待していない僕がいる。他の作品を早く書けよ、と。きみと僕の壊れたせかいの続き、というか、なんと言うか、早く書けよ、と。 もう、こんなの書かないでくれ。ミステリちっくなものに戻ってくれ、と願ってやまない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに「魔法少女」はでてくるけど、リリカルでもマジカルでもなくどっちかってゆーとハードSFぽい。魔法の体系は理詰めなんだけど、はじけてるし、主人公たちもかわいいのか凶悪なのかそれとも冷静なのか最初は判断つきにくいです。徐々にかわいく思えてくるけどね。イラストの使い方凝ってます。2巻がすぐ読みたくなること請け合います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!