幽霊絵師火狂 筆のみが知る



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    初公開日(参考)2022年06月
    分類

    長編小説

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    幽霊絵師火狂 筆のみが知る

    2022年06月30日 幽霊絵師火狂 筆のみが知る

    その男の絵は、怖くて、美しくて、すべてを暴く。 大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草紙や赤本を読む毎日だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」と言う彼は、怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだ。絵の犬に取り憑かれた男、“帰りたい”という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君……。幽霊たちとの出会いが、生きる実感のなかった真阿を変えていく。(「BOOK」データベースより)




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    幽霊絵師火狂 筆のみが知るの総合評価:8.50/10点レビュー 4件。Cランク


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    No.4:
    (5pt)

    過不足のない文章

    事件は、解決ではなくても片がつきます。
    絵師の心情をもう少し知りたいが、しかし踏み込みすぎない。
    ほんの少し物足りないような気持ちになるのが不思議な後味。
    幽霊絵師火狂 筆のみが知るAmazon書評・レビュー:幽霊絵師火狂 筆のみが知るより
    4041117321
    No.3:
    (5pt)

    美しい情景が浮かびました

    絵師さんと主人公の関係性がとても美しい情景として思い浮かびました。普段は食べ物にまつわる小説の多い作家のイメージがありましたが、食べ物が出てこなくてもこちらのような美しい作品をもっと読みたいです。
    幽霊絵師火狂 筆のみが知るAmazon書評・レビュー:幽霊絵師火狂 筆のみが知るより
    4041117321
    No.2:
    (3pt)

    楽しく読みました

    機微と不思議の度合いが丁度程よく面白く読みました

    …この時代にその状況で母や姉は「怒る」事が出来たんだろうか…?「負って当然」の基本的価値観があったりすると自分が怒ってる事にすら気付かないのもままある事で。恨みは募らせる事が出来ると思うが
    理不尽に怒りを感じて当然という先人が積み重ねた現代に感謝するのか、まだまだ残ってる理不尽と戦ってく気概と姿勢を持つのか、ちょっと思索にふけってみた

    楽しく読みました
    幽霊絵師火狂 筆のみが知るAmazon書評・レビュー:幽霊絵師火狂 筆のみが知るより
    4041117321
    No.1:
    (4pt)

    生者と死者のドラマ

    江戸という呼び名は過去のものとなっても、武家支配の時代の陰影をまだそこかしこに残す世に出会った、大店の料理屋のワケあり養女と、店に居候する不吉絵を得意とする流浪の絵師。薄幸の影をやどす娘と、この世のものでない存在を、その目に映しているらしい絵師とのあいだに巻き起こる、絵にまつわる怪談の数々。近藤女史の軽妙な筆先が描きだす怪談は、背筋が寒くなるような恐怖を伝えてくることはない。しかし、日常の謎を解く謎解きミステリ的な展開で、怪談の背後からあぶり出される、生きる人間の懊悩と、この世に思いを残した者の執念が、暗澹と入り混じった情念のドラマが、哀切な余韻のさざ波を、読後の胸に静かに伝えてくる作品となっている。
    幽霊絵師火狂 筆のみが知るAmazon書評・レビュー:幽霊絵師火狂 筆のみが知るより
    4041117321



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