幽霊絵師火狂 筆のみが知る
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幽霊絵師火狂 筆のみが知るの総合評価:
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事件は、解決ではなくても片がつきます。 絵師の心情をもう少し知りたいが、しかし踏み込みすぎない。 ほんの少し物足りないような気持ちになるのが不思議な後味。 | ||||
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絵師さんと主人公の関係性がとても美しい情景として思い浮かびました。普段は食べ物にまつわる小説の多い作家のイメージがありましたが、食べ物が出てこなくてもこちらのような美しい作品をもっと読みたいです。 | ||||
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機微と不思議の度合いが丁度程よく面白く読みました …この時代にその状況で母や姉は「怒る」事が出来たんだろうか…?「負って当然」の基本的価値観があったりすると自分が怒ってる事にすら気付かないのもままある事で。恨みは募らせる事が出来ると思うが 理不尽に怒りを感じて当然という先人が積み重ねた現代に感謝するのか、まだまだ残ってる理不尽と戦ってく気概と姿勢を持つのか、ちょっと思索にふけってみた 楽しく読みました | ||||
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江戸という呼び名は過去のものとなっても、武家支配の時代の陰影をまだそこかしこに残す世に出会った、大店の料理屋のワケあり養女と、店に居候する不吉絵を得意とする流浪の絵師。薄幸の影をやどす娘と、この世のものでない存在を、その目に映しているらしい絵師とのあいだに巻き起こる、絵にまつわる怪談の数々。近藤女史の軽妙な筆先が描きだす怪談は、背筋が寒くなるような恐怖を伝えてくることはない。しかし、日常の謎を解く謎解きミステリ的な展開で、怪談の背後からあぶり出される、生きる人間の懊悩と、この世に思いを残した者の執念が、暗澹と入り混じった情念のドラマが、哀切な余韻のさざ波を、読後の胸に静かに伝えてくる作品となっている。 | ||||
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